ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

両白・野伏ヶ岳(1674.3m)

2014年04月06日 | BCスキー
2014年4月6日(日)

天候:曇り時々晴れのち雪

前日、夕方ドライブがてら自宅出発。平湯寄ったりして、夜9時前に道の駅白鳥へ。
そういえば、ジム君の車泊快適装備は、マスさんに譲ってしまったので、あまり快適でない車泊となった。
しかし、私はどこでも寝てしまうので問題なし(笑)
道の駅着いた頃から雨がいい降りとなっていた。

4時半に起きてみると、雨は降っていなかったが、ちょいと寒い。
ここへ来がてら買ってきた朝食を摂り、出発。
R158を少し北上し、西へ入る。結構なワインディングロードだ。
少し上に上がると、木々は白くなっており雪だったようだ。
石徹白の白山中居神社の横を河原へ下りると駐車場がある。すでにマイクロで来ていた登山者が15,6名。
他にも単独の方などいた。
この山、夏道登山道はなく、今が旬である。

私は橋を渡って林道すぐの駐車地へ車を停める。ここまで道の駅から35分くらいであった。
天候は曇っているが、昼間では大丈夫だろうと出発する。



時期も時期なのか、林道の雪はぶつ切れであった。
当初は、すぐに雪出てくるだろうと脱いだり履いたりしていたが、どうもぶつ切れが長く、担ぐ。
標高870m位の杉林が整ってきたあたりでようやく雪つながる。
脱いだりしているうちに、スキー2,スノボー1のパーティーに抜かれた。


林道上部

林道上部は適当にショートカットして行くことが出来た。
杉林の小尾根を行くと、右側が広葉樹林の小尾根に出た。ここを上がると牧場跡地だ。



ここから、やっと野伏ヶ岳が見えた。その北には薙刀山だ。そちらも良さげ。
後ろを振り向くと大日ヶ岳方面も見えてきた。


大日方面


野伏ヶ岳と薙刀山


野伏ヶ岳

正面左から右に上がっているのが、ダイレクト尾根だ。右の稜線が北東尾根。
下りは、正面に見える沢状を行ってみた。

牧場跡地は、大黒山を巻きながらダイレクト尾根に近づく。
先行つぼ足団体さんのおかげで楽だ。
団体さんは急斜面を直登していたが、私は少し左巻き気味で尾根の低いところを狙っていった。
この方が随分楽である。


尾根に乗った所

この辺りまで来るとブナ~である。
尾根の南側もブナの素敵な斜面が広がっていた。


尾根南面方向

所々、急登あるが、地形図からのイメージより総じて登りやすい尾根である。
登っていると、風が出てきて西の方から暗雲立ちこめ、雪が落ちてきた。
予想より早い崩れである。まあ行けるところまで行きましょうと尾根を上がる。


尾根中間部のブナの主


尾根上部

尾根は疎林になってからも雪は柔らかく登りやすい。
北東尾根と合流するJCTは、少し堅いが場所を選べば登れないことない。
JCT少し下で団体さん下りてきた。
スキーヤーの方々は北東尾根の方へ。途中、テレの方に抜かれたがその方もそちらへ行ったか?
稜線上は一段と風強いが、先日の十石よりは全然弱いのでそのまま前進。
そうこうしているうちに、広い山頂部へ到着した。ここは風雪強し。視界も効かない。


山頂

速攻、シール外してガス晴れた時狙って滑る。意外といいパウである。
北東尾根が見えてきた。



こんな感じであった。滑るには支障なし。雪も悪くない。
その先から、先の沢状へドロップ。いい傾斜あるがダレる様子はない。
ちょっと重かったがこの辺もパウであった。
あっという間に下へ来てしまった。


下から見たところ

その後はうまく右へ振って基来たトレースへ戻る。
ちょっとアップダウンあるので、少し担いで、あとは杉林の中と林道で終わりだ。
昼には下りてきた。

東海地方以西の方々にはなじみの山であるが、信州人にはあまりのなじみなく、私も昨シーズン来ようと思って
道の駅までは来たが、天候悪く行くことは出来なかった。
今回ようやく行くことが出来たが、次回は天候いい時に来てみたい。
いい山である。あと、もう少し早い時期が林道もつながっており快適と思われた。

帰りは、満点の湯のナトリウム塩化水素泉のお肌ツルツルの湯に浸かり、
高山は高砂でラーメン食べて帰路につく。
平湯から上高地入口の辺りは結構雪が降っていた。トンネルで事故もあったようだ。
まだしばらくはスタッドレスかな。


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