ふーだお通信

2010年までは中国での生活日記。2010年以降は福島(中国語でfudaoと発音)での事。

息子 小学校体験入学

2006-07-04 13:09:30 | こども関係(~2010年3月)
7月2日に子ども二人を連れ、日本へ帰ってきた。これから8週間日本での夏休み。

今年は息子、初めての小学校体験入学に挑戦。
帰った次の日から、早速学区内の小学校へと向かう。

前もって校長先生に手紙で事情をお知らせし、その後実家の母が一度小学校へ来て説明を受けている。母の話だと、先生は「日本語は大丈夫ですか?」と心配している様子。日本語は大丈夫だけど、私としてはやっぱり心配。初日の朝、7時50分頃息子と一緒に学校へ。

この小学校、うちのダンナさまと私の母の母校。2年程前に校舎の改築をしたので、学校の中はすごーくきれい。障害を持つ子どもも受け入れているので、バリアフリー対応、私の子ども時代の学校はコンクリートのイメージだが、この学校は全体的にナチュラルな感じで、壁も階段も木の風合い。すばらしい!!

朝、担任の先生とお会いして8時からの始業時間に一緒に教室へ。先生と一緒に教室に入る息子を見て、クラスの子数人から「あ~っ!!」という声。昨年まで夏休みに帰った時にお世話になった保育園でのお友だちが数人クラスにいて、息子も嬉しそう。
先生が紹介してくれた後、息子は小さな声で「よろしくおねがいします。」とあいさつ。
ずっと見ていたい気もしたが、邪魔になるので私はここで帰った。
帰りながら、息子も1年生か~、と思った。

そして下校時間。この日は集団下校の日だったそうだが、先生と話す為に1年生が帰るまで待って、息子と先生、教頭先生までもいらして懇談。
今日の様子を聞くと、給食はおかわりしたし、体験入学なので教科書や道具などないものもあったのだが、ちゃんと先生に「ぼく持ってません」と話したそう。
先生方は、いきなり小学校生活に入るのは大変でしょうから無理なさらずに、と心配してくれるが、中国の幼稚園や小学校は学期が始まると、慣らしもなにもなくいきなり夕方4時まで学校生活が始まるので、大丈夫だと思います、と話す。
(しかし確かに迎えに来た時見た息子の顔は疲れていた。)

先生には面倒な生徒が一人増えて申し訳ないという気持ちで、ひたすら「お願いします」と話す。先生は、申し訳ないが勉強の面まではあまりサポートできない、との事。そりゃそうだ、こちらはこの間まで幼稚園児しかも中国で。周りは4月からコツコツ勉強して今に至る1年生。私も、この体験入学の目的は、日本の学校生活を体験する事、と伝える。
その方針をお互いに確認して、では明日も元気にいらっしゃい、と学校を出る。

家に帰ってから、宿題のプリントと音読のチェック、明日の時間割の確認やプールの準備などで大忙し。
疲れた様子の息子を早くお風呂に入れてゴロゴロさせていると、9時前には眠った。

娘はそんなお兄ちゃんの様子を見て、「私も保育園にいく!」と大張り切り。それならどうぞ行ってください、と、昼間近所の保育園に短期受け入れの手続きを済ませたが、夜発熱。明日の登園は断念。息子も疲れて熱出さなきゃいいけど。

さてさて、息子の小学校体験、7月20日まで続くが、どうなることやら。


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