モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

八塩山は花がいっぱい。前編(2023年4月28日)

2023年05月17日 | 東光山・八塩山

(たまには夕方にアップ。本頁は「春の鳥海山北東山麓ドライブ2nd」の続きである。)

この日は早朝、下界で鳥海山を眺めた後に八塩山に登山した。

八塩山頂からも鳥海山はよく見えるが、登っているうちに雲隠れすることもけっこうある。
今日はどうだろうか。

八塩ダム湖から八塩山を望む。



参考マップ



今回、鳥居沢のコースから登るのは私が一番のようだったが、

登山口から歩き出し、杉林を抜けたら、カタクリなどスプエフェ花が咲き乱れていた。




花を見ようと立ち止まったら、後続の若い女性に追い抜かれた。
その後はゆっくり登ったので、ずっと二番のままだった。

登り始めのお花畑構成種。

カタクリ



 


エゾエンゴサク(オトメエンゴサク)?



キクザキイチゲ
 

                                                                                                              エンレイソウ。これはスプリングエフェメラルではない。


ブナ林に突入。

 


今回は鳥居長根の稜線を登った。
稜線の登りは説明を省略することが多いのだが、今回はじっくりと・・・
この坂道の下からの眺めはけっこう迫力がある。

鳥居長根の稜線



前回(4月4日)来た時は道の両側でイワウチワが咲いていたが、今回は終了していた。
かわりに咲いていたのはツツジ科のムラサキヤシオ。

ムラサキヤシオ



 


これがけっこう多く咲いていて、坂を登る時の励みになった。

ロープ箇所
 

                                           奇怪なブナの木


鳥居長根の稜線の登りはロープ箇所を過ぎても終わらない。

片側(右側)が杉林になっても、登りは続き、
いい加減いやになってしまうが、
奇怪なブナの木や下界を眺め下ろしたりして、だましだまし高度を稼ぐ。




いつのまにか両側が杉林になる。
行く手に高いブナの木が現れ、そろそろ終わりかなと思ったが、
実はまだ少し登りが続いていた。
そしてもう一回、ブナの木のゲートをくぐると・・・

 



今度は対岸に山頂台地が見えて来る。




と同時にこれから先は傾斜がぐっと緩くなる。

林の中に立派な枯れ木が現れると、そこから先は真っ平ら。
やっと山頂台地に到着した。

 


道端にはツルアリドオシの実が転がっていた。



後編」へ続く。


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2 コメント

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八塩山 (ねも)
2023-05-18 14:55:18
モウズイカさん 先週末は楽しい秋田の低山歩き。
八塩山、楽チンで花いっぱいで、実に良い山でした。
イワウチワはかけらもありませんでしたが(笑)、サンカヨウやニリンソウがきれいで
また残雪の鳥海山が美しい。静岡は雨だったそうですが、天気にも恵まれてハッピーな山旅でした。
秋田の山、万歳\(-o-)/
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ねもさんへ。 (モウズイカ)
2023-05-18 15:17:45
コメントありがとうございます。
今回は秋田、八塩山にもお出でだったんですね。
この日はこの後で鳥海山を眺め、オオイワウチワや
アズマシロカネソウ、サンカヨウも見て下山しました。
(明日アップ予定の)後編の方もご覧下さいませ。
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