ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

東北沢旅第1弾 安達太良・烏川左俣~安達太良山(1699.6m)

2015年07月08日 | 沢登り
2015年7月5日(日)

天候:曇りのち雨

そういえば、雪のない時期にこの山登っていないな~と今回は烏川左俣を選択。
あまり難しい所もなさそうで、今回のメンバーにはちょうどいいかもしれない。

さて、昨夜はというと、いつものごとく、久々に飲んでしまった時には宴会途中でコロッといってしまった。


お世話になりました

皆さん盛り上がったようであるが、朝の集合にはキッチリ集合し、あだたら高原スキー場へ。
曇り空であるが、そこそこの登山者がいるようである。


駐車場

奥岳登山口から自然遊歩道へ進む。





程なく渡る橋から入渓する。
昨日は赤ナメ、今日は黒ナメという感じである。入渓場所からはちょっと陰鬱な雰囲気もあるが、コケが綺麗だ。



当初はしばらく左右どちらかの上を遊歩道がある。





この滝は右の遊歩道から巻いた。この滝の本流左の水線2本は地面から湧き出ていた。
この上にはナメ登場する。




ダンナ様がフォロー



この滝は右から。





釜も深く一カ所泳いでみた。天気は?だが水温は高くていい。



配水管が上を通っている手前で遊歩道とは離れる。



その上もナメは続く。









徐々にゴーロとなると左右の木々が邪魔をしてくる。



ゴーロの小滝と左右の木々を避けながら行くと二俣


右俣


左俣

今回は左俣へ。この先に大滝があるはずだ。
ヤブっぽい沢を上がって行くと急に天空が開ける。そこに30m大滝。


大滝


沢ガール?ズ

階段状になっており、サクサク上がって行く。




上部

上部は少し立っているが問題なし。


上から見た所

その後は、ヤブっぽい沢を上がる。お花が救いだ。











地形図上で水線が切れる辺りの奥の二俣で左へ。そこ入ってすぐの左のルンゼに入る。
根曲りのヤブを漕いでいくと仙女平分岐へ飛び出した。
登山者の方がちょっと驚かれていた。すみません。クマではありません。


分岐標識

ここに荷物デポして山頂へ向かう。





何て歩きやすいんでしょう。
途中、沢の源頭部を右に見る。


源頭部

乳首が見えてきた。


乳首(山頂)

たまにガスで隠れるが、雨はまだ降ってこない。
多くの人たちとすれ違ったが、山頂には2,3パーティー


山頂標識

乳首に上がってみる。


山頂

残念ながら眺望は得られなかったが、雪のない山頂にやっと上がれた。


記念撮影

肌寒いのでトッとと下山。ロープウェイ山頂駅を過ぎた辺りから雨が降り出した。
ゲレンデに下りる頃には本降りに。沢装備なので大したことないが、泥で滑ること滑ること。
お尻とザックがドロドロとなってしまった。
駐車場はまだ多くの車もあった。ドロドロを着替えて、体が冷えたので岳温泉へ。
岳の湯と違う所へ初めて行った。温まる。
その後、食事反省会をして解散し、一路信州へ戻った。

沢から山頂って、やはりスッキリしていていいですね~
安達太良周辺はそんなに難しくない沢が多いので、また違う経路で行ってみたい。
お疲れ様でした。大勢でガヤガヤと楽しかったですね~また行きましょう。








東北沢旅第1弾 吾妻・前川大滝沢(大滝まで)

2015年07月08日 | 沢登り
2015年7月4日(土)

天候:雨のち曇り

今年はまだ小笠原高気圧の勢力が弱いためか、前線が南に停滞しがちだ。
今回、少し前線が北上しそうなので、東北へ。
前から行きたかった、吾妻の沢へ行ってみた。
参加メンバーは、十石でお世話になっているK夫妻といつものメンバー。
初心者が3名であるが、何とかなるだろうといってみた。

金曜に我が家集合し、一路米沢へ。K夫妻とは、現地合流。
宿泊は、ここも前から来たかった奥羽本線峠駅。
ここ行くまでも国道から山道で奥深く行く感じである。


峠駅1


峠駅駐車場

車は何台か停まっていたが、泊まったのは我々だけであった。


外看板

4時間くらいであったが、貨物とかで起こされることなく爆睡。
5時半に駅の電気は自動点灯であった。
食事軽くとって、滑川橋先の駐車地へ。ここ5台くらい停まれる感じだ。
ここへ来て雨がいい感じで降ってきた。しかし、そんなに続かないだろうと入渓



ここから下りたり、橋のたもとから下りたりするパーティーがいるようだが、
我々は下へ行く道路から、橋下のナメ滝上に下りた。スッキリしている。


橋下ナメ滝上

ちなみに私は、事前にあまりネットで情報はとらない。
その時その時の状況判断が、実力をつけて行くであろうと考える。今回は本は見た。
帰ってきて情報とってみるとなるほどと思うことも多い。それが次に繋がるのである。

と話はずれてしまったが、元に戻す。

沢はすでに赤ナメが綺麗である。


橋下

橋をくぐると、左は滑川温泉へ。本流は右。


出合付近

その上で巨岩が少しあるが問題なし。すぐにF1 2段15mである。
左壁を登り、バンドを右にトラバース。
一カ所少し岩が出ている所があり、ボルトが1本あった。
今回、超初心者さんおられたので、ロープ出す。
さて、ここから水流左を行くが上部で細かいホールドと一手ない所がありフリクションで行こうとするが、
うすうすフェルトが滑る。一旦、クライムダウンして検討する。
右からトラバースで行くか左を高巻くか?
右からトラバースがいいかなと思ったが、高巻きがいいとの意見で行ってみた。
最初、左壁を左へトラバース気味に行き草付きを直上。
右上の灌木に残置あり、そこからロープ出す。草付きは滑りやすい。


左岸の支沢からのナメ滝

そこから右にトラバースすると灌木に懸垂残置のスリング。かけ直して懸垂。
30mロープだと少し沢床へ足りないが、足場がしっかりしている所へ下りるので問題なし。


懸垂地点

草付きの上にいる時に15名くらいの大パーティーがF1を通過して行った。
この巻きでだいぶ時間食った。皆さんには懸垂などのいい訓練にはなったが。
さて、この先のナメが素晴らしい。





ひたひたと赤ナメを行く。






ポットホール





沢が左に曲がる辺りから、上の登山道へ上がれる道がある。


その付近

ここを過ぎると、遠くにドーンと滑川大滝が見えてきた。でかい。



近づいてきましたよ~



こんなにデカいの見たのは初めて。




人見えるかな?



F1で時間かかったので、今回はここまでとした。
この滝の巻きは、すぐ横の左のルンゼであるが、我々は登山道戻るルートへ。


巻きの下に咲くヒメサユリ

沢を少し戻り、登山道と同じくらいの急登を上がる。
これを上がって、大滝を巻くというのも記録で見た。



程なく、登山道の大滝展望台にでた。


大滝展望台看板

この上の多分、ネコノ沢辺りまで行ってみた。
この登山道を使っての巻きの下降地点はいくつか偵察してみたが、よくわからず。


トロッコの残骸

この残骸まで行くと行きすぎみたいであるが。
ネコノ沢はとりあえず小滝の連続で下りられそうであったが、ここでお昼して下山とした。


樹に食べられた看板

素敵な樹林をつづら折れに下りると吊り橋があり、その先が滑川温泉。



大浴場の窓枠にシマヘビがいた。



駐車地へ戻り、車で滑川温泉へ上がり、ひとっ風呂。
少し白くなった温泉でいい雰囲気であった。ちなみに洗い場はない。
その後皆さんのリクエストで、峠駅に戻る。観光客?鉄さん?もチラホラ。
うちにも鉄子がいたので、駅を通過する新幹線を撮りたいとのこと。
20分くらいで上下線来るので待つことに。


山形新幹線下り


上り

これだけ間近で新幹線走っているのはレアである。

そして、いつも冬に泊まっている岳温泉は岳の湯へ向け前進。
ヨークで買い物し、岳温泉の肉屋で馬刺し手に入れ、宴会準備完了し温泉浸かり、
反省会&懇親会で盛り上がり、鋭気を養う。

今回は、大滝までであったので次回の楽しみが増えた。
FBでアップした時にリクエストもあったので、また行ってみよう。