(2021/03/01 初回アップ。
2023/02/28 加筆訂正し、再アップ)
例年のことだが、秋田の冬場の天気はさっぱり良くない。
東京に居られる方には信じられないかもしれないが、秋田市で青空を見るのは約一ヶ月ぶりだ
(この前はたしか1月29日)。
その日は秋田市からも鳥海山が見えた。
めったにない機会なのでもっと近くから鳥海山を眺めてみたい。
本荘の郊外から見た鳥海山。
約一時間半走って、(由利本荘市)猿倉地区に到着。
ここは人里としては鳥海山に最も近い山麓のひとつ。さすがにここから望む鳥海山はでかい。
猿倉地区から見た鳥海山。
広角で撮影すると、鳥海山はちっこくなる。
ここから見る鳥海山はなんかひな壇に載ってるような感じだ。
この日はこの後で由利本荘市各所で開催されているイベント
『由利本荘ひな街道』を見学した。
(´π`;)ワタシ自身、ひな人形に関心は無いのだが、
家人が見たいと言うものだから、たまには家人の機嫌取りもしなければ・・・
と (´π`;)ワタシも付き合った。
よって今回のドライブ、表向きはひな人形巡りがメインで、
鳥海山逍遥は余興、おまけなのだ。
会場の一つ、矢島町郷土資料館に行く関係で由利高原鉄道矢島駅にも立ち寄ったら・・・
由利高原鉄道を走るおばこ号。
由利高原鉄道矢島駅
駅舎のガラス窓にも鳥海山がしっかりと映って見えた。
今回初めて知ったのだが、
矢島町はかつて生駒藩一万石の城下町だった。 右上の人形は生駒の殿様だそうだ。
この日、(´π`;)ワタシは秋田県全てが佐竹家の領土でなかったことを初めて知った。また
テレビで活躍中の生駒 里奈ちゃん(元・乃木坂46、由利本荘市出身)の名字はこの殿様
に由来・・・(これは (´π`;)ワタシの勝手な推測妄想)。
矢島町郷土資料館のおひな様。
みんなニコニコしてる。
次は後で寄った本荘郷土資料館/美倉町・渡邊家のお雛様(享保雛)。
お内裏様の足元に注目頂きたい。
ぼぼっこ(赤ん坊)を抱いた爺様。 由利原の某ポイントから。
行った序でに由利原の某ポイントを通過し、再度、鳥海山を眺めてみる。
にかほ高原からも鳥海山を逍遥。
この日は鳥海山以外の山々もよく見えた。
鳥海山麓のにかほ高原から北側に見えた白いお山は・・・
にかほ高原から北側を望む。左から太平山(1170m)、白子森(1179m)、そして森吉山(1454m)。
秋田駒ヶ岳や岩手山も見えたが、小さすぎるので省略。
鳥海山の帰りは、あちこち寄り道しながら秋田市に向かう。
大仙市(協和)と秋田市(雄和)の境にかかる協雄橋から見た太平山。
大仙市南外地区から秋田駒ヶ岳を望んだら、左に乳頭山、右に岩手山も見えた。
大仙市北楢岡付近から真昼岳を望む。
個人的には『青い山脈』という感じ(真昼岳『青い山脈』説はこちら)。
今日は稀に見る晴天日だった。
明けて2023年2月28日。
今朝の秋田地方は久々の晴れ。秋田市郊外から見た鳥海山を。
個人的には今年やっと二回目の鳥海山だ。
モウズイカの裏庭(トップ)へ。
赤ちゃんを抱いた爺様ですかね。
こんな表情の人形を見たのは後にも先にもここだけでした。
渡邊家の享保雛、お内裏様が立ち姿だと気付いたのは帰宅して写真を見た時でした。
もし展示場所で気付いていたら、職員の方に質問していたかもしれませんね。
ホント不思議なおひな様でした。
おひな様シリーズ、明日も続ける予定です。
それ程驚きませんが、しばれる日の真っ青
な空を見ると身体の芯からゾクゾクします。
お雛様はおすまし顔ですが、笑っている人形
は珍しいですね・・
珍しいお雛様を拝見させていただき、有難うございました。