ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

3TREEのパンケーキ体験は、膨張して胃袋に転がり込む

2017年03月01日 21時17分34秒 | 広島・甘いもの

 

3TREEに行く。

平日の午後3時40分。

 

お給料日の翌日。

ちょっと奮発しちゃうぜみたいな感じ。


パンケーキを頼むのだ!

 

ムシマルはここのお店をランチ、ディナー、夜飲みと順調にパターン制覇していっている。

この勢いでシエスタ編というか3時のおやつをいただくのだ。

 

デザートは大きく4種類。だった気がする。

パンケーキ類と、アイスクリーム系と、フレンチトーストみたいなやつと、日替わりケーキのようなやつ。

http://3tree-hiroshima.com/morninglunch/を参照されたし。

 

パンケーキが結構お値段するんですよ。

1,500円クラス。

 

勢いだから、このパンケーキ行ってみよう。

『フォレストベリーズパンケーキ』
「高級ヴァローナチョコラータジェラート添え
 甘酸っぱい上品なベリーソースをクーベルチュールチョコレートの絶妙なフレーバーをお楽しみください!」

同HPより。

 

平日のこの夕方手前時間はどちらかというとアイドルタイムなのか給仕はおひとりで回されている。

ムシマルが前回来た時に女優の木村多江に似ているなーと思ったおねえさんだ。

 

 

 

あ、そうか。

いま思い出した。なんでムシマルがこれを頼んだのか。

フォレストベリーズ・・・・・・フォレスト・・・森・・・・!!3TREE!三つの木がひとつになってで!ゲッターロボみたいに森!

 

たぶん言いたいことはちゃんと伝えられていない気がするが、

3つの木(tree)で森(Forest)だ!ってことはこのフォレストなんちゃろってパンケーキは店の名前を(間接的に)冠した看板メニューじゃないか!ってことでないかという気付きの中ユーリカ発見のテンションがあっての中で注文したのだった。

 

高級ヴァローナチョコラータジェラート添え・・・・か。
その辺は、よくわかりませんな。

あとコーヒーを頼む。甘いものにはお茶かコーヒーが必要なんですムシマルには。

 

今日借りてきた森見登美彦を読んでいると、来た。

 

なんかすごい。

 

コーヒーはマグカップいっぱい。

 

パンケーキはうず高い。大きさはちょっとした丸型ポシェットくらい。

4枚くらい重なっているのかな。


そしてどんどんと筆記していく。

まずパンケーキ4枚くらい重ねがある。

そこへ上からベリーソースを流し込んだていである。

ベリーソースは大量で、ドロドロとしていた。牡丹と薔薇くらいドロドロしているであろうか。昼ドラであり昼どろである。

なんだか原初の海みたいな具合である。

 

煮詰まっているのか鮮やかな赤ではなくもっと切羽詰まった色である。

ごくり。のどが鳴る。まだ解説途中なのに。


引き続く。

パンケイキの上に載っているのはアイスクリーム。これが高級チョコラータジェラートであることに疑いは持たない。

アイス量はもうこれだけでデザートとして済むんではないかみたいな一定の量。

 

さらに上にはベリーがベリー一族の王朝のように鎮座する。

 

そして横でもう一つのマウンテンを作っているのは生クリーム。チョモランマ、とかビオランテ、とか言いたくなりそうな大威容。

平成のツインタワーと言えなくもない。多少の誇張を許していただければである。

やりすぎだ、って誰かに言われないだろうか、ちょっと心配になる量。

これ一皿で市販の絞り袋が満タンから空になるくらい使っているだろう?

 

うわあ、食うんだこれ。食うものなんだ。ゴージャスなオブジェじゃないんだ、間接照明を当てるためのものではないんだ。

クリームを過剰につけて、オーバーイート。

 

むしゃ。

むんぐ。

 

ほっほぅ!パンケーキ自体はあれですね、ナチュラルなしょっぱさがある。

 

それにクリームとろりべりーソースドロドロリで、

甘じょっぱさがボンボヤージュする。

 

甘じょっぱいものはいつまでもいつまでも食べていられる、と『三月のライオン』でも言っておりました。エンドレスだと。


アイスクリームとベリーソース、アイスクリームとクリーム、パンケーキとアイスクリーム、パンケーキとクリームほか、3種4種同時一緒食いも可能であるし、

単体でも食べられる。

順列組み合わせは数えていないけれどたぶんいっぱい。

 

よし、モカなアイスクリームとふわっとなクリームでいこう、次はスポンジ感と酸味のパンケーキ&ベリーソースだ。

 

記憶してください。私はこんな風にして食べていったのです。

 


ごろり。

ああ、アイスがバランスの喪失によってころりとパンケーキ台座から転がってしまったのだった。

そしてバランスの喪失は、ムシマルの食べ食べによって円筒の形が崩れていってしまったからであった。


アイスの下、パンケーキの上その間に何かがはさかっていた・・・?

 

台座のごときそれは、もうベリー色とアイス色の混合に塗り色されて原型がわからない。

 

ひとくち。

グレープフルーツ、みたいな味。

 


ざわっと切り結ぶ。パンケーキをである。

ああ、なんか天守閣ぽくなってしまった。

パンケーキの石垣である。

(人は石垣、人は城だと思っていたけれど、21世紀はパンケーキは石垣、パンケーキは城になるかもしれない)そう思った。

あるいは、人はパンケーキ。

 

 

そしてこれはお腹張ってくる。
ちょっとしたオヤツに食べるものではないのではないか。

胃袋を多様な甘いもので埋め尽くしてたまらなくなった方が頼んでちょうどみたいな感じ。

 

お茶というかコーヒーも足りない。

マグカップに上面まで注いでくれていたKIMBOコーヒーなんですが、お茶請け役のパンケーキを攻めるものとしては一杯では役者不足。

ちびちいびと飲まねば。

食べおわる、アイスとクリームとベリーが入り混じった変な紋様ができる。

 

ムシマルはこの作品を作り上げるために食べていたかもしれない。

 

 

森見登美彦作品は、2編まで読み終える。

 

お会計は、2000円越え、お腹いっぱい。

やり過ぎた。ハーフくらいサイズでもあればいいんであるが。

 

ふーー。お腹さすり。終わり。

 

 

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