(本頁は「水田鳥海とねんねこぼぼこ」の続きです。)
八塩山には秋と春にはよく登っていますが、
初夏にはまだ一度も登ったことがありませんでした。
初夏とは言っても、まだ6月1日ですが、どんなものでしょうか。
八塩ダム湖から八塩山を望む。
鳥居沢登山口付近ではヤブデマリやサワフタギなど木の花がいっぱい咲いていました。
ヤブデマリ
サワフタギの花
サンカヨウは実になっておりました。
ミズタビラコでしょうか。
鳥居沢のルートは途中で分岐します。
鳥居長根の稜線を登るか、風ぴらの谷へ入るか迷いましたが、
今回はいつもと同様、稜線を登りました。
理由はヤマツツジがいっぱい咲いているのが見えたからです。
鳥居長根の稜線
ヤマツツジ
オオセンチコガネ?
稜線道に紅紫の宝石のような虫が落ちていました。オオセンチコガネでしょうか。
ギンリョウソウ
ウゴツクバネウツギ
下草はランの仲間かなと思ったら、タガネソウでした。
この植物、スゲ属なのに珍しく広い葉っぱでランの仲間と間違えやすいです。
タガネソウ
稜線のブナの木
山頂台地のブナ林はいつ来ても奇麗です。
山頂台地のブナ
山頂台地に花はほとんどなし。ユキザサだけでした。
今日の鳥海山は・・・
山頂台地から鳥海山を望む。
鳥海山のまだら残雪
朝に較べると、バックの青空が少しくすんで来ましたが、
昼近くなって来たのでそれは仕方がないでしょう。
このお山のまだら模様の残雪は他では見られない特別な風景だと思います。
今日は珍しく奥羽山系の遠くの山々も見えました。
栗駒山
焼石岳
秋田駒ヶ岳と岩手山
下山ルートは風ぴらを通りました。
途中、イチヨウランの咲き残りやアズマシロカネソウの実などを見かけました。
イチヨウラン
これはブナの芽出しでした。
オオイワウチワの実
アズマシロカネソウの実
以上。
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