ミセスファーマーの『農家の嫁日記』

東京から北海道の農家に嫁いで13年目になりました。
今年のテーマは「頑張らない」。ぼちぼちとマイペースにやりますヨ☆

カボチャの定植

2010-06-13 | 畑の仕事
昨日丸一日かかった豚舎の消毒作業の影響で、今朝は全身筋肉痛で目覚めました そんな

身体に鞭打って、今日はようやくできることになったカボチャの定植作業をしました。他の作業が

詰まっていたのでなかなか手をつけられずにいるうちに、苗はこんなに大きくなってしまって・・・



苗をコンテナに入れて、トラクターで畑に着いたのは8時少し前。いつものようにこの時間は濃い霧が

かかっています。このままずっと霧が居座っていてくれると助かるんですけどね



マルチにカボチャの苗ポットの大きさに合わせた穴を開けていき、次々に苗を植えていきます。



始めのうち、ミセスファーマーはとにかく苗を穴に入れて土を被せて完了・・・とやっていたら、

ダンナ様からダメ出しが。苗は全部同じ方向に弦を這わせるために、きまった向きに植えなければ

いけないのでした そうそう・・・年に一度しかやらない作業だと、ついつい細かい事を忘れて

しまいます この葉っぱの向かい側にある、今は小さな芽のような葉がぐんぐん伸びて弦になり、

やがてカボチャの実をつけていきます。この葉を、弦を這わせたい方向に向けて植えていきます。一定

方向に弦を伸ばしておけば、収穫の時にも作業がしやすくなるので、これは大事なポイントなのです



ところでこの余分に空いた二つの穴は、鹿の足跡です。この畑は鹿の通り道になっているらしく、

毎年何を植えても必ず鹿の食害に遭います お願いだからマルチをまたいで通ってよね



作業を始めて2時間もすると、やっぱり霧はすっかり晴れて暑くなってしまいました 正面の山の

頂上にあるウィンザーホテルも見通せる快晴の空です 汗だく、ドロドロになりながらも今日の

ところは全体の半分以上の数(1875株)の定植が済みました 明日もこの作業の続きです




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