(本頁は「鳥海山祓川ルートは紅葉してるかな。前編。」の続きです。)
七ツ釜の少し先で登山道は分岐する。
今回は北面爆裂カルデラ内(中島台)の紅葉を見たいので、右の康新道を行くことにする。
康新道・台付近から見た鳥海山。右側に新山が見えるようになる。
台のポイント
ハクサンシャクナゲ。来年の花芽が出来ている。
ナナカマドの実
しばらく緩い草原や低木林、沢のようなところを進むと、
カルデラ壁に達し、西側には下のような眺めが開ける。
北面爆裂カルデラ内(中島台)の眺め。対岸に聳えるのは稲倉岳。手前の黄色い草はチョウカイフスマ。
チョウカイフスマの草紅葉は黄葉だった。
チョウカイフスマ
稲倉岳
稲倉岳と左上に飛島
中島台の樹海
中島台の紅葉は思ったほど赤くなっていなかった。
鳥海山ツートップ。
ツートップをもっとよく眺めるためにはもう一段、上まで行かなければならない。
ハイマツのある風景
もう一段、上に登ると・・・
途中でモアイ像のような巨石
鳥海山ツートップ。
鳥海山ツートップを横構図で。左が七高山、右が新山。
七高山山頂はここから更に一時間強かかる。
年寄りには険しくしんどい道のりだ。
私は最近とみに足腰が弱っている。今回はここで握り飯を食べて下山することにする。
対岸の御浜方面を眺める。
対岸に最後?の雪渓を見つけた。
北面爆裂カルデラ北端部
参考マップ
康新道から下山後、前回(9月5日)同様、祓川の赤滝に寄ってみた。
ここは紅葉してるかもしれないと思い、行ったらほぼ予想通りだった。
赤滝付近の紅葉
赤滝
赤滝のアップ
赤滝付近で見た他の紅葉と残り花
エゾリンドウ残り花
マルバマンサクの紅葉
オガラバナ
以上。
今年の高山の紅葉は焼石など奥羽山系はダメでしたが、鳥海山も好くなかったです。
鳥海山は好くないというよりも紅葉する樹種が高いところに生えていないんですね。
登山口の祓川など低い処は木の種類が豊富なので愉しめそうです。
これからは1000m以下の低山、平地の紅葉が始まります。
赤滝付近はきれいですね~
やはり、高低差が大きい山ですから、色付きも差が出ますね。
りんどうの色が、ひときわきれいです。
13年前が、鳥海山を上った最後でした。
そのあと、森吉の樹氷を見に行き、頂上まで行って
それが、最後の山歩きでした。
いつも、楽しみに山歩きを見せていただいてます。