冬場に太平洋側(岩手)までドライブすることがある。
これは日の光が恋しいからだ。
私の住まう秋田市は冬場の日照が日本一少ない県庁所在地と聞く。
今年は11月28日、八塩山に登って鳥海山を登った日(こちら)を最後にお日様をまともに見ていない。
それから半月近く経って、そろそろ我慢も限界か。
12月12日は秋田が曇りなのに岩手は晴れ、との天気予報だったので、岩手行きを決行した。
未明に自宅を出て、東に向かった。
途中、県境の仙岩峠は小雪がちらついていたが、
道路にはまだ積もっていない。路面も凍結してなかった。
小岩井農場を抜けて、岩手山麓の柳沢に到着したら、ちょうど日の出だった。
樹林越しに北上山地方面の朝焼けを見る。
しかし岩手の空はどんより鉛色の雲に覆われており、期待していた岩手山は見えなかった。
参考までに同一地点から秋に見た岩手山(2022年9月10日)
渋民村まで行って姫神山を眺める。こちらはよく見えた。
以前、同時期に岩手に行ったときは
快晴で岩手の山々がよく見えた。⇒ 「初冬に岩手山巡り。(2019年12月9日)」
朝8時頃、岩手側には見切りをつけ、帰途につく。
帰り道で見た小岩井農場の一本桜と岩手山
国道46号線に出たら、今度は西に走る。
途中、田沢湖に寄ってみた。
こちらの空は高曇りだったが、周囲の山々はまあまあ見えた。
湖畔の眺め
院内岳
田沢湖の北岸の疎林にはヤドリギが多い。
ヤドリギは宿主の木が落葉し、実が成熟する今頃の季節が観察の好機だ。
ヤドリギの群生?
上がアカミヤドリギ、下がヤドリギ
ヤドリギ
アカミヤドリギ
田沢湖西岸に廻って。
潟尻から荷葉岳
潟尻から秋田駒ヶ岳
秋田市が近づいたら、ドンドン晴れて来た。
秋田市東方にある太平山の眺め
太平山奥岳付近をクローズアップ
結局、この日、お日様はわざわざ岩手まで行かなくても秋田でも十分見られた。
なお日が差したのはこの日の午後のみ。
その後はまた曇り、14日以降は暴風雪が続き、昼でもうす暗い毎日だ。
秋田市郊外。2022年12月18日。
以上。
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