相棒ミッとの散歩の道すがらの情報だ。
自分が小学校や中学校のとき、住んでいた町には「卓球センター」なるものがあった。
自分の出身地(群馬県沼田市:群馬最北の市)はそのころ卓球が盛んだった。
出身の「沼田中学は各学年9クラスのマンモス校」で私が入学する数年前は「卓球で全国優勝」をするほどだった。
柔剣道、水泳、卓球などは常に県大会で優勝を争うスポーツが盛んな地域だった。
そのため「部活だけでは事足らず」休みの日などは「この卓球センター」に学生が入り浸り、腕を磨いていたのだ。
そんな地域柄「一般市民も卓球熱が高く、予約しないと使えないような状況」だったのを思い出す。
かくいう自分も卓球は「小学校の時は市の大会に学校代表として出場するぐらいの腕前だった」
そんなわけで、昨日、いつものミッの散歩をしている時、あの「ピンポンと言う音と、盛り上がっている声が聞こえてきた」
あたりを見回すと、あまり人通りのない道の向こう側で「幾人かが卓球を楽しんでいた」少し見ただけでは
分からないが、あるエリアに腰壁があり、その上は緑のネットで仕切られている。その向こうで確かに
卓球が行われているのだ。
あの沼田から遠く離れたベトナムハノイの路地裏で。
あの頃から50年がたったベトナムハノイで「そんなことを思い出した」
ちょっと良く分からないだろうが? 確かにハノイの裏路地で若者が卓球に興じていた
あの「ピンポン」の音で50年前のことを思い出した。
まさか50年以上後に「卓球センター」を思い出すなど・・・人生とは不思議なものだ。