南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

彼岸と兜太句碑

2022-03-21 17:18:49 | 日記

今日21日は、春分の日、お彼岸の中日です。約ひと月ぶりに両親と弟が眠る宮崎市の真栄寺の五重塔(納骨堂)にお参りに行きました。本堂の前の桜は、つい先日開花したばかりだったのに、もう四、五分咲きほどになっていて、すっかり明るい春の様相。この納骨堂前には大きな岩に「谷間谷間に満作が咲く荒凡夫」と刻んだ有名な故・金子兜太さんの句碑が建っています。
どういうわけで真栄寺に敷地に金子さんの句碑が建っているのか詳しくは知りませんが、ゆかりの方であったことは間違いないようです。この句は今の季節にぴったり。金子さんの生まれ故郷の埼玉県秩父ののびやかでおおらかな風景・雰囲気が伝わってきて、いつも心が和らぎます。

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