昨日、友人から誘われベトナム在住12年目で久しぶりに「日系企業の駐在者の交流会(飲み会)」に行ってきた。
自分は「ベトナムで起業」してから「何度かこういう交わりに参加したことがあった」しかし
それらの会合は「ベトナムやベトナム人の悪口会」のようなものだった。そういうことに嫌気がさし
それ以来「ベトナムに居る日本人とは交わらないようにしてきた」それが10年ぶりに行ってきた。
行った理由は「本業とは別に設立した建築系の会社」の営業が主な動機だったが、それよりも
誘ってくれた人が「国際会議の同時通訳」を行うほどの日本語能力があり、どういうわけかその人に
請われて「各種日本語原稿のチェックなどをしてあげる関係」になり、自分が病院に行くときは「無償でアテンド」をして頂いている
方だったので、その交流関係者ならば「以前のような、事にはならないだろう」という予測の元に参加した。
予測は当たり、やはり「上場企業のそれなりの地位にいる方々の集まりであり、それなりに品のある会合であった」
それでもやはりあくまでも「駐在者」の方々だったので長くても7年目、自分のように「在住者」12年目と言う人はいなかった。
つまりみんな「いつかは? 日本に帰る」人たちだった。
なかなかすべての人とは話せなかったが、たまたま横にいた方が「お目当ての大手建築会社の役職の方」であり、先方より
こちらの業態への興味を示していただいた。そんなわけで「思わぬ出会いがあり、有意義な飲み会であった」
昔のように「お金も地位もバックボーンもある大手メーカの駐在者とは付き合わん」と言った突っ張った感情も
「一つ大人になったことで、このような出会いに恵まれた」 この年になっても人生は色々と「勉強ばかりである」
預かってもらったミッを迎えに行きながら「そんなことを考えた」