今年の冬は異様に長かったが、四月半ばになったら、北国秋田でも急速に春らしくなった。
前日のニュースでは、県の南部沿岸地方で桜が満開となったとのこと。
ここ一週間近く、医療機関に行く以外は、花粉症がひどく、眼出血もあって自宅で療養?していたが、
4月17日は家人を連れて花見に出かけることにした。
場所は県南部のにかほと西目エリア。
この地は鳥海山に近いので、桜と一緒に真っ白な鳥海山も見たいと思った。
最初に訪ねたのはにかほ市金浦の竹嶋潟。
金浦には勢至公園という桜の名所が有るが、そこは混むだろうと思い、あまり有名でない竹嶋潟にした。
歩き出してすぐ鳥海山が見えるポイントに差し掛かった。
しかしここでは真っ黒い杉林が前面に出て鳥海山が見えにくかった
(後で地元の方から、昔は杉の木が低くてよく見えたと聞いた)。
竹嶋潟の湖畔を一周しようと歩き出すと・・・
桜以外の花たち
ツバキの花
トリカブトの芽出し
ミチノクエンゴサク
此処のミチノクエンゴサクの葉は珍しく広葉だった。
桜の回廊
次いで訪ねたのは、由利本荘市西目のハーブワールド。
ここはラベンダーが多く植栽されている。その見頃は初夏だ。
この施設の脇を通る道路はハーブワールド通りと呼ばれ、桜の名所としても人気だ。
桜並木の歩道から見た鳥海山。
ハーブワールドの次は、同じ西目のにかほ寄りにある浜館公園。
ここは山の上から、桜と鳥海山が見えることになっているのだが・・・
ご覧の通り、風力発電の風車が乱立している。
反対側は日本海。今のところはこちらの方が美しい。
最後ににかほ市郊外、「田づかみ」と言う集落近くから見た鳥海山。
ここから見た鳥海山は風車にもほとんど邪魔されず、素晴らしいなと思った。
以上。
私は、生まれも育ちも札幌です、お花見はもう少し先
です。北国の桜は横枝の張らない山桜が多く、上京し
てソメイヨシノの豪華な花をみて圧倒されました。
ここ2週間は、里ザクラを追いかけていました。
今年の秋田は冬がとても長く(遅くまで降雪)、心配したのですが、
四月になったら晴れ続きで気温が上昇し、あっという間に桜が咲き、
現在は豪雪地の実家横手あたりでも花吹雪の様相です。
ただしソメイヨシノ以外の桜、例えば黄桜や山桜はこれからですね。
連休中やそれ以降はこれらの桜の花見が愉しみです。