小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

徘徊防止責任は、どこまで問われるのか?:

2016年02月03日 | 健康 医療

徘徊防止責任は、どこまで問われるのか?:

徘徊によって、鉄道死亡事故を起こしてしまった夫の徘徊防止責任を、その事故の損害賠償責任を、老々介護の老妻にどこまで、その責任を問えるのであろうか?何とも、悩ましい議論である。そう言えば、我が母も、痴呆症になりかかった頃には、足腰が弱ったからと云っては、家の周りを手押し車を押しながら、グルグルと、一日に何回も歩き回っていたことを想い起こす。健常者と認知症患者との共生を目指そうとする社会的な目標と、一方で、介護医療金額を自宅介護で、抑制しようとする政府の思惑とでは、如何にも、その着地点が、見えずらいことも、事実であろう。それでは、老々介護ではなくて、もっと、若かったら、それが、息子やその嫁だったりしたら、責任義務があると云う事にでもなるのであろうか?これから、ますます、こういう事件が多発してくる可能性があろう。認知症に伴う様々な事件とか、認知症に起因する問題や、それらに伴う損害賠償の責任範囲は、何処までとされるのであろうか?そんな心配よりも、今度は、こっちの方が、加害者になってしまうかも知れないし、困ったことである。介護する方も、介護される方も、どんなスタンスで、この問題を考えたら良いのであろうか?共生を目指すならば、そこに、存在する損害賠償というリスクも、何らかの形で、同時に、背負う覚悟を、考えなければならないのであろうか?どういう法律的な判断が示されるのであろうか?

 


健康年齢を考える:

2015年12月30日 | 健康 医療

健康年齢を考える:

たまたま、何処かの神社の厄除けの広告が入っていたので、ふと、眼にとまり、眺めていたら、何でも、前厄・本厄.後厄とか、今から、考えてみると、現役で、多忙を極めていたときには、そんなことも、お構いなしに、40肩でも、50肩でも、へっちゃらで、ガンガン、やっていたことを想い起こす。今にして、考えれば、良い意味で、そういう身体に変調をきたすような時期を、ふと、立ち止まって、考え直すことも、大切なことだったなのかも知れないなどとも、今更ながら、感じないモノではない。もう、40余年にも亘って、暮らしていると、同年代の友人・知人を眺めても、自分同様に、金属疲労が、祟ったのであろうか、何処かしこかが、変調をきたし、悲鳴をあげ始めている。実際、若くして、大腸癌や食道癌などで、先に逝ってしまったものも、数多くいる。誰かが、冗談に、たっぷり、高い生涯報酬などと言うものも、生きていればの話だが、、、、ネと言っていたことを想い起こす。不思議なことに、今年は、自分自身だけではなくて、全く、打ち合わせもしないにも拘わらず、同級生達が、似たような症状の病いを得てしまった。お陰様で、皆、大事に至らずに、済んだようであるが、全く、同時期とは、不思議なことである。来年は、どんな年になるのであろうかと、希望に膨らんだ子供の頃とは異なり、だんだん、『健康年齢』なる言葉が、気になり始めてきた昨今である。

 

 


通院癌治療勤務を考える:

2015年03月19日 | 健康 医療
通院癌治療勤務を考える:
同年配の友人達の中で、癌のために命を落とす者達が段々多くなってきた。実際、話に聴くところでは、癌に罹患してからと云うもの、治療と勤務の狭間に立たされてしまうのが、どうやら、実態らしい。それは、大きな組織だから、出来るとか、或いは、小さな組織だから、出来ないというものでは、必ずしもなさそうである。社会全体が、そうした経済的な損失を考えずに、他の労働力で補えば宜しいという程度にしか、考えていないという事の表れなのかも知れない。手術や治療と云っても、遊休休暇を使用しなければならず、更には、通院での治療となると、どうしても、平日の何日間かは、病院で過ごさざるを得ないというのが実態であろう。それは、必ずしも、癌という病気だけではないだろうし、何でも多かれ少なかれ、病気の治療は、そうなのかも知れない。自分などは、まだ、恵まれていた方だろう。それにしても、ワークシェアーや複数担当などによる業務の推進などは、まだまだ、不十分であるのが、実情であろう。確かに、数日入院しても、病棟から、メールをチェックしたり、昔は、WiFiでもなかったから、一々、電話回線に接続しなければならず、歯がゆさは、今日の比ではなかった。社会と会社の経営者が、何らかの形で、この問題に対する対応をしてゆかないと、いつまでたっても、一労働者が、或いは、一経営者ですら、結局は、大切な命を落としかねないし、それは、大いなる経済的な損失にもなると謂うことが認識されないのかも知れない。保険でカバーするだけでは済まされないであろう。

年下の友人達の病気に思う:記事のタイトルを入力してください(必須)

2014年03月26日 | 健康 医療
年下の友人達の病気に思う:
約40年間、現役で働いていたときには、幸運にも、深刻な長期の病気療養の休暇を取ることもなく、又、独立してからも、何とか、短期の入院程度(痔核除去手術)で済み、命に関わる深刻な事態には立ち至らなかったのは幸いなことであった。今はもう、別段、休もうが、適当にメールで、働こうが、マイ・ペースで、ストレスが溜まることはない。しかしながら、何人かの知り合いを眺めてみると、皆、私よりも歳が若いのに、ある人は、海外で、軽い心臓弁膜症や肺炎に罹患したり、又、ある知り合いは、お子さん達が小さく、現役の最前線なのに、軽度の脳梗塞を発症して、入院していたり、又、ある後輩は、統合失調症を、もう、30年以上の長きに亘って、患っている。人生、何が、大事かと云われれば、まずは、精神的にも、肉体的にも、健全であることに越したことはない。健全なる肉体にこそ、健全な精神が宿るのであろうから(?)それにしても、食生活の偏りやら、長時間労働による生活習慣の夜昼逆転やら、上司や仲間内での人間関係でのストレスやらで、食生活が、或いは、肉体や精神が蝕まれて、やがて、陽に当たることもなく、運動量も減少して、自然な風景の中で、風も感じず、遠くの風景を眺めたりすることもなくなり、不眠症やら、鬱病やパニック症候群やら、精神疾患を抱えてたり、果ては、最前線で、結局、組織のパーツとして、「自己責任」の名の下での「非業の戦死」を遂げる人達を、既に、何人も、見かけてきた。人生には、病の中で、逆に、幸運にも、自分を見つめ直す機会が訪れたり、戦場に行かずに済んだこともあろうし、どんな転機になるかは、人生が終わってみないと分からないものなのかも知れない。日帰り温泉施設や老人体操教室の私よりも齢を重ねているご老人・先輩諸氏をみていると、実に、のんびり、ゆったりとしているものである。どうも、「心の持ちよう」というようなモノが、影響しているのであろうか?風呂に浸かって、疲れたら、少々、昼寝をして、、、、と、流石に、厚生労働省も、睡眠と労働の質との関係に気付いて、事務所でも、15分くらいは、昼寝を勧めるようになったが、何とも、電車の中でも、うたた寝をして、事務所でも昼寝をするというライフ・スタイルが、本当に、あるべき姿なのであろうか?もう通勤(痛勤)電車に、乗ることもないが、現役の時は、どうだったのであろうか?ひたすら、満員電車の中で、新書や文庫本を読んでいたのを想い出すが、今や、近場は、老眼鏡がないと駄目である。枯れるように、体力の炎が尽きるように、そして、「一寸、疲れたから、一寝入りするよ」と云う具合に、理想的に、最期は、逝きたいものであるが、どんなものであろうか?それはさておき、とにかく、私よりは若い友人達の一日も早い、健康の回復を祈りたいものである。祈ること、そんなことしか、自分には、出来ないが、、、、、、。


白内障の初期症状を呈する(?):

2014年01月30日 | 健康 医療
白内障の初期症状を呈する(?):
身体の具合は、悪くなってみないと、分からないものである。問題ないときは、全く、感じないものである。昔から、身体の臓器の場所が、ここら辺にあると自覚されたときは、その場所に、障害がある証拠だと思え!と云われたことがあるが、その通りだと思う。これまで、友人達の加齢性黄斑点網膜症などの症状を聴くに付け、大変だなぁ!と感じてはいたが、自分の場合には、これまで、老眼の進行速度も比較的遅く、それ程ひどくはなかったが、年明け頃から、どうも、全体的に、風呂場に入った時のような薄いもやのような「違和感」が目に自覚され始めた。流石に、これは、所謂、老人性の「白内障」の初期症状かなと思い始めたわけである。そう言えば、18才と4ヶ月で亡くなった愛犬は、幼犬の頃、本当に美しいエメラルド・グリーンの水晶体を持っていて、今でも当時の写真には、その目がエメラルド・グリーンの輝きが、映し出されている。そして、アイ・コンタクトを欠かさず、ジィ~とこちらの目を見つめていたものである。その眩しいくらいの眼の輝きも、やがて、老齢化の進行と共に、濁り始めて、遂には、灰色から、白く濁って、ほとんど、眼が見えなくなってしまったことを想い出す。可哀想に、不自由だったことであろうと察する。唯一、鼻の嗅覚が頼りであったが、さぞかし、不自由で、哀しく、苦しかったことであろう。主人に言葉で、体調の悪化を訴えることも出来ずにと思うと可哀想になる。検眼をして、更に、眼底検査、眼球のCTスキャンも行った結果、やはり、初期の老人性白内障と診断され、進行を遅らせる眼薬と、ついでに、PC向けの点眼薬も、処方して貰い、経過を1ヶ月後に、みることにした。早速、点眼してみると、多少は、改善されたように感じられる。それにしても、これから、どのようにしたら、進行を遅らせてゆくことが出来るのであろうか?いよいよ、これから、遂に、「老いとの闘い」が始まりそうである。それにしても、眼がよく見えないと云うことは、大変なことであることを実感しました。何処か悪くても、困ってしまうが、、、、、。



うつの起源:

2013年10月23日 | 健康 医療
うつの起源:
成る程、5億2千万年前の魚の脳の中の小さな「扁桃体」にまで、その起源は、遡るのか?本来、天敵から身を守る為に、素早く筋肉の活性化を促すストレス・ホルモンが、独自に、暴走する結果、今日の「うつ病」を惹起することになろうとは、、、、、。それは、進化の過程で、高度な集団生活と社会性との狭間の中で生じうる特殊な環境や「不安・恐怖」から、「孤独」にも作用し始め、本来時間の経過とともに、忘れ去られるべき海馬の中の「記憶」にすら、そして、それが、更には、声を発するようになってから、その「言語」コミュニケーションを通じて、不安や恐怖自体が、蓄積されるようになろうとは、、、、、。本来、「平等」であった「獲物の分配」を前提とした「狩猟」という集団行動から、やがて、それは、「農業耕作」へと発展してゆき、備蓄という形での「富の蓄積」と権力・支配者、被支配者、「貧富の誕生」という皮肉な結果に、至って行くことになる。そして、本来、公正・公平・平等であった日常生活が、不平等・富の配分の偏り・職業の分化など、人類に「心理的なストレス」を与える、明日への不安感・絶望感など、心的ストレスが、どんどん、暴走を繰り返して行くことになり、それが、やがては、魚でも、チンパンジーでも、ヒトでも、共通した症状である、「うつ状態」へと導くことになるらしい。こうしたストレス・ホルモンの異常な高い数値により、脳はやがて、神経系統に栄養が行き渡らなくなり、萎縮して終うそうである。もっとも、この理屈からいけば、余程の「原始共産主義社会」か、何やら怪しい宗教による文明を否定する「原始共同体」社会でない限り、救済されることも、治癒することもなさそうであるが、そうでもないらしい。脳の扁桃体への電磁波によるショック療法は、別にしても、薬物療法だけでは、どうみても、治癒は不可能であろう。むしろ、日常生活での「規則正しい生活と適度な運動」、生活改善の試みとか、分かち合いやお裾分けの文化等も、他人への日常の挨拶や話しかけなども、有効なのだそうである。暗くなったら、床につき、夜更かしせずに、眠る、陽が射してきたら、朝日と一緒に、起床するとか、冷や汗ばかりかいていないで、たっぷり、お陽様を浴びて、心地よい汗をかいて、肉体的に疲れたら、昼寝でもして、適当に、美味しいお酒を飲んで、多いに、他愛ないお喋りをして、農作業をして、、、、、と、この仮説的な理屈が、当たっているかどうかは分からぬが、今や、マルクス経済学者も、「平等・公平」と言う観点から、理論の再構築を図る必要があるのではなかろうか?中国やロシアに於ける国家的な宗教の再利用(ロシア正教や儒教の復古)とか、再検討の動きには、こうした仮説・観点からの分析も必要なのではなかろうか?それにしても、自分の判断で、仕事の出来るヒトは、上司の命令で、仕事を強いられるヒトに較べて、うつになる率は、少ないそうである。職業の違いも、影響することになるそうであるが、そう言えば、最近では、フーテンの寅さん的なヒトは、もう、絶滅してしまったのであろうか?やはり、勝手気ままに、我が儘放題の社長業が、一番、ストレスがないのであろうか?それとも、脳天気に、大海に漂う葦の草の如く、身を任せているのが、一番なのであろうか?(考える葦に怒られてしまうが、、、、)或いは、貧乏でも、明るく、暮らせる術があるのであろうか?それにしても、多くの人達が、今日、苦しんでいるものであることに、驚かざるを得ない。それでは、これから、一風呂、日帰り温泉で、汗とともに、ストレスも流しにでも行くとしようか?



一年ぶりに老人体操教室に復帰する:

2013年06月23日 | 健康 医療
一年ぶりに老人体操教室に復帰する:
いやはや、久しぶりだから、結構きついものである。ラジオ体操第一・第二の中でも、ジャンプするところは、或いは、爪先立ちする体操は、まだ、出来ないし、やろうと思っても身体がついてこない。腿を高く上げる脚踏みは、20回を5セット、爪先立ち体操も、同じ回数、未だ、椅子に座って爪先をあげるのは、100回でも何とかこなせたが、爪先立ちは、椅子に支えてもらわないと、どうしようもない。腰を捻る体操や回転させる体操などは、まだ、無理である。途中途中で、アキレス腱と腿の裏をストレッチするインターバルが、組み込まれているので、休み休み、筋肉の疲労を回復させなければならない。スクワットも、20回を5回行なうのであるが、流石に、これまでは、何の問題もなくやっていたのに、最後の方は、少々、しんどいものがあった。腹筋などは、元々の(筋力の貯え=貯筋)があるので、問題はなさそうである。もっとも、やはり、この一年で、貯筋が、目減りしてしまったのであろうか?以前は、毎日、ジム通いであったが、今は、やっと、週二回程度に復帰して、慣らし運転の開始である。少しづつ、無理のない範囲で、回数を増やしてゆくしかなさそうである、この調子で、いつ頃になったら、ショート・コースくらいには、戻れるのであろうか?秋までには、一度は、ショート・コースでもよいから、戻りたいものですね。



湯治客という居心地よいステイタス:

2013年03月20日 | 健康 医療
湯治客という居心地よいステイタス:
何も、山奥の秘湯での湯治である必要は全くない、里山から、一寸、車で山を下りて、駅前の温泉施設で充分である。何せ、月額でも4000円であるから、一日500円とすれば、8日で、ブレイク・イーブンであるから、都会のスポーツ・クラブ会員権よりは、ずっと、価値があろう。杖をなるべく使わずに、歩行できるようにと、リハビリも兼ねて、毎日、温泉三昧である。まずは、肩まで、ゆっくりと暖まりながら、湯床の側壁面から、湧き出る熱い湯を、腰の部分に、じっくりと当てることにする。すると、腰から太腿の裏から、下肢に掛けて、神経ネットワークが、リセットされたのか、それとも、再起動中なのか、ピリピリと足の裏へと、更には、足の指先にまで、やがて、強いシグナルのように、ビリビリと伝わってくる。およそ、3分くらい、肩まで使った後に、額から、汗が、したたり落ち始めると同時に、今度は、半身浴で、2分程度、これを5分セットとして、3セット、その後で、露天風呂で、火照った体を半身浴で、下半身を温めながら、同様に、3セット、合計、30分程度、行なえば、水のシャワーを浴びても、身体から、頭のてっぺんから、汗が、老廃物とともに、体外へ、排出される。まるで、脳内の血管が、すべて、一旦、フィルターを掛けられたように、スッキリとする。毎日、こんなことを繰り返していたら、脳内血管が活性化されることは間違いないであろう。露天風呂の湯床石は、まるで、墨絵に描かれたような山並みのように、キラキラひかり、秋には、モミジの葉が、落ちてきたり、花びらが、ひらひらと風に揺られながら、水面を漂って来たりと、季節毎の情緒を愉しめる。これも又、一興であろう。風に煽られて、壁面を流れるお湯が、バシャと大きな音を立てて、不意に落ちると、ウトウトしていたうたた寝から、現実世界へと覚醒させる。何も、無理矢理に、サウナで、汗を絞り出す必要もない。1時間余りの湯治客である。高めの血圧も下がって、ゴルフの願望的なスコアに、近くなる。もっとも、今は、リハビリ最中だから、ゴルフは、当分お預けであるが、、、、、。つい、関連づけて考えてしまう。どうしたものか、血圧が下がったからだろうか、贅沢な疲労感が、どっと、帰りには出てきてしまう。お勤めに励まれている現役の方々には、申し訳ないが、湯治客という居底地の良いステイタスは、一度、味わってしまうと、堪らなく、贅沢であることがわかる。当分、止められそうにない。



HALスーツ、リハビリに効果!:

2013年03月07日 | 健康 医療
HALスーツ、リハビリに効果!:
筑波大学によれば、脳卒中や脊椎損傷などのために歩行障害がある患者に、リハビリに取り組んで貰ったところ、患者の9割で、歩行速度が改善したとの発表があったそうである。私も、脊柱管狭窄症の手術後、リハビリに取り組んでいるが、杖をついて歩いていると、どうしても、頼ってしまいがちになり、そうは言っても、杖なしでは、イザというときに、転ばぬ先の杖ではないが、何とも、不安感が拭えないものである。神経や筋肉の難病患者を対象とした臨床試験の手続きも、国内で進められているらしい。安全基準の国際取得もできたことであるし、国の積極的な普及への後押しを、官民挙げて、或いは、地方行政組織との協働を通じて、具体的に、一日も早く、広く国民に理解され、普及されることを、願ってやまない。もはや、過去の2年間に亘る臨床安全実験の時期から、今や、具体的な使用・実施の普及を、如何に進めて行くかという段階であろう。良い意味での補助金が、普及を後押しして貰いたいものである。こういう先端ロボット技術の進化を様々な分野で、生かされるようにするためには、どのような方策が必要であるのかを、真剣に、行政も考えて行かなければならないのではないだろうか?それこそ、ゲームセンター等にも、置いて貰って、ゲーム感覚でも良いから、その重要性を認識して貰える場の提供が、逆転の発想で、必要なのではないだろうか?今後の展開が、楽しみである。



HALスーツの世界安全認証を取得のニュースに注目する:

2013年02月28日 | 健康 医療
HALスーツの世界安全認証を取得のニュースに注目する:
HAL(Hybrid Assistive Limb) 所謂、パワード・スーツと呼ばれる筑波大学を拠点として、開発された生体電子信号を読み取りながら動作する装着型ロボットで、本来は、身体障害者や高齢者の運動能力の補助を目指しているらしいが、広く、将来は、労働用のロボットにも、応用が利くようになるとも謂われている。もっとも、ガンダムではないが、軍事用に、まるで、漫画の世界のように、兵士の能力を拡張することも、既に、実用研究されているとも謂われている。そんな中、世界に先駆けて、世界的安全認証を取得したことは、画期的なことではないだろうか?IPS細胞もさることながら、日本のロボット開発が、将来の介護補助や、身体障害者の機能補助におおいに役立ち、更には、3Kと言われた辛い肉体労働の補助にも、このHALスーツを装着すれば、5倍程の重いものも、難なく、担げたり、運んだり出来るようになれば、それは、生産性向上だけでなく、安い賃金に、頼らざるを得なかった農業の収穫作業や土木作業などへの汎用性が、おおきく、道が拓けるのではないだろうか?実際、農業の高齢化に伴い、重い・大きい・かさばることは、嫌われ、軽い・小さい・コンパクトへと、農作物自体が、変化しつつある。又、こうした技術開発が、新たな産業のニーズを掘り起こし、介護や福祉分野での肉体的な負担の軽減に、具体的に、繋がって行けば、それはそれで、一つの成長産業としても、注目されて然るべきものではないだろうか?或いは、これを、民生用市場の中で、輸出したり、ITソフトウェアーも含めて、日本が得意とするところのきめ細かなサービス用途の開拓が出来れば、輸出も多いに、競争力が出てくるのではないかとも思われるが、、、、、、。リースやら、それこそ、地方政府や国の補助金でも、具体的に、使って貰い、改良に改良を重ねてゆけば、面白い。もっとも、近い将来、官民一体となって、普及を促す体制を、今から、整えて行かなければ、又ぞろ、IC産業や携帯電話、太陽電池の二の舞を演じることになろうが、それも心配である。日本の得意分野である小型モーター、電池、半導体、ソフトウェアー、或いは、小型化、きめ細かいニーズの掘り起こし等、今後に成長が期待でき、且つ、注目に価する明るいニュースではないだろうか?
関連HP:
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100179.html




術後6ヶ月検診にゆく:

2013年01月26日 | 健康 医療
術後6ヶ月検診にゆく:
週二回の近所の整形外科でのリハビリとは別に、今日は、手術を受けた五反田のNTT関東病院での執刀医による六ヶ月検診である。レントゲンの撮影結果では、特に、変化と以上は認められない。リハビリでの運動の成果が徐々に出てきたのか、両足の指先に、感覚が戻ってきて、やっと、指先で、グー・チョキ・パーが、完全ではないが、(チョキが、実際、難しい)一応、出来るまでに回復してきた。併せて、女房殿に、お願いして、足裏の感覚の回復を目指して、足裏マッサージと指先を一本一本、側面と指の付け根を、ギュッ、ギュッとばかりに、押して貰い、且つ、脚の指の間に手を入れて貰い、その窄まった感覚を拡げる作業をして貰うことにした。とにかく、その都度、ビリビリと足裏全体に、電気が走り、神経系統が、驚いたように、その脳への刺激の伝達ネットワークを、回復し始めることになったようである。象の足裏のように、感覚が無かったものが、徐々にではあるが、指先から、ビリビリと、足裏の中心へ、そして、踵へと感覚が、戻ってくるのが、分かる。やや熱めの風呂での自分で行なう足裏マッサージも、良さそうである。とにかく、腰部の神経が、太く回復してきつつある以上、早く、神経系ネットワークの正常なリセットを、期待したいところである。風呂上がりのイボイボの突起のあるバランス・パッドも、結構、バランス感覚だけで無くて、足裏にも刺激になります。次回は、いよいよ、6ヶ月後の一年検診である。それまでには、更に、回復することを期待したいところである。



ノロウィルスの衛生対策:

2012年12月27日 | 健康 医療
ノロウィルスの衛生対策:
海外で、輸入食品製造に携わっていたときに、牛肉のO-157という腸内出血性細菌による中毒が、猛威を振るっていた。次亜塩素酸ソーダ液による手洗い・調理器具の消毒を徹底したものであるが、今回の新種亜種のノロウィルスの対策として、塩素系の消毒液が、使用されているということを改めて知り、当時を想い出した。数年前に、義理の妹家族が、全員、見事に、ノロウィルス中毒に罹ってしまい、大変な思いをしたことがある。その時にも、嘔吐した汚物等の掃除・処理による経口感染が叫ばれていた。更に、最近のニュースによれば、水洗トイレで、汚物を流すときにも、蓋をしていないと、ウィルスが、空中に舞い飛ばされて、浮遊して、口や喉などの呼吸器からも、感染するということを新たに知った。防御マスクや、使い捨てのエプロンも必要になるらしい。どうやら、これを怠った医療機関では、専門家でもあるにも関わらず、寝たきりのお年寄りが、多数犠牲になってしまったと報道されているが、、、、、、、、。家庭でも、今や、油断が出来ない。特に、水洗トイレは、ただ、流せば良いと思いがちである。それにしても、南京虫が、スーパー南京虫に進化し、旧種のノロウィルスも、新種の亜種ウィルスに進化したりと、PCのウィルス・マルウェアーだけでなく、実生活での衛生管理でも、全く、ウカウカ出来ない時代である。昔、風邪を引かないことも、ましてや、他人様に移さないことも、健康管理を上手にすることも、「出来るビジネスマン」の必須条件であるなどと、云った覚えがあるが、いやはや、新しい鬱病、新型インフルエンザの流行といい、大変な時代になったものである。参考までに、厚生労働省の関連HPを引用しておきましょう:お忙しい方は、ご一読下さい。
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html 



歩行リハビリ月報:術後5ヶ月の経過

2012年12月22日 | 健康 医療
歩行リハビリ月報:術後5ヶ月の経過
脊柱管狭窄症とすべり症の手術後、5ヶ月が、経過しようとしている。寒さのせいだろうか、或いは、神経回路が、修復しつつある証拠なのか、これまでは、全く感じていなかった背中の腰の縫合痕が、ピリッと、最近、電流が走るような感じが、時々するようになってきた。週2回の近所の整形外科での歩行リハビリ訓練は、40分程度であるものの、額には、うっすらと、汗を掻く始末である。足の裏の末梢神経は、相変わらず、象の足のような感覚であるが、どうやら、神経回路が、修復されつつあるようなので、歩行訓練後には、血行がよくなり、赤く火照るようになってきた。同時に、足先の左右の両指に、力が徐々に入るようになって、左右のバランスは、問題なくこなせるようになったものの、まだ、前後、とりわけ、前に重心を乗せるときが、どうしても、後ろに、かかと部分に、バランスを持って行き、均等には、うまく行かない。それにしても、ステップを使用した片足で、立ちながら、もう片方の足で、跨ぐ動作は、何とも、自分でも、情けないほど、覚束ないし、歯がゆい限りである。結局、片脚立ちが、不安定なのである。腹筋やら、背筋は、そこそこ、鍛えていたので、「貯金(筋)」があるものの、流石に、爪先立ちと前への体重移動は、依然として、大きな課題である。とりわけ、左脚が、右脚に較べて、若干弱い。一直線に、足を交互に、交差させながら、真っ直ぐに、歩行するのも、これまでは、全く、問題なかったのに、少々、ふらつき気味に、酒も飲んでいないのに、千鳥足になってしまう。未だ、75%といった段階だろうか、横への蟹歩きの訓練は、足を横に、前、後ろ、前、後ろと交互に、横一線に歩くのであるが、これも、又、手摺無しには、結構、悩ましいものである。こちらは、ほぼ、85%程度であろう。全く、これまでは、そんな歩行の不自由さを全く、感じることなく、歩いたり、走ったり、ボールを蹴ったりしていたものであるが、何気ない動作も、実は、大変であると云うことを実感する。サッカー大程のビニール・ボールを片脚だけで、受け止めて、一旦止めてから、その足裏で、蹴り返す動作などは、一見、簡単そうであるが、(脳の理解では、簡単であるが、)腰で身体を支えながら、片脚だけで行うのは、存外、難しいものである。サッカーの選手は、これを走りながら、更に、相手を交わしながら、自由自在に、受けたり、パスしたり、テレビで試合を見ていても、つまらない動作にも、新たなる感動が、自然と生まれてきてしまう。プラスチック製のイボイボが表面に、突き出た足の裏を刺激し、且つ、その上に立つとバランス感覚が養われるというバランス・ポッドという器具を、訓練に使用しているが、同じ製品が、アマゾンにあったので、早速、買い求めて、自宅でも、使用してみることにした。なかなか、効果的な代物である。当面の目標は、前へのバランスの強化と指先に力が入り、握りしめられること、そして、爪先立ちが出来ること、まだ、ゴルフが出来るようになるのは、相当先のことのように思われるが、、、、、、、目標管理と工程表をしっかり、管理してゆかなければ、、、、、、、、、と。我が老犬との散歩にも、気合いが入ろう。来月は、いよいよ、6ヶ月検診である。