★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

日本語検定試験「使える人材と、使えない人材」

2015-11-11 15:34:03 | ベトナム・ハノイ

 12月6日は「日本語検定試験」である。世界中で同じ試験問題で、年2回(7月と12月)行われる。

最近は、ベトナムでも「日本語」人気が高く、試験場が足らずに、増やしている状態である。

(アジア圏ではベトナムの受験者数が一番多い)

 わが社でもこの試験を「義務付けている」。

N5からN1まであり、N1が一番難しい!試験問題をみると、日本人の私ですら、合格するかは定かではない???

では、「仕事」のかぎっていえば、どの辺のレベルから「使える」のだろう?

 わが社の「技術的通訳」を行っているのは、実はN4である。(N3に3点足らなかったから、レベルは、ほぼN3かもしれない)

しかし、どのN4も使えるかというと?そうではない。同じ資格を所有していても全然違うのである。

実は以前N2資格を持った、通訳を雇用した。確かに一般的な通訳、翻訳はなんとかできたが?

わが社のような「技術的な通訳は、当たり前だが、できなかった」

つまり、資格よりも実戦向きかどうかは、やってみないとわからないということである。

N2資格所有者は、一般作業者よりも、格段に給与が高い。しかし雇ってみると、通訳以外はやる気にならず

高給取りなのに、無駄な気がしてならなかった。

弊社のように、弱小企業が、今後もし、通訳者、翻訳者を雇用する場合は、日本語だけでなく、

技術的「通訳、翻訳」のでき、技術的作業もこなす。しかも管理やベトナムの各種手続きも行える

いわば「歌って踊れる」ようなマルチプレーヤーが理想である。

今、ベトナムでは、日本企業が大挙して「ベトナム人労働者」をあさっている状態に見える。

だから、N2資格などを持っていれば、「引く手あまた」の状態である。

観光などで使う、ただの通訳者ならば良いが、長い付き合いと「センス」を持った「使える」人材探しは難しい???

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