花と野菜とスケッチブック

春夏秋冬・花と野菜とスケッチとそして人と一緒に・・・

秋深し

2009-11-14 12:33:31 | その他
雨が続き2日晴れて、又今日は雨になった。
昨日は強い東風が吹く。
晴れ間に、役目の済んだ花達を根元から切って、休眠してもらう。
来年また会えるのを楽しみにして・・・
我が家の庭も殺風景になってきた。

寒い日が続かないわりに、落葉樹は紅葉(黄葉)をすすめる。

風に吹かれてモミジや柿の葉、よそから舞い込んだ銀杏の葉が玄関前いっぱいだ。
掃いても掃いても間に合わないのでやめた。しばらく落葉を観賞することにする。
ウメモドキの実の鮮やかな赤とモミジの深い赤、微妙な黄、自然が織り成す色合に、感心したり感動したり・・・


晴れ間に見える東の山は緑と黄色に鮮やかに仕切られ、イチョウの木も金色に輝いている。
お隣の柿の実が豊作で、渋抜きしても食べきれず、後は冬場のからすのえさになる。

大根の生漬け用におすそ分けしてもらうことにした。

深まる秋・・・近年寒さに震える日が少なくなった。
とはいえ、いずれ雨が雪に変わり北国の冬はやってくる。
大変そうだが、かえって雪の少ない冬のほうが心もとない。



昆布がっこ

2009-11-12 23:00:45 | その他
スーパーの片隅に地元農家の母さん達丹精の野菜コーナーがある。
そこで1kg180円の燻り大根をみつけた。(細身5本ほど)

毎年、今の季節に「昆布がっこ」を作る習慣だったのに、この2年作らずじまいになっていた。
「よーし、今年は作るぞ!」
午後から、開始!「松前漬けの素」を買う。あとは家にあるものでOK

材料(6kg換算) 
   燻り大根  6kg
   漬け汁
    醤油    1升
    ザラメ   1kg
    酒     1合
    酢     1合
    ミリン   1合
   松前漬けの素 3袋
   ニンジン   適宜
(今回、燻り大根1kgで作りました)

1.漬け汁を作る。
  調味料を全部鍋に入れ、強火にかける。ブファとなったら火を止め冷ましておく
2.皮をむく(我が家は歯が悪い人がいるため・・・むかなくても大丈夫です)

3.輪切りにする。
  熱湯でゆがき、冷ます。(しゃっきっとした歯ごたえに)

4.市販の「松前とろろ」の昆布を使う。
 (イカを使う人もあるが、生臭いので私は使わない)

5.ニンジンを千切りにする。
6.燻り大根、ニンジン・松前昆布を容器に入れ、冷ました漬け汁を加え混ぜ合わせる。
(3~4日以降、食べられる)


これが、美味しいのですよ。
燻り大根が手に入らない場合は、干し大根でもOK。生大根でも大丈夫。
お試し下さい。   

野菜収穫・保存

2009-11-09 11:12:58 | 野菜のこと
日曜日はポカポカいい天気♪外仕事日和だった。
夫はサッシの網戸をはずし、雪囲いをはめ込んだ。
古い家の時は板戸を打ち付けたり、手間も時間もかかったが今はあっと言う間だ。便利になったなあ

これだって、力があるうちはできるが、体力が落ちてくれば、息子の仕事になるだろう。
数年たてば高齢者ばかりの地域では冬支度も容易ではなくなる。

ネギ、ニンジン、白菜を収穫した。
まあまあのでき・・・
冬の間の保存琺は、先輩からの伝授。

★ネギ
 土付のまま、日なたで2日間干す。
 乾いたネギを新聞紙2枚見開きでくるくる海苔巻き状に巻いていく。
 ネギとネギが触れないように新聞紙くるっ、ネギくるっの順で(10本くらいかな)
 新聞からはみ出た葉を切る。
 束を米袋に入れ、1束ずつ出して使う。(春になると黄色い芽が出てくる)


★ニンジン
 野菜の師匠美恵子さんに、今年はニンジンの栽培を教えてもらった。
 今まで、貧弱で保存するほどのものができたためしがなかったが今年はお陰でまずまず。
 保存法も教えてもらう。
 発泡スチロールの箱に土を敷きニンジンを寝せて並べ土をかける。
 2段位はOK。春になると頭から青い葉が出てくるそうだ。


小さいもの、割れたものは洗って少し干して先に食べます。
★白菜は新聞紙にくるんで立ててダンボールなどに入れる。

(少し干してから)
※みな屋内の涼しい?(寒すぎない)場所で保存

トルコギキョウ

2009-11-06 22:49:47 | 花のこと
トルコギキョウの花束をいただいた。

今年、ハウス栽培を手がけ、始めて咲かせたK君のトルコギキョウ
白、淡いピンクに黄色、黄緑色もある。
素敵な花束を届けてくれたのは、K君の父親、明夫さんだ。

生産組合を立ち上げて3年、慣れない帳簿づけやら、新しい政策に頭を痛めた役員の1人。
農業収入だけで生計を立てられる地域では数少ない専業農家の担い手だ。
見た目も立派で味もいいと評判の野菜を作るお婆ちゃん、一家のアドバイザーのお爺ちゃん、
明夫さん夫婦は4町歩余の田から美味しい秋田米を生産している。
K君は花の栽培を手始めに、一味違った農に取り組みだした。

ころころ変わる農政に、農民は翻弄される。
圃場整備はほぼ強制的に行われ借金を背負わされている。
減反の奨励と作付け作物の指定で、豆を団地化して大型機械導入。
ところが、豆の値が半減すると言う話。
それぞれの地域の生産組合には、また借金が加算される。

本気で農業を考える政治家がはたしているのだろうか?
お坊ちゃま政治家に農業の何がわかるのだろうか?
なんて、私もよくわかっているわけではないが、
選挙のための、一時しのぎの補助金のばら撒きは辞めてもらいたい。
補助金に翻弄される農民も、もう少し賢くならなければならないのでは・・・

先人の知恵と経験を踏まえて、なんとか農業で生きていこうと頑張っている人達がいることを、
もっと目を開いて見てほしいものだ。
農業に喜びを見出せるような政策を望みたいです!
鳩山さん筆頭に政治家諸氏!!

黄色い花、イソギクと食用菊

2009-11-05 21:06:47 | 花のこと
秋の花もほとんど終わり
冷たい雨風にさらされて、痛々しい姿だ。
早く根元から切ってあげて冬篭りの準備をしてあげなければいけないのだけれど。
今日は一日中、激しい雷雨。
雪おこし・・・冬の雷をそんな風に言うらしい。
関東育ちの私は、雷は夏だと思い込んでいて、始めての冬の雷雨には驚いたものだ。
こうして寒い季節に雷がなると、ハタハタが獲れだす。
始めて食べたハタハタの味・・・話が脱線・・・これは次回にします

今元気よく咲きだしたのがイソギク
小ぶりの花はさほどの存在感はないが、花の少ない今の時期に花壇の一角を彩ってくれている。
地下茎で繁殖力が旺盛、あっと言う間に他の花の陣地を占領してしまう。
季節を問わず、白い縁取りのあるぎざぎざの葉はそれだけでも観賞に堪えると思う。

ピンクのもってのほかよりも、少し遅く咲き出す黄色い食用菊、
これも摘んでおひたしに・・・もって菊より癖があるが、私はこちらも大好き。
大なべ2つ分茹でて、今年は終わり。
黄色い花は元気をくれる気がする。

イソギク

食用菊