『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・
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ブナの森・山歩・・・日本百名山「荒島岳」

2013年10月06日 | 一山百樂
先週、北陸三県、信越の「山や」が集うイベントが有った。
「北信越交流登山」越前は福井県の大野市を会場に前夜祭の宴によく日の登山・・
前夜祭は飲めや歌えに盛り上がったようでした・・私といえば前夜祭当日は稲刈りの真っただ中だった、稲刈りもスムーズに済み後は友に任せ、取り急ぎ「黒縁メガネに赤いマント」をひるがえし      いざ福井へ・・・

   

しばし、スキー場の跡地を登山口へと登る、結構なウオーミングアップだった

 

    

見事なまでのブナの森、マイナスイオンで見も心もリフレッシュ!!

    
遠く加賀の名峰「白山」が見える


大野から見る荒島岳


標高1523m決して高い山ではないが「深田久弥」は日本百名山の一つに加えた。
見事なブナの森に頂からの展望に「うーん」久弥が選んだ訳はこれか!と、でもどうやってこの地方の山を知ったのだろう・・お隣、北アルプスには名峰が沢山あるのにと・・・家に帰り久弥の日本百名山の本を読み返して見ると、久弥の生まれが石川県、母の生まれが福井県、進学は旧制福井中学・このころから山への病みつきが始まったようである。そして、姉の嫁ぎ先を訪ね、荒島岳を初めて知り、「東南に当たりゆったりと両側に尾根を引いた大きな山が見えた。子供ごころにも、美しい山だと印象に残った」と記してある。その後大学に進み故郷以外の山に登りだした。そして、ある時、幼いころに見た地の反対側から見た「マッターホルン流に突っ立ったいかめしい形に別の美しさに心を強く捕えた」と・・それから百名山を選出するにあたり「能郷白山」と「荒島岳」どちらか迷ったそうであるが最後は山の気品で荒島岳を選んだようだ 
今回の山歩も我が里から結構、遠い・・でも良い山だった、まだまだ未踏の名山が沢山ある、今回は距離的に結構ハードだったけど再び訪れたい山・北陸の名湯も沢山ありのんびりと湯船にもつかりたい・・・
コメント (4)
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