お昼は1時がちょうど良い

在宅療養生活で見たこと、思ったこと、を伝えます。

日記 1447

2020年05月06日 | 日記
< 夫・父の役割 >


このところの自粛で、夫婦で家にいる時間が多くなっていることによる揉め事が聞かれます。


ネット上に見られる苦情の中では、夫が家事を全然してくれないとの声が目立ちます。中には普段は全く家では何もしない夫が、この度の自粛で、残業がなくなり家事を結構手伝ってくれて、良かったという例も。本当は疲れて何も出来なかった事が分かったそうです。


一方、家事を何もしない夫がいるので、奥さんは家の中の用事が増えて困ったという声も。


そこで、私にはその夫の年齢は分かりませんが、アニメ(コミック)の影響もあるのではないかと思うのです。


最初に言っておきますが、アニメ(コミック)の作者の人格を否定するものではありません。問題は、そのストーリーの中身。


具体的に名前を挙げると、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、サザエさん、ちびまる子。これらは子育て期に子供と一緒に見ていたのですが、今振り返って思うに、このストーリーの中で気になる点がありました。


それは、のび太のパパは家でママの家事を手伝っていたでしょうか。しんちゃんのお父さんが家事をしていたのを見たことがありません。サザエさんの旦那さんやお父さんは何か家事をしていたでしょうか。まる子のお父さんひろしが家事をしていた記憶がありません。


これらを毎週見ていれば、自然に夫・父は家事をしないのが当然という考えが身につきます。


家事は女だけのものという、今では受け入れられないライフスタイル。


ふた昔かそれより前に、即席ラーメンのCMで、私食べる人、あなた作る人的なものがあり、かなりのブーイングがありそれを中止したと。


これらの言わんとしているのは、例え専業主婦であっても夫の助けが必要な時があるのが今の時代。ましてや、共働き全盛時代の今は以前の考え方は通用しないでしょう。


食事は、準備して、作って、食べて、片付けて、洗い、乾かすというのがパッケージになっているのが解らないのが古いタイプの夫像。


因みに、私の場合は小学生の頃から、家の事情で炊事・洗濯・掃除はしていましたから、今独居生活でもその点は、さして困らないで生活しています。


コロナ禍で、家族のあり方が炙り出された格好になりました。








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