12月6日は「日本語検定試験」である。世界中で同じ試験問題で、年2回(7月と12月)行われる。
最近は、ベトナムでも「日本語」人気が高く、試験場が足らずに、増やしている状態である。
(アジア圏ではベトナムの受験者数が一番多い)
わが社でもこの試験を「義務付けている」。
N5からN1まであり、N1が一番難しい!試験問題をみると、日本人の私ですら、合格するかは定かではない???
では、「仕事」のかぎっていえば、どの辺のレベルから「使える」のだろう?
わが社の「技術的通訳」を行っているのは、実はN4である。(N3に3点足らなかったから、レベルは、ほぼN3かもしれない)
しかし、どのN4も使えるかというと?そうではない。同じ資格を所有していても全然違うのである。
実は以前N2資格を持った、通訳を雇用した。確かに一般的な通訳、翻訳はなんとかできたが?
わが社のような「技術的な通訳は、当たり前だが、できなかった」
つまり、資格よりも実戦向きかどうかは、やってみないとわからないということである。
N2資格所有者は、一般作業者よりも、格段に給与が高い。しかし雇ってみると、通訳以外はやる気にならず
高給取りなのに、無駄な気がしてならなかった。
弊社のように、弱小企業が、今後もし、通訳者、翻訳者を雇用する場合は、日本語だけでなく、
技術的「通訳、翻訳」のでき、技術的作業もこなす。しかも管理やベトナムの各種手続きも行える
いわば「歌って踊れる」ようなマルチプレーヤーが理想である。
今、ベトナムでは、日本企業が大挙して「ベトナム人労働者」をあさっている状態に見える。
だから、N2資格などを持っていれば、「引く手あまた」の状態である。
観光などで使う、ただの通訳者ならば良いが、長い付き合いと「センス」を持った「使える」人材探しは難しい???