モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

白馬八方尾根の花2(2013年8月17日)

2022年08月27日 | 信州の高原

(本頁は「白馬八方尾根の花1」の続きです。)

今回の信州巡りは晴れてはいたが、視程は良くなかった。
なんかいつも舫っている感じで、
期待していた北アルプスの連峰を始め、途中の妙高戸隠連峰もさっぱり見えなかった。

八方尾根はとても眺めの良いところ。
折角お金をかけて登ってきたのに(T_T)残念と思っていたら、

ホンの数分間だけ、このように山が見えた。







三角の立派な山は白馬鑓ヶ岳。



雲が晴れたのはこの時だけだった。

八方尾根の草原は前の月(7月下旬)に観た宮崎映画『風立ちぬ』の高原みたいだった。




このシリーズ、花については、色別に紹介している(前頁はピンクと紫)。
次は黄色い花。

ニッコウキスゲ
 

                                           シナノオトギリ?  

シロウマタンポポ?
 

                                       シロウマタンポポ?とユキワリソウ


高山性タンポポは東北の高山には分布していない。
もし有ったらセイヨウタンポポが紛れ込んだものだろう。

ここではろくに調べもせずにシロウマタンポポ?としたが、道端の植生復元箇所に少しだけ咲いていた。


キンコウカの群生



キンコウカ。バックの葉はイカリソウの仲間のようだ。




イカリソウの仲間がこんな高山に生えるとは知らなかった。
これも蛇紋岩マジック?

続いて白い花。

イワショウブ。バックはキンコウカ。
   

                                               ウメバチソウ


ウメバチソウは低地での開花は秋だが、こちらは高所のせいか開花が早い。

ヤマブキショウマ。低山のものと較べると葉も丈もコンパクト。
   

                                        タテヤマウツボグサとイワシモツケ


イワシモツケ



ミヤマウイキョウ



オヤマソバ。
下の方にタカネセンブリ。
   

                                            ミヤマコゴメグサ


ミヤマコゴメグサはハマウツボ科の半寄生植物。秋田の山にはたぶん無いと思う。

丈は10センチ足らず。めんこい花だ。

ホソバツメクサ



赤黒い花をふたつ。

タカネシュロソウ
   

                                              ワレモコウ


実は秋田ではワレモコウはとても珍しい。
花そのものは綺麗ではないが、草姿に風情があり、個人的には好きだ。




いよいよ山を降りる。
昼近くなったので、人が増えてきた。リフトの乗り継ぎ道路には行列が出来ていた。




下のリフト



これより下はゴンドラになる。

白馬の街から八方尾根を仰ぎ見る。




五竜と親海湿原の花」に続く。


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