花と野菜とスケッチブック

春夏秋冬・花と野菜とスケッチとそして人と一緒に・・・

トルコギキョウ

2009-11-06 22:49:47 | 花のこと
トルコギキョウの花束をいただいた。

今年、ハウス栽培を手がけ、始めて咲かせたK君のトルコギキョウ
白、淡いピンクに黄色、黄緑色もある。
素敵な花束を届けてくれたのは、K君の父親、明夫さんだ。

生産組合を立ち上げて3年、慣れない帳簿づけやら、新しい政策に頭を痛めた役員の1人。
農業収入だけで生計を立てられる地域では数少ない専業農家の担い手だ。
見た目も立派で味もいいと評判の野菜を作るお婆ちゃん、一家のアドバイザーのお爺ちゃん、
明夫さん夫婦は4町歩余の田から美味しい秋田米を生産している。
K君は花の栽培を手始めに、一味違った農に取り組みだした。

ころころ変わる農政に、農民は翻弄される。
圃場整備はほぼ強制的に行われ借金を背負わされている。
減反の奨励と作付け作物の指定で、豆を団地化して大型機械導入。
ところが、豆の値が半減すると言う話。
それぞれの地域の生産組合には、また借金が加算される。

本気で農業を考える政治家がはたしているのだろうか?
お坊ちゃま政治家に農業の何がわかるのだろうか?
なんて、私もよくわかっているわけではないが、
選挙のための、一時しのぎの補助金のばら撒きは辞めてもらいたい。
補助金に翻弄される農民も、もう少し賢くならなければならないのでは・・・

先人の知恵と経験を踏まえて、なんとか農業で生きていこうと頑張っている人達がいることを、
もっと目を開いて見てほしいものだ。
農業に喜びを見出せるような政策を望みたいです!
鳩山さん筆頭に政治家諸氏!!