(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
10月になっても、秋田の天気はパッとしない。
休みと雨が重なることが多く、来春に向けての庭作業もままならない。
2010/10/16
10月16日の土曜日も天気は良くなかったが、
うちの庭の秋丁字(アキチョウジ 、もしかしたらセキヤノアキチョウジ?)が見頃になっていた。
確かサカタのタネから取り寄せし、地植えしてモウ何年になるだろう。
ずっと気息奄々だったのだが、昨年あたりから少し欲が出て来たのか、
株がでかくなって来た。
9月に訪ねた旭川・上野ファームの巨大カリガネソウ(こちら)には及びもつかないが、
今年は一株ながらもけっこう広い範囲をカバーしている。
花色は私の好きなブルー系、しかもフワヒラ調で、透視効果を持っており、
他の草花も引き立てる(要するに透かして見せる)。
今日は久々にカメラを持ち出し、チョウジ君を写しまくった。
同時期に咲くシュウメイギクも一緒に。
ご覧の通り、シュウメイギクは姿勢の悪いチョウジ君の支柱がわりになっている。
シュウメイギク `ダイアナ'
昔からある白一重のタイプ。
チョウジ君のアップをモウ一枚。
ゴチャゴチャしてて見苦しいかもしれんが、現実を直視して欲しい。
結局、この頁はチョウジ君のワン・マン・ショー、いやワン・フラワー・ショーになってしまった。
ところで、アキチョウジを愉しんでいるのは、広い日本にワタシ独りだけではなかった。
以下、拙BBS「どんじゃら広場」でのやり取りから抜粋。
35094.Re: アキチョウジ
樹音@エゾ 10月19日(火) 13時18分
んまぁ モウさま 素敵な風情ですねぇ♪
うんうん ボリューム有るのに透視効果… 納豆! 否、納得!! です。
シュウメイギクとの相性も好いな、来期は小型のを添えてみよーかな♪
樹音んちのは現在こんな感じですら。
お友達はこぼれ種ったアサガオ(紫&淡紫)
ホトトギスと居るんは桃&白(未開花)
シソ科のお仲間 カメバヒキオコシ(斑葉)
35114.Re: アキチョウジ
IDU@関東某所 10月20日(水) 17時19分
え~と、元が「濃色アキチョウジ」なので野生観察ではないですが、
実生で白に近い薄桃が出ました。去年撮影の2枚。
(古いカメラでの記録用なので色の再現性は相変わらずなのと正方形で失礼)
一枚目がその濃色(真っ青になってますがもっと実物は紫系)、二枚目がほぼ白に近い薄桃色の花。
35115.Re: アキチョウジ
IDU@関東某所 10月20日(水) 17時20分
で、この夏暑かったらしくてアキチョウジは全滅したっぽい・・。(^^;)☆\バキ
そのかわりクロバナヒキオコシが元気でして、
こちらも実生から出たピンクというかローズピンク色の花が増えてます。
これは今年の撮影。
一枚目普通のクロバナヒキオコシ、二枚目が濃ピンクのクロバナヒキオコシ(桃色引き起こし、だわ)
花が小さいんでこんな写し方しかできませぬ~。以上ご参考までに。
35177.アキチョウジその2
IDU@関東某所 10月26日(火) 19時31分
夕方から一気に寒くなってきました。秋が無くて急に冬が来た感じです・・。
北の方は雪、関西などは木枯らし一号とか。
今夜の冷え込みに備えて庭の鉢の移動をしている際に、
枯れたと思っていたアキチョウジが咲いていたので思わず撮影しました。
前スレで花色変化の比較をしていた際、
濃色アキチョウジが以前の古いデジカメで真っ青な花に写っていましたが、
こちらも一緒に取り直したので載せます。
(あの真っ青も実在するなら綺麗なんですが(^◇^;)
一枚目、取り直した実物の色に近い「濃色アキチョウジ」。
二枚目、今日撮影した咲き終わり頃のアキチョウジ。
周辺の葉がバッタか何かに食われ放題で、他の草の陰に咲いていたのを見落としていました。
うちでは同じ時期に買ったクロバナヒキオコシの方が元気だな~。
もしかするとちょっとアキチョウジとしては暗い場所に植えてしまったかもしれませんが。
(途中、略)
35187.Re: アキチョウジその2
樹音@エゾ 10月28日(木) 10時7分
>>明日の朝は多分… 真っ白!! らしー。。
>季節先走りの大雪ですね~ アキチョウジだけでなく花達が、すっぽり雪に埋まっちゃったんじゃないですか?
>樹音さんの所はフユチョウジになっているのかな・・。10月下旬だもん、北海道は冬ですね。
えぇとぉ~ じつはぁ… お見舞いのお言葉迄頂いたのにご期待に添えずで書き難いのですが
『雪 全く ありませ~~ん!!』
(途中、略)
で、まだ アキチョウジでした、花色比較用摘み花4種です。
再び、うちのアキチョウジだが、
今年は何故このようにボリューム豊かに広がり咲いたのか。
それには訳がある。
2010/10/19
(^o^)初夏のうちにせっせと摘芯(芽摘み)をしていたのだ。
この手の花は、支柱をあてがい、縦に伸ばしてもシャキッとするわけがない。
大きな穂花を一本咲かせても、寂しいし、雨に当たったら、それきりだ。
小さな穂花が数多く横に広がるよう摘芯に励んだ。
摘芯の証拠
右上は今朝(2010/10/28)のアキチョウジの様子。落花が株元にびっしりだった。
再び、BBS「どんじゃら広場」でのやり取りから抜粋。
35190.モウ@秋田 10月28日(木) 21時12分
ところでアキチョウジって漢字では『秋丁字』と書くようですが、
丁字(クローブ)のような香りが花とかにあるんでしょうかね。
うちでは既に落花しちゃったので花では確かめようがない。
あと関東や中部地方にはセキヤノアキチョウジという別種が自生しているようですが、
こちらはあまり話題にならないですね。
35192.setton8@関東内陸南部 10月28日(木) 21時29分
アキチョウジの名前は、香りではなくて丁字のような形の花が咲くからということのようです。
アキチョウジの落ちた花が集まったのが色鮮やかでインパクトありますね。
ミズヒキや枯れかけた葉の様子が秋の風情イッパイです。
セキヤノアキチョウジは分布があまり広くないようだし、
名前が長いから(冗談です)、有名度が低いのかも(ホントは、その長い名前ですぐ覚えました)。
【後日談】
いずれも11月中旬に訪ねた西宮市北山緑化植物園で見かけたアキチョウジ関係の残り花。
西日本は秋が遅いんですね。
セキヤノアキチョウジ
ピンク花のアキチョウジ
以上。
(本頁は2010年11月14日、旧ホームページ「モウズイカのガーデニング狂時代」にアップしました。)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます