ささやかなあかりと佇まいに、気になっていた。
おんちゃんとおばちゃんお二人でお店を回されているよう。
2階が、あるんだ。2階で宴会をしているっぽい。
1階はカウンターばかり。
2階は座敷?お客らしいおばちゃんが時々料理を取りに来ている。
ビールは瓶で。
突き出しは長いも短冊切り+海苔と醤油。
(いい突き出しだ・・・ひと手間ポイント!)
ムシマルは個人的に枝豆が突き出しだとちょっとがっかり、ポテサラだと普通。南蛮漬け等の手がちょっと込んでいると+査定。
料理は、黒板メニューだけかな?
手書きが、味がある文体。
さらさらって書いてあった、なんだか小学校の頃の年輩教師の授業みたいだ。
メニューを見るに、和風100パーセント。
お魚・天ぷら・お寿司か。
(お寿司行こう!サーモン巻きと・・・天ぷら。)
シイタケ天ぷらとナス天ぷらを頼む。二つ合わせて700円。
厚めに切られて出てきました。シイタケ。
大好きだ大好きだってシイタケ。
シイタケは、肉圧で大きめサイズ切だからこその旨み。
日本酒だった、日本酒が合う。麦酒だ、いまあるのは!ビールでも問題ナー氏!
ビールがのんびりと減っていく。
サーモン巻きが来る。
あれ、意外とサーモン巻きワタシ初めてかも。
12貫、おいしそう。
ああ、これはいいなあ。
かわいいしキレイな色。
一個一個が、この世界の美しさを刻む押印のようで。
サーモンの、朱印シャチハタや―。
なんだかとっちらかってしまった。
実際おいしい。
シャリはやややわらかめ。
あ、海苔の香りが色濃く出る。
気になっているのは、牡蠣。
目の前に牡蠣があるのだ。ひとつ400円。
行っちゃうか。
頼んだら来た。
『地がき』って書いてあるもの、生牡蠣では出てこない。
煮込まれているっぽい。
そして、でかいぞ。
見えるか、この汁!
ジューシー&コーバシーである。
じゅるるる。
日本酒だった。きっとこれは日本酒だ。
次来たら初手日本酒呑もう。
牡蠣の独特に、ポン酢のみぞれの中和性があいまっていい具合に喉に落ちる。
喉が思わず啜りだす。
ごくん。
2,200円。
サーモン巻きはひょいぱくといけるおススメ。
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