ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

2020年、どうなっている?

2010-05-10 12:49:31 | 思う事(2010年4月~)
4月27日の読売新聞一面に掲載された堺屋太一:作「未来小説 2020年」、’若者 職求め中国へ’という一面トップの見出し(実際は小説の中の話)がショッキング、と各方面で話題だったのだが、先日図書館のバックナンバーで私もようやく読んだ。

小説の中の話とはいえ、10年後には円安が進んで1ドル=240円、1元=70円になっていて、「重慶の工場は1万5千元(2020年レートでは約100万円!)も手取りでくれるんだよ」という日本人若者。

そこまで極端に円が暴落するとは思えないけど、日本はこのままではかなりマズイ事になる、というのはたぶんみんなが感じている事。

どうにかなるのだろうか・・・。

みんなが変化を期待してるけど、しっかりした道筋を示す事ができる人がなかなか出てこない。
今日の日経新聞社説で
「役員室を国内外からの逸材で満たせ http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE2E5E2E4E5E7E3E2E3E2E2E7E0E2E3E28297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D 」

と記事があったが、そのうち政治の世界も日本人ではどうにもならなくて海外からの力がものすごく強くなっちゃったりして・・・。

日経の記事で、海外に出たがらない若者が増えている、というのはとても残念。
海外に出て行くしかないのに手当削減などで単身赴任者ばっかり増えている今の状況も、長い目で考えれば未来の人材育成にものすごい影響が出ているだろうに・・・。

そういえば補習校でうちの息子が書いた作文も、10年後の自分、2020年の事だ。
ステキな2020年になれば良いのだけれど。
コメント (2)
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