ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

子どものお小遣い

2009-06-09 14:40:49 | こども関係(~2010年3月)
子どもにいつから、いくらお小遣いをあげるのか。
それぞれのお家でそれぞれ違う事だろう。

現在日本の学年では小4の息子、彼の場合は自分から
「お母さん、ぼくお小遣いがほしいんだよね。」
と言ってきたのがスタート。

「何に使うの?」
と聞くと、
「なんか買いたいものが出てきた時に使う。」
との返事。

彼の学校の友達の中には、時々学校にお金を持ってきたりする子もいるらしい。

日本の学校では学校に余計なものは持っていかないだろうし、私も、たとえ中国の学校でも余計なものを持っていく必要はないと思う。(だから息子のお友達でお金を学校に持って行くのは’なんで?’と思う。)

遠足にもお金を持っていった子がいたようで(先生は禁止と言ったらしいのに)、他のクラスメートにお構いなしに遠足先でジュースなどを自分で買って飲んでいたようだが、こういうのはお小遣いをあげた大人が使い方をしっかり教えてやらないといかんなあ、と思う。

息子は、自分で好きに使えるお小遣いに憧れているようで、確かに小4にもなればお小遣いもよかろう、と、この4月からお小遣いスタートとなった。

さて、問題は金額。
相場はいくら??

日本だったら小4だと、1ヶ月500円?1000円?
中国だと、10元くらい?

中国の場合、安ーいお菓子や文房具なら1元2元の世界だが、輸入品なんかを買ったらお菓子が一つで20元くらい。差が大きすぎ。

中国人にとってのお金の価値観も日本とは比べ物にならないくらい個人差が大きく、10元でも’高い’と感じる人もいれば’安い’と感じる人もいて難しい。
中国で子どもにお金を持たせるのが嫌な理由の一つに、たとえ10元でも子どもが持っているのを見て、それを奪おうとする人が多数存在するだろう、というのがあり。余計な危険を作りたくない。

とはいえ、お金を管理する能力もそろそろ必要。
うーん、と考えて、用もないのに学校へお金を持っていかないこと、お金を人に見せびらかしたりしないこと、と言い聞かせて、30元を毎月のお小遣いとする事にした。
30元=450円、こんなもんかな?

4・5・6月と3ヶ月が過ぎ、息子は自分でアイスを買った時と本を買った時にお小遣いを使った様子。
(貯まるばっかりでいいなあ・・・。)

夏、日本に帰れば、たまに会う孫へとおじいちゃんおばあちゃんからお小遣いをもらって、お祭りでしょーもないものを買う息子だが、お金の使い方も大切な生きる力。計画的に使ってね。








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