『四季彩々里山だより』

大切な自然・四季の風景を未来へ・・・お訪ねいただきありがとうございます

キツツキの音が聞こえる森・・

2014年02月11日 | 一山百樂
久々・・ザックに肩を通す

戸隠の森を山歩・・



何か月ぶりだろうか、ずっしり肩に食い込む・・

車のドアをあけると急激に寒気が入り
暗闇の中、吐く息が白く光る
まだ、星が輝く時間、ヘットランプの明かりを頼りに歩き出す

新雪にスノーシューがキュ、キュと鳴りだす、サラサラのパウダーだ・・
ほんの数分で黒い上着が白く・・吐く息で胸元がバリバリに凍てつく
そして、頬が痛いように冷たい

日の出の時間との戦い、背中から追ってくる朝日にピッチがあがる
久しぶりのザックと数台のカメラ、余りにも厳しい寒さに余計に着込んだ
衣類に汗が頬を伝い始めた・・そして、帽子から氷柱が・・・

お決りの場所にたどり着く前に日が昇ってしまった・・

日が昇ると次第に、木々の霧氷と雪面はダイヤモンドを
散りばめたようにキラキラ輝く感動の瞬間!

足のオペの後、日柄と共に気持ちは頂をと・・
気だけは、はやるが中々体が言う事を効かない
診ていただいたDrからはDrストップが掛かったままなのではあるが・・

誰も居ない静かな森、時折、コンコンコン・・・ダダダダ・・・キツツキが

まだ、骨の折れる足ではあるが久々に荷物を背負い歩けた小さな幸せ、戸隠の森に感謝・・