鞆の浦から、船が出ている。
「仙酔島」行き。
1時間に2~3便出ている様子。
ふと見ると、あと3分で出港。
え、どうしようと思ったら勢いで乗っていた。
往復240円。
船はなんだか大陸風。
朝鮮通信使と鞆の浦はゆかりがあるらしいから、それでか。
乗る。
乗車率は6割くらい。
けっこういらっしゃいますね。
わずか5分強で到着。
仙酔島側の桟橋に
『平成いろは丸』発見!
こっちにも乗りたいな!と思ったけれど日替わりなのかこちらはまた別の用途なのか、 本日はあの行きで乗った船がピストン搬送するばかりのよう。
海岸線を歩く。ふええええ。
なんかこう、リゾートって感じ。
着くなりさざなみ、岩のゲート。
この仙酔島は、国民宿舎とあともうひとつお宿があるところ。
民家はないのかな?よくわかっておりません。
だからわりと開放的な自然。
タヌキが見える。
タヌキ対カラス、夢の競演やでーーえええとテンション上がるけれども、特に敵対も友愛もなく、適度な無関心によりこの共演は終わる。
タヌキだ。
高知にも、南国市にもタヌキはいるけれどもここのタヌキはなんだか人に慣れている感じ。
ムシマルは先を急ぐ。
別に用事はないんだけれども、往復240円の元を取るというかできるだけいろいろ見たいなという欲が出た。どろりと。
桟橋より徒歩15分くらいでこんな感じ。
孤立しきってはいない手を伸ばせば届きそうなポツネン感。
悪くない。
歩いて歩いて、なんとなく寂寥感。
この島を一時間で周回するのは無理だ。
そう判断。
戻る。
情報を出していなかったが、桟橋から数分のところに売店があり、お土産や軽飲食物を売っている。
あとパワースポットガイドとか。
ソフトクリームかー、あ!
蒸し饅頭があるこっちにしよう。
『布袋さんのほっぺ』170円。
いままで布袋さんのほっぺについて思いを寄せたことなかったな。
3月初めの福山市はまだまだまだ寒いのだからして。あったまりたい思いで手を伸ばす。
ぱくり。
あ、甘ったるんたるん。
柚子の酸味が(柚子アン)甘みにはむしろ足し算掛け算で、きゅっと背筋が伸びるよう。
饅頭の皮が厚くてほっこり。
店を出る。
タヌキ。
お前か。
どうやらこういう生活をしているみたい。
食べ物をかわいさと執拗さでちょこっといただくような争いのない生活を。
タヌキってこいつ一匹だけなのかな?っていう疑問が湧く。
会釈をタヌキにして、去ろうとする。
ついてくる。
1,2,3歩。3歩ついてくる。
歩みを止める。回りこむ。
ああー確かに芳香。
これはタヌキを引き付けるわ。
なんて罪な布袋さんだ、と思った。
饅頭の皮をちょっとだけ投げる。
※桟橋の待合小屋周辺に「危険なのでタヌキにエサをあげないでください」と貼られてあったことにあとから気づく。
ごめんなさい。
仙酔島から鞆の浦に戻る。だいたい1時間いた計算だ。
そうか、この船は「第二べんてん」というのか。
その後もちょっとフラフラしました。
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