(本頁は「焼石岳の花図鑑(2) 6月高所編」の続きである。)
東北の他の高山、例えば早池峰や秋田駒、鳥海山では、
七月になると、花がワッと多くなるものだが、
焼石ではどうしたのか、花が少なくなったように感じる。
種類は多くなっているのに何故だろう。
新たに咲く花が偶々地味だったり、白花が多いせいだろうか。
樹林帯でまず出会った花はギンリョウソウだった。
ギンリョウソウ 2017/07/08
地味だが、ランの仲間が多い。
ジガバチソウ 2017/07/08
ノビネチドリ 2017/07/08
コケイラン 2017/07/08
ショウキラン 2017/08/06
ショウキランは例年ならば、七月中に咲くのにこの年は何故か八月にも咲き残っていた。
オオバタケシマラン 2017/07/08
マイヅルソウ 2017/07/08
ツクバネソウ 2017/07/08
クルマバツクバネソウ 2017/07/08
ツマトリソウ 2017/07/08
キヌガサソウは焼石岳のあちこちに散在して生育している。
焼石沼付近のキヌガサソウ小群生。 2018/06/23
キヌガサソウ、南本内岳の個体 2018/06/23
銀明水付近の個体 2017/07/08
ヤグルマソウ 2017/07/08
ツバメオモト 2018/06/23
ワタスゲ 2017/07/14
ヒロハユキザサ(ミドリユキザサ) 2017/07/08
ミツガシワ 2017/07/14
ミツガシワは上沼に多い。
コバイケイソウは上沼の湿地では、六月中に咲き出しているが、
南本内岳の山頂部では七月が盛りだった。
コバイケイソウ 2017/07/08
以上。
「(4) 7月高所編」へ続く。
キヌガサソウはどうしてそんなにど真ん中に花が咲いているのか・・🌼と、フシギな気もちにさえなりますね🐻⤴✨
最近うるいのみそ汁を家で飲んでいるのですが、ヒロハユキザサの明るい緑色がなんとなくうるいに似ているなとかんじます🍀✨✨
キヌガサソウはシンプルなのに他にはほとんどないユニークな形の植物ですね。
ウルイ(ギボウシ)とユキザサはかつてユリ科でしたが、
新分類体系でユリ科が解体されてもキジカクシ科にまとめられているので近い間柄なんでしょうかね。
とても感動しました。そのあと八幡平でもみましたが。
葉の上に花があるのは、珍しいですね。
エンレイソウも葉の上に花ですが、この花は特別です(^^♪
「葉の上に花」。言われてみるとその通りですね。
エンレイソウもそうですが、花は横向きが多いです。
キヌガサソウについては、↓頁にもまとめておりました。
https://blog.goo.ne.jp/mouura2/e/2e807d0648cba265f7969fb43d20db0c