もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

38.4km走って、やっと、アマサギに出会う

2016年05月18日 18時06分09秒 | 日記
 今日は朝から見事な五月晴れ。妻が「一円晴れだ」と言う。何かと思ったら、「1円は、それ以上くずれないでしょ」とのこと。くずれない天気だから1円晴れとは、言い得て妙だ。

 さっそく自転車で出かけることにした。風もなく、爽やかな最高の天気だ。今日は見沼自然公園に先に行くことにした。家から約10km、坂もあり、結構疲れる。さぎ山公園で暫し休憩。公園のベンチでコーヒータイムにしていると、猫が2匹やって来た。日陰に入り、毛繕いしている。



 見沼自然公園の中を通り、北に向かう。田んぼを捜して走っていると、田植えの終わった田んぼの中にコチドリがいた。何度出会っても、可愛らしい鳥だ。

 畑の端を何かが動いているのが見える。キジだ。顔の周りにある赤い皮膚?があるので、遠くからも直ぐに分かる。メスも近くにいるようだ。カメラを構えていると足早に草むらに逃げ込んだ。

 トラクターで田んぼを掘り返している。その後をハクセキレイが追いかけている。ムクドリも群れでやって来た。

 市民霊園に行くと、正門脇の沼地にサギがいる。首から胸にかけて、斑紋がある。アオサギのようだがはっきりしない。後で、家に帰って調べたら、アオサギの幼鳥のようだ。初めての出会いだ。

 田んぼに戻ると畑地の中で何かが動いている。ちょこっと頭が見えた。冠羽のようだ。ヒバリではないかと思い、急いでカメラを向ける。すると、空高く舞い上がってしまった。青空に舞い上がったヒバリを狙ったが、上手く撮れなかった。暫く待っていると、また地面に下りてきた。何とか撮影成功。



 田んぼの畦を走っていると、小学生が見学に来ていた。賑やかで、鳥もどこかへ行ってしまったようだ。

 自然公園に戻り、昼食にする。林の中では幼稚園の子どもたちがお弁当を開いている。何とも微笑ましい光景を眺めながら食事にする。池の畔では、カメが甲羅干ししている。

 食後、再び田んぼの中を走る。まだ田植えをしていない田んぼに白い鳥が見えた。コサギかと思い、カメラを向けてみた。何と、コサギではなくアマサギだ。これまで出会いを楽しみにしていたアマサギに出会うとは。感激。

 ところが、あまりに遠くて撮影できそうにない。そうっと自転車を押して近づいてみる。せっかくのチャンスを逃してはと思い、何とか撮影できそうなところからカメラを覗く。

 「亜麻色の長い髪を…」というグループサウンズの歌が頭の中に浮かんだ。亜麻色と言うよりは、飴色に近い気がする。全身が白いシラサギと比べると、何とも上品なサギだ。思ったほど大きくなく、コサギより小さそうだ。

 仕切りに餌をついばんでいる。何枚も撮ったが、後で見るとピンぼけの写真が多かった。やはり、倍率を上げると鮮明に撮ることはできない。残念。



 それでも、アマサギとの出会いに満足して帰ることにした。帰りは東縁用水に沿って走る。

 途中、通船堀で休憩。用水にカルガモの親子がいた。小さな体で必死に泳ぎ回る子ガモの姿は見ていて心が和む。

 今日は38.4km走ったが、これまでにない充実した一日となった。

( 昨日は時間がなく、投稿するのが今日になってしまった。5月19日 記 )