ご存じのように「ベトナムは社会主義の国である」つまり「中国や北朝鮮」と同じ政治形態なのだ。
しかし以前もブログに記したように「経済はドイモイ政策」によって市場開放されている。
この結果、世界でも有数のGDP成長率の高い国になっている。それでは政治は同なのかと言うと?
社会主義の威厳は守りつつも「中国や北朝鮮などと全く異なるのが」集団性の社会主義と言うことなのだろうと思う
ご存じのように「中国や北朝鮮」は政治形態を悪用?した「独裁者」が「社会主義と言う隠れ蓑を使い結局は独裁国家を作っている」
日本では「社会主義=中国や北朝鮮」ととらえがちだが? ベトナムの政治形態は全く異なる。もちろん社会主義だが
「集団性の社会主義」と言われるように「突出した独裁者が出ないように国のTOPを複数(4名)にして、それぞれが
監視しあっているのである」 本日「ベトナムのニュースで衝撃的な事があった」 日本でも知られている「元フック首相」や
「4月には訪日したマイ女史」そして「ビン元副首相」の3人が平たく言うと「役職にある立場なのに汚職や人事権を悪用した」
と「認定した」処分はこれからだが、明らかに「政治の中枢からは外されたのだ」それぞれは「すでに辞任等しているが?」
国としては「どんなに立場の高いものでもダメなものはダメ」と「判断したということだ」・・・
先日も「銀行を悪用した投資詐欺事件で首謀者の女性に死刑判決が下された」・・・
つまり「中国や北朝鮮のように権力を持った独裁者が司法まで勝手に変えてしまう国とは大きく異なる」と言うことなのだ!
「偉くても悪いものは悪い」という「自浄作用がちゃんと機能している」
そしてもう一つの「特徴」は「ベトナムの外交はしなやか」であるという事?
しなやかと言うと「聞こえはいいが?」つまり「どこの国とも仲良くし、敵を作らない」と言うことだ!
資本主義のアメリカや日本からはODAなど多くの支援を受けつつ「ロシアや中国」とも仲良くし、問題を起こさない。
ウクライナ問題などは「どっちにもつかない」「北朝鮮の大使館もハノイにあり、北朝鮮レストランなるものも存在し
外貨を稼がせている」空港などは日本がODAで作り、方や「鉄道などは問題はあるが中国から支援を受けている」
「元支配国のフランスとも仲は良く毎日パリ直行便が飛んでいる」・・・・要するに「外交的に八方美人」なのだ。
「貧しい国と言う事を武器に損をしない外交関係を資本主義社会主義を問わず展開し、知らず知らずのうちに
発展をしている。」国なのである、だからこそ「先進国の多くは中国からのシフト先をベトナムにしているのであろう」
自分も「14年前、ベトナムに会社を作ると言ったとき、社会主義なんだろう?・・・と心配してくれた人たちがたくさんいた」
自分は「社会主義の国のリスクは大きく政治体制であり独裁的故に危うい」と思ったが?ベトナムに関しては「たくさん読んだ書籍」
から得た情報に「この集団性の社会主義」があり「起業する場所を最終的にはベトナム」にしたのであった。
はたしてこれが正しかったのかどうかは「これからであるが?」
いずれにしても「社会主義であるベトナム」とこれからも付き合うには「法規、法律に厳しく」「したたかさのある国」
であることを肝に銘じて「まじめに法律を守り業務を続けようと思う」 「法律の厳格さをすべての人に公平に適用する」態度は
是非「日本でも見習ってほしいものである」・・・
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