(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
裏岩手連峰に有る三ツ石山は昨年(2017年)秋、初めて訪ねたが、実にみごとな紅葉だった。
しかも本州では一番早く紅葉する山だと聞く(がそれは何故なんだろう)。
昨年は遅めの訪問で、平日なのに凄い人出だった。
個人的には静かな山旅が好みなので、今年は人の少ない時期を狙い、早めに訪ねてみた。
秋田市を未明に発ったら、網張温泉あたりで夜明けを迎えた。
網張温泉付近から早池峰山を望む。
夜は明けたものの、まだうす暗い登山道を登る。
振り返ったら、雫石盆地にまだ霞が残っていた。
三ツ石山は山頂付近の限られた場所だけ紅葉していた。
一番乗りかと思ったら、先客が居た。
三ツ石山山頂(1466m)
この御方、なかなか岩を降りてくれなかった。
仕方なく自分も上がって廻りの風景を見渡してみる。
まずは東側、岩手山。朝のうちは逆光なので山の細部はよく分からなかった。
三ツ石山山頂から岩手山
次に反対側、北西方向の八幡平方面。
三ツ石山山頂から大深岳や源太ヶ岳を望む。左奥に焼山、右奥に茶臼岳。
少しずつ南の方へ。今回はとてもよく山が見える。
遠く森吉山。手前左は曲崎山(1334m)、右は倉沢山(1300m)。
グレートフラット・大白森(1216m)
秋田駒ヶ岳。右手前に乳頭山(烏帽子岳)。
まだ紅葉していないが、前回同様、小畚山まで行ってみることにした。
左に覘標(てんぴょう)ノ台(1448m)。その奥は大深岳。
三ツ沼
小畚山に続く稜線
小畚山山頂(1467m)
小畚山から大深岳の電光坂道を望む。
大深岳(1541m)と右に源太ヶ岳(1545m)
マニアックな山風景ばかりで恐縮だが・・・。
小畚山から見た大白森(葛根田大白森、1269m)。奥にグレートフラット・大白森(1216m)。
同じ名の山が隣り合ってるのは不思議だ。
三ツ石山からは気付かなかったが、小畚まで行くと鳥海山が見えた。
小畚山山頂で昼飯。
その後は同じ道を戻るが、朝とは光条件が違うので、別な山風景が見えることを期待して・・・。
覘標(てんぴょう)ノ台から三ツ沼、三ツ石山を眺める。
西側から見た三ツ石山山頂。
秘境・栗木ヶ原
秘境・栗木ヶ原や大白森を眺める。
紅葉の進んでいる南斜面を入れて、秋田駒方面を。
左から笊森山、秋田駒ヶ岳、乳頭山(烏帽子岳)。
南斜面の紅葉
再び岩手山。
今度は順光なので、山の細部がよくわかる。
妙高岳と左に屏風尾根、手前に姥倉山と黒倉山の重なり。
よくこんな急こう配の山に登ったなと独り感心する(⇒ 「初めての岩手山」)。
南東斜面と雫石盆地の眺め。
今回は山の展望ばかり羅列しているが、
花も少しだけ残っていた。代表して・・・
エゾオヤマリンドウ(普通色)
エゾオヤマリンドウ(白花)
以上。
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