ベトナムハノイの「コロナ対策」
またまたコロナ関連の話題で恐縮である。
先日「ハノイで知り合った日本人の友人」から「****という薬手に入らないですかね?」とも問い合わせ。
自分は「社員の親族が薬局を開業しており」いろいろと融通が利くことを知っての依頼だった。
しかし今回は残念なことに「できなかった」
この薬、気になったので調べてみると、「本来は違う目的の薬だが、今はコロナに有効」ということで
国によっては「治験や実用」している国もある薬だった。(名前はイベルメクチンという)
ネット上には「肯定、否定」双方の情報が入り乱れている。判断は自己責任だ。
結局私は今回この薬「購入した」
何のことは無い「依頼してきた友人が、入手方法を教えてくれた」のだ。
「もしも、どうにもならなくなった時の対策として自己判断した」
なぜか?というと
実はこの薬「日本の天才犬:フー太郎」のフィラリア(蚊が媒介する寄生虫病)の薬と同じである。
本来は「寄生虫用の薬」として絶大な信頼を受けて「犬用」「人間用」も世界的に普及している「有名な薬」なのだ
(つまり、寄生虫用に飲んで、安全性が保障されているということだ)
その功績から「発見者である日本の大村先生」は2015年にノーベル賞を受賞している。
実はベトナムでは1年に1回「社員から**さん恒例の虫下し薬です」と飲まされている。
衛生状態の悪いベトナムでは多くの人が1年に1回この「虫下し」を服用しており、その中には
この薬も含まれている。だからこれを飲んだことで「害は生じる確率は少ないだろう」という判断と
欧米やアフリカではすでにコロナ用に処方されている。という点も判断材料だった。
特にワクチン開発や接種のできないアフリカで欧米やアジア程爆発的感染と死者が少ないのは
この薬を日ごろから飲んでいるからだという解説もあった。
実は日本の国会でも取り上げられ「日本人の発見した薬でもあり、前向きに検討する」と時の「菅総理」がコメントした。
らしい。
しかしこの薬「すでに特許は切れており、製薬会社にとっては利益にならない代物」らしい。
従って検証や普及のプライオリティは製薬会社にとっては低いようだ。(真に役に立つものを優先してほしいのだが
ワクチンを作っている製薬会社はコロナ禍というのは莫大な利益を得られる、神風のようなものかもしれない)
なんか納得できない事である。この種の「世界危機に際しては国家は特例として、製薬会社等をコントロールできる
権限を持つべきではないだろうか?)話が飛んだが。
このような理由を総合的に判断し、今回購入した。
(すでにフィリピンやインドネシア、ミャンマーと言った医療崩壊している国では品薄になっているようだ、ベトナムでも
確かに品薄だ)
もちろん使わない事を祈るばかりである。
(しかし、もしこれ以上ベトナムでコロナが蔓延するようなら、自己防衛として圧縮酸素発生機やそこまでなくとも
簡易酸素ボンベぐらいは揃えておかなければならないかもしれない)
コロナの一刻も早い収束を願う。