この日は朝から素晴らしい晴天だったが、何故か昼近くなってから急に太平山(奥岳)に行くことになった。
本来ならば秋田県内でももっと遠方、しかも花の多い山に行きたかったのだが、いかんせんスタートが遅すぎた。
太平山には最近では5月24日に参拝している(記録はこちら)が、この時はヒメシャガが開花する前だった。
ヒメシャガは秋田県内では他の低山にも有るが、太平山に多く、奥岳の登り口付近には群生している。
そのため、「あやめ坂」の名前もついているほど(ヒメシャガは一応アヤメ科・・・)。
今日だったらまだ咲いているような気がする。というわけで急な訪問となった。
旭又駐車場から歩き出すと、しばらくスギの植林地が続く。
御滝神社を過ぎ、スギが天然ものに変わると、あやめ坂の急坂が始まるが、
残念。ヒメシャガの花はほとんどが終わっていた。
あやめ坂の看板
それでももっと上の方に行ったら、咲き残ってるような気がして坂を登り続ける。
そしたら
(^^♪有った。有った。
けっこうな規模の群生だった。近くには白花も有った。
今日は出発時間も遅かったので、
奥岳山頂には行かない。それでも御手洗までは行ってみようと更に歩を進める。
いつもひと休みする場所の天然スギ ブナの木
すっかり深緑になったブナ林。
今の時期、花は極めて少なかった。
ヤマツツジ
ウラジロヨウラク
ユキザサ ヤグルマソウ
御手洗の地蔵さん 帰り道のまっすぐ杉の参道
地蔵さんに手を合わせ、今日は下山することにした。
友人の話では、ヒメシャガは先週末、凄かった。あやめ坂から先はヒメシャガ・ロードだったとのこと。
ヒメシャガは六月のアタマが勝負なんだと分かった。
以上。
ヒメシャガの白花もあったんですね。私も歩いていたころは
見たこと無かったです。貴重ですね。
今週月曜日に、息子が 金山滝~中岳までの途中にも
ヒメシャガ咲いていたと、話してました。
シラネアオイとか他の花での経験では少し遅れて咲くような傾向が有ります。
何故なのかよくわかりませんが、
私の場合、その花の最盛期が終わる頃によく出会います。