モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2024年の鳥海山。彼方此方から

2024年12月29日 | 鳥海山(年次)

(いつもご覧いただきありがとうございます。私、冬期間は山歩きを休止しております。
そのため、今後しばらくリアルタイムの山歩き記事は投稿出来ません。
投稿自体も間遠になり、有っても振り返りや再編集の記事が主体となりますが、
どうかご寛容下さい。引き続きよろしくお願いいたします。)


例年、冬場の秋田は天候不順で鳥海山はなかなか見えないものだが、
今年はいつもと様相が違うようだ。
異常なほどの暖冬で、秋田市には積雪がほとんど無かった(除雪車出動もたしか一回だけ)。
そのためか今年の冬は鳥海山が割とよく見えた。
手始めは1月11日。この日は夕方近くなってから、にかほ市に見に行っている。

2024/01/11 にかほ市象潟町大須郷から。



ここから望む鳥海山は左に支峰の稲倉岳が突き出し、

右側は盾状の西鳥海山が前に迫り出しているためちょっと変な格好に見える。
しかしこの地に住まう人々にとっては、この姿が鳥海山なのだ。

この日は象潟町小滝で日没を迎えた。
ここからアーベンロートの鳥海山を眺めたのはこの時が初めてだった。

2024/01/11 にかほ市象潟町小滝から。



2月17日は山形県の最上町や新庄市を訪ねている。その帰り道、鳥海山がよく見えた。

2024/02/17 新庄市と金山町の境界付近から。


ここは国内でも有数の豪雪地帯の筈だが、今頃の季節に雪がほとんど無かったのに驚いた。

翌2月18日は秋田県内から鳥海山を眺めた。

2024/02/18 由利本荘市桃野谷地沢付近から。



上坂では暖冬のせいか、水田の雪が融け、逆さ鳥海が見えた。

2024/02/18 にかほ市上坂から。



三月下旬は晴れた日を選んで(山形県)鶴岡に行くことが多い。これは高館山の雪割草を見るためだ。
ところがこの日、鳥海山は雲に隠れていた。
帰り道、遊佐町に差し掛かったら、雲が取れ、姿を現した。
今年初の庄内鳥海だ。

2024/03/24 遊佐町藤崎から。



この日、にかほ市まで戻って来たら、ラジオで大相撲の中継が始まった。
にかほ市田抓まで来て、次の写真を撮っているときに尊富士が110年ぶりの新入幕優勝を果たした。

2024/03/24 にかほ市田抓から。



4月2日も雪割草を見に庄内の山に来たが、帰りに寄った酒田市八幡のファミリーマートから。
当時、屋根の上に富士山が乗っかって見える山梨県のコンビニが話題になっていた。
秋田山形には鳥海山の姿がよく見えるコンビニがいくつかあるのだが、こちらはさっぱり話題にもならない。

2024/04/02 酒田市八幡のファミリーマートから。



私の実家のある十文字付近から眺める鳥海山は奇麗な富士山型になっている。

2024/04/10 横手市十文字町から。



5月26日はとてもよく晴れたので、由利本荘市の彼方此方から鳥海山を眺め歩いた。

2024/05/26 由利本荘市陳ケ森から。



2024/05/26 由利本荘市百宅から。


「ねんねこぼぼこ」の雪形が見えてきたが、わかりますかな。

2024/05/26 祓川竜ヶ原湿原(由利本荘市)から。



今年は6月12日に初めて鳥海山に登山した。

しかしこの日は晴れていたのにPM2.5のせいか視程が悪く、山はほとんど見えなかった。
帰りに鉾立まで下りたら、ボンヤリだが鳥海山本体が見えた。白糸滝は近くなのでよく見えた。

2024/06/12 鉾立展望台から鳥海山や白糸滝を望む。


鳥海山の白糸滝がよく見えるのは六月のいっときだけだ。手前に咲く花はタニウツギ。

二度目の登山は6月27日だった。

2024/06/27 長坂道T字分岐から。



午後から鳥海山は雲に包まれることが多いが、
この日は珍しく下山後もよく見えたので、山麓から眺めて廻った。

2024/06/27 にかほ市象潟町長岡付近から。



今年7月は鳥海山に登っていない。それどころかろくに姿も見えなかった。
特に下旬は鳥海山付近で線状降水帯が発生し、
北山麓の由利本荘市、南山麓の(山形県)遊佐町や酒田市、戸沢村などが大水害に見舞われた。

そのため鳥海山に近づけないような状況が続いていた。
8月2日は登山しているが、大雨のおかげか、鳥海湖の水は豊富だった(昨年は干上がる寸前だった)。

2024/08/02 長坂道稜線から鳥海湖を見下ろす。



8月9日は久しぶりに(七年ぶりに)羽黒口から月山に登っているが、
登り始めの一時間だけ、鳥海山が見えた。

2024/08/09 月山無量坂から鳥海山を望む。



8月19日は秋田駒ヶ岳に登っている。天候に恵まれ、この日はこの山から初めて月山が見えた。
もちろん鳥海山も見えている。

2024/08/19 秋田駒ヶ岳男岳山頂から月山と鳥海山を眺める。



9月16日は男鹿を訪ねているが、この日は海岸から鳥海山と月山が見えた。 

2024/09/16 男鹿半島鵜ノ崎海岸から鳥海山を望む。



秋田駒ヶ岳には9月24日にも登っているが、この日も鳥海山が良く見えた。

2024/09/24 秋田駒ヶ岳男岳山頂から鳥海山と田沢湖を眺める。



10月13日は紅葉を見るべく、祓川から登ったが、紅葉はあまり芳しくなかった。

2024/10/13 祓川ルート、六合目賽の河原下から。 



10月21日は紅葉を見に、山麓や中腹を巡った。
鳥海山には雪が既に二、三回降った後なので、紅葉と一緒に雪も愉しめた。

2024/10/21 日の出の時間帯、猿倉から。
 



2024/10/21 猿倉の奥地、花園湿原から。



11月26日、訪ねたら、雪は中腹まで下りていた。

2024/11/26 由利本荘市矢島町から望む。



今年の12月は天候不順で鳥海山は一度も見ずに終わった。

以上。

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カテゴリー「男鹿の花図鑑」の目次

2024年12月29日 | 男鹿の花図鑑

【カテゴリーごとの目次・頁の作成にあたって】

ブログを始めて三年目を越すと、
いつの間にか記事の数が増え、自分自身でも旧記事を探すのがタイヘンになって来ました。
当初はカテゴリーを細分化して対応しておりましたが、カテゴリーの数は本ブログでは百個まででした。
また私の使用しているテンプレートでは、
カテゴリーをクリックして出る「カテゴリーごとのブログ記事一覧」は五個まで表示される設定となっております。
すると、記事数が六個以上あるカテゴリーでは目的の記事を探すには、
記事一覧の最下段、「前ページ」を1~複数回、クリックする必要があります。
もう少し楽に記事を探す方法はないものか。
ブログではあまり例のないことかもしれませんが、
カテゴリーごとに目次の頁を作成し、「カテゴリーごとのブログ記事一覧」の先頭に据えることにしました。
というわけで、記事数が多めのカテゴリーから徐々に「カテゴリーごとの目次」の頁を作って行きます。
なお新しい記事を加えたら、その都度、目次の頁が先頭に来るようにしなければなりません
(現実には年一、二回やれればいい方かもしれません)。
ちょっと面倒ですが、少なくとも今までよりは効率よく記事が探せるようになることでしょう。
冬場は山に行かないので、新ネタ記事は夏場に較べて格段に少なくなります。
しばしの間、「カテゴリーごとの目次」の新規作成や更新が続きますので、どうかご了承お願いいたします。



New 2024年12月16日、講演記録/男鹿毛無山の花3おわり

New 2024年12月16日、講演記録/男鹿毛無山の花2

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男鹿寒風山の花図鑑(3)晩夏~秋

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男鹿三山の花図鑑(8)秋の残り花と草木の実

男鹿三山の花図鑑(7)晩夏&初秋編

男鹿三山の花図鑑(6)盛夏編

男鹿三山の花図鑑(5)初夏編

男鹿三山の花図鑑(4)晩春編

男鹿三山の花図鑑(3)陽春編

男鹿三山の花図鑑(2)早春編

男鹿三山の花図鑑(1)初めに

男鹿三山の花図鑑/不完全な目次・索引


2021/05/24 チョウセンキバナアツモリソウ



2016/09/20 オガフウロ



以上。


コメント (4)
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