雪道運転

車は順調に流れていた。
家内と娘をJRの駅まで送った。
東京で用事がある。
スピードを出す車も少なくのんびりと運転出来た。
普段はゆっくり走ることが多い。
せっかちな車に追い越されることが多くて後ろが気になる。

今日は帰りに先輩のお見舞いに行く。
何となく場所は分かっているが一回でたどり着くことが出来るだろうか？
昨日で仕事は一段落したので終わり次第職場を出る。
お天気が崩れなければよいが・・・

今月も残り少ない。
まとまった仕事が出来ないままで一年が終わる。
少し前お世話になっている兄貴分の方が書いてくれた論文のファイルが送られてきた。
グループで研究を計画して一年に一編は仕事をまとめてくれる。
参加しているだけで貢献度が低いので内心忸怩たるものがある。
自分の仕事は何となく形が出来てきているようだが発表には至っていない。

部屋が寒い、暗いと冬のつらさを味わっている。
暖房が足りない分カーデイガンを羽織っている。
ワークショップに出たときのユニフォームだ。
中心になって運営されていたK先生は亡くなった。
大学に来ないかなどと誘ってくださったのは社交辞令だったのか？
今は確かめるすべもない。

冬至まで夜の長さの愚痴を言う