ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

景気のいいお話で・・・

2008-03-21 10:12:58 | 思う事(~2010年3月)
最近の無錫関係ニュースより。

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<江蘇省無錫市で築7年足らずの23階建てのビル爆破予定>

無錫市中心部にある無錫市第一人民病院の築7年の23階建てビルを爆破する計画が浮上している。報道によると、この病院は3776.7万元で建設され、江蘇省でも大規模な爆破工事となる予定だ。
 爆破の原因は、市の都市計画によるもので、この病院エリアにショッピングモールをつくるため。病院はすでに2007年12月に移転し、あとは建物を壊すだけとなっていた。病院の関係者は口を閉じているが、周りの市民からはあまりにも新しいビルの爆破に、無駄遣いの声があがり始めている。
 中国政府中央が折しも資源節約を提唱し始めたばかりのことだけに、4月に予定されている爆破に市民の関心が集っている。
(上海エクスプロラより
http://www2.explore.ne.jp/news/article.php?id=8685&r=sh)

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これは2月24日ブログに書いた人民病院が新しく移転した事、それにより旧建物がどうなるか、というニュースなのだが、旧人民第一病院は街中にあるので確かに一等地。しかしショッピングモールにする為に築7年のビルを爆破とは、いやいや、景気のいい話だ。

そんな時に、上海の知人からメールが届いた。

上海で文庫活動をする知人によると、大阪国際児童文学館が大阪府の財政再建、施設見直しの一環で、施設の存続が危ぶまれているとの事。大阪府に子ども達の読書の機会を奪わないでほしいと要望する声が多数あがっているそうだ。

日本では財政難の地方自治体が大変な事になっているのに、かたやこの無錫市政府の大盤振る舞い・・・。
日本はいったいどうなるんだか・・・。
無錫もそんなに無駄使いをしていると、いつか大変な事になるかもよ~。
コメント
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