気ままなピークハンターズの山旅

日本百名山の頂と風景や国内旅行を中心とした絶景を掲載致します

小春日和の南信州廃村「大平宿」を訪ねて

2022-12-03 11:25:34 | 旅行
こんにちは!
南信州の深い山の中、江戸時代にひらかれた小さな宿場町
中山道と三州街道(伊那街道)を結ぶ大平街道のほぼ中間地点、
標高1150mの大平高原と呼ばれる山中のわずかな平地に建物が点在している
廃村の大平宿(おおだいらじゅく)を訪ねてみました

南信州廃村「大平宿」
丸太が置かれた車止めを進み、江戸時代の佇まいを残す古民家
散策に!  古き時代にタイムスリップ!

南信州廃村「大平宿」シンボル
大平宿(おおだいらじゅく)は、長野県飯田市に存在した宿場町である
中山道と三州街道(伊那街道)を結ぶ大平街道のほぼ中間地点、
標高1150mの大平高原と呼ばれる山中のわずかな平地に建物が点在している

現在は「いろりの里 大平宿」として保存され、
不定期で各種イベントが行われている
また一般開放されているので、協力費を添えて申し込めば、
古民家一軒を借り切って宿泊(すべて自給による)
することも可能となっている 2017年4月以降、大平宿の宿泊の問い合わせは、
飯田市からの指定管理者となった南信州観光公社が行っている

昭和45年集団移住により村としての歴史を閉じた
大平宿(おおだいらじゅく) 集団移住の記念碑

大平宿(おおだいらじゅく)民宿 丸三壮
訪れた2022.11.27は季節外れで営業しておりませんでした
シーズン中、営業しているのかは南信州観光公社に確認が必要

小春日和の大平宿古民家
シーズン中は南信州観光公社に申請し、宿泊、いろり体験が
出来るようです いつの日か古き時代にタイムスリップ!してみたいです

江戸時代の佇まいを残す原風景

小春日和の大平宿古民家 風景



古民家が建ち並ぶ古き時代にタイムスリップ!

古民家の軒先
閉まっていましたが、ガラスの木戸を覗くと大きな囲炉裏が
見えていました いろり体験いつの日かしてみたいと思います

この古民家は江戸時代末期に建てられたようです
真新しい煙突がついていましたが?
この古民家の先には16世紀後半から行き交った古道もあります
大平宿が山田洋次監督「隠し剣 鬼の爪」
(2004年松竹)のロケ地となっていて、
最終の決闘シーンはどうも宿場入口近辺で撮られたようです

大平宿(おおだいらじゅく)入口付近にあった石仏
いつ頃から宿場を往来する人々を見守ってきたのでしょうか?

大平宿(おおだいらじゅく)入口付近から眺める
建ち並ぶ古民家 古き時代にタイムスリップ!



比較的新しい蔵
近年 焼失して建て直されたようです

江戸時代の佇まいを残す原風景



小春日和の大平宿古民家 原風景

大平宿古民家軒先

いろりの里 大平宿の看板

大平峠(おおだいらとうげ)付近にあった
おそらく誰も通らないであろう大平街道旧道道標



最後まで御覧頂きありがとうございます
次の投稿までご機嫌よう 



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飯田市、木曽郡南木曽町への最短経路の大平峠

2022-12-01 14:32:38 | 登山に通った峠道
こんにちは!
日本の峠は約3773件存在するそうです
かつて、山登りでいったいどのくらいの峠を越えていったのでしょうか?
よっぽど印象に残った峠道以外は>ほとんど素通りして記録に残っていないのが現状です
年のせいでしょうか 人生の峠道 苦労しながら越えて行った峠道、
車に乗り難なく越えて行った峠道、人生の岐路にさしかかり思い出しております
峠(とうげ)とは、山道を登りつめてそこから下りになる場所
山脈越えの道が通る最も標高が高い地点である
今回の記事は飯田市、木曽郡南木曽町への最短経路の
大平峠(おおだいらとうげ)を掲載してみたいと思います

南木曽側より大平峠(おおだいらとうげ)を眺める
別の名は木曽峠
大平峠(おおだいらとうげ)は、
長野県の飯田市と木曽郡南木曽町の間にある
標高1,358mの峠 別名「木曽峠」とも言う
通り峠はトンネルであるが、まるで土管のようである

飯田市から木曽郡南木曽町へ抜ける最短経路である大平街道
(長野県道8号飯田南木曽線)に二つある峠のうちの一つで、
飯田市・南木曽町境にある 県道8号線上で最も標高が高い峠である
霧の深い峠としても知られており、明け方や雨天時には注意が必要である
冬季は路線が閉鎖されるため通行できない

木曽郡南木曽町へ抜ける峠道
飯田市(いいだし)と木曽谷南部の南木曽町(なぎそまち)妻籠(つまご)を
結ぶ通称大平街道

木曽郡南木曽町側 大平峠/木曽峠にある東屋

木曽郡南木曽町側 峠道

大平峠(おおだいらとうげ)飯田市側トンネル出口

飯田市側より眺める大平峠(おおだいらとうげ)

飯田市側に設置されている大平峠(おおだいらとうげ)看板
長野県南西部、木曽山脈(きそさんみゃく)の南部を
東西に横断する峠 木曽峠ともいう
標高1358メートル 
飯田市(いいだし)と木曽谷南部の南木曽町(なぎそまち)妻籠(つまご)を結ぶ
通称大平街道の峠で、近世初期以来、
中山道(なかせんどう)の宿場(しゅくば)妻籠で荷を積み換え
木曽山脈を横断した物資の輸送路で、
多くの物資運送の馬が通り、
中央本線や飯田線が開通したのちも盛んに利用された 
1919年(大正8)には定期バスも運行されたほどである
しかし、昭和40年代初めからは急速に交通量が少なくなり、
バス運行が廃止されただけでなく、
峠の東にある大平街道の宿駅であった
大平集落28戸も1970年(昭和45)には全戸離村し廃村になった
近年大平集落の保存運動がおきている 
街道には茶屋がいまなおあり、峠からの眺めはよく、
道標も残されている



大平峠(おおだいらとうげ)周辺の案内図

二つの名前を持つ峠 周辺の案内図にも記載されている
大平峠/木曽峠



最後まで御覧頂きありがとうございます
今回の掲載記事にも紹介している全戸離村し廃村になった
大平集落について次回記事にふれてみたいと思います
次の投稿までご機嫌よう




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