もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

80番目の出会いは「オシドリ」

2016年10月22日 15時47分29秒 | 日記
 昨日も今日も曇り空が続き、気温が低かった。北海道では初雪が降ったと言う。鳥取では震度6弱の地震が起き、まだ収まっていない。日暮れが早くなり、午後5時には暗くなる。こんな季節になると、何となく人恋しくなる。

 昨日は1日濡れ縁作り。切り出した部材を組み立て、ヤスリをかけて塗装した。防腐剤入りの塗料を使ったが、色合いが気に入らない。そこで、今日は午前中に二度塗りをしてみた。色が濃い目に仕上がり、まあまあの出来になった。

 午後からは、バイクで草加公園に行ってみた。公園の木々も紅葉が始まり、芝生広場には大勢の家族連れが来ていた。晴れていれば暖かくなるのだが、曇っているために寒いくらいだった。

 池に行くと、カメラを構えた人たちがいた。何と、オシドリが来ているという。見ると、池の端にカルガモに交じってオシドリがいた。いつか出会いたいと思っていたが、こんな町中の公園にいるとは驚きだ。カメラを向けると、羽色が実に色彩豊かだ。80番目の出会いに感激。



 オシドリは、杭に止まったまま動こうとしない。写真を撮るにはちょうどいい。場所を移動しながら何枚もシャッターを切る。水の中にいる姿も撮りたいと思ったが、動く気配がない。

 そこで、いつも行く森に行ってみることにした。森に行くと、望遠レンズをつけたビデオカメラを構えている人がいた。話しかけると、私がいつもブログで見ていた人だと言う。何という奇遇か。毎日楽しみに見ていると言うと、ありがとうございますと言われてしまった。感謝するのはこちらの方だ。

 暫く待ったが、野鳥の姿はない。この前来た時にはキビタキのメスがいたのだが…。

 再び池に行くと、オシドリが水の中に入っていた。カルガモやハシビロガモ、ヒドリガモ、オナガガモに交じって泳いでいる。前回来た時にはカルガモしかいなかったが、随分と種類も数も増えている。

 泳いでいる姿を何枚か撮影する。何度見ても、きれいな鳥だ。メスがいないかと探したが、その姿はなかった。オスだけいるのは繁殖期ではないからだろうか。昔からオシドリ夫婦と言うくらい仲の良い鳥だと思ったが…。



 池の周りをまわると、水鳥に餌をやっている人がいた。親子連れで、子どもらが喜んでいた。野鳥に餌をやることは好ましいことではないが、親子の楽しそうな姿を見ると注意する気にもならない。

 帰りがけ、池を見るとオシドリがまだいた。撮影している人と話をすると、数日前にはアメリカヒドリも来ていたという。まだ出会ったことのない野鳥だ。野鳥との出会いは偶然でしかない。いつの日か、出会えることを楽しみに家に帰ることにした。