小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

ピエール瀧と薬物取り締まり:

2019年03月17日 | 社会戯評

映画、<ALWAYS3丁目の夕日 ‘64>を観るというブログを2012年02月03日に投稿した中で、<氷屋のおやじ役で出演していたピエール瀧>のことを、ちょこっと触れてみたが、その頃は、まだ彼が、音楽的な才能にも溢れるミュージシャンであることは、知らなかった。それにしても、その後の映画・テレビ界での活躍を考えると、今回のコカインの使用は、誠に残念の極みである。しかも、その出演した作品全てを、お蔵入りにしたり、出演シーンを削除したり、差し替えたりと、何とも、<作品と事件とを切り離す>ことなく、<ひとくくりに、全否定してしまう傾向>には、少々、ガッカリさせられてしまう。マスコミ、週刊誌も、こぞって、そういう方向性で、興味本位で、論じられ、扇動されている。覚醒剤や麻薬にしても、使用者は、<病気の患者>と称されても、必ずしも、<法律的な被告人や犯罪者>として、扱われるべきものでなく、寧ろ、<病人、乃至は、中毒患者>として、位置づけられてしかるべきであり、反社会的な勢力の一員たる<売人やカルテルの構成員>とは、別に、論じられるべきものではなかろうか?<法を犯したことは事実ではある>が、昔は、とりわけ、戦後の闇市・焼け跡の混乱時代には、ある種の不法薬物や吸引行為も、犯罪とは、見なされなかった時代もあったことは、事実であろう。たばこの科学的な病害が、今日、明らかにされつつある如く、時代の解釈により、その法的な取り扱いも、異なってくるような気がしてならない。

<如何に、患者を救済すべきか、立ち直らせるべきか、という観点>こそが、法律的な訴追とは別に、社会的には、必要で有り、そういう発想、患者を社会復帰させるという観点こそが確かになければ、ならないのである。さもなくば、いつまでたっても、下らぬ週刊誌的なネタ探しと、永遠に続く、負のスパイラル以外の何ものでないし、人間というのは、限りなく、そうした下らぬ詮索に終始し、決して、満足することはないであろう。

作品に、表された才能を、正当に評し、客観的に、万人による評価が、唯一、絶対的な評価とすべきで有り、犯罪者であるが故に、不当な評価を受ける権利は決してなかろう。又、決して、そういう評価を許容するような社会であってはならないし、決して、そういう社会的な風潮を許してはならない。社会復帰が可能になるような患者のケアーは、社会の中で、どうあるべきなのであろうか?コカイン患者という十字架を背負ったピエール瀧が、いつの日か、銀幕に、或いは、テレビに復帰できる日を待ちたいモノである。そして、そのとき、日本の社会の民度と成熟度は、どうなっているのか、楽しみである。果たして、そういう日は来るのであろうか?そして、それを迎えるに当たって、我々は、どういうことを行えば良いのでありましょうか?さもなくば、一緒になって、苦労して、作品を作り上げた共演者やスタッフの人たちは、報われることはないであろう。

 


与えられる側から与える側へ:人生での出会い

2019年03月15日 | 社会戯評

下記のFB上での発言を、シェアーさせて貰いました。(赤い太字は、ブログ筆者修正)

(QUOTE)

<117期メンバー 上田高校を卒業しました。>
3年生広報のSです。この度、私たち上田高校カンボジア井戸プロジェクトの3年生は上田高校を卒業しました。井戸プロが始まって約2年、これまで数え切れないほどたくさんの方々に応援をしていただきました。関わってくださった全ての皆さん、本当にありがとうございました。
振り返るとこの2年間はあっという間に過ぎてしまいました。2017年の4月、フィリピンスタディツアーから帰ってきたメンバーを中心に、世界の貧困問題に対して117期生独自のアプローチが出来ないかと考えた結果、このカンボジア井戸プロジェクトが発足しました。正直に言うと、発足当初は井戸プロの成功に対して懐疑的な人が非常に多かったと思います。というのも、バザーで本当に10万円が集められるのか、実際にカンボジアに行ってしっかりとした井戸が建設できるのか、という思いを皆が抱いていたからです。実のところ私たちメンバーも同じ思いを持っていたときがありました。
しかし、私たちの活動を止める理由は一つもありませんでした。たくさんの壁が私たちの前に立ちはだかりましたが、「少しでも安全な水を必要としている人の力になりたい。」という私たちの強い思いが揺らぐことはなかったからです。また有志だけでなく117期全員がこの思いを共有し団結したからこそ、その後の道が開けたと思っています。
私たちは初めてのバザーで地域、全校の皆さんの協力を得て10万円の収益を達成し、その後は現地渡航に向けての準備を始めました。この段階においても様々な問題が発生しました。しかしその度に顧問のT先生と共に私たちメンバー自身の思いを発信することで最終的には全ての周りの人が快く私たちを送り出してくれることになりました。
そしてカンボジアでの6日間。私たちはここに書き表せないほどたくさんのことを経験しました。悩み苦しむことの方が多かったかもしれません。帰国後、私たちは自身の経験や井戸掘りの重要性を伝えるため数え切れないほどたくさんのプレゼンテーションを行なってきました。そして2年目のプロジェクトの実施も決まり、第二回バザーでは20万円の収益を達成、今月の1,2年生のカンボジア渡航・井戸掘りへと繋がりました。私たちの活動報告にはたくさんの方が関心を持ってくださり、県外にも協力の輪が広がっていきました。
このプロジェクトを通したくさんの人々と出会いお世話になりました。今でもカンボジアで出会った子ども達のことを思い出さない日はありません。そして渡航前の期間においてはたくさんの方に支援をしていただきました。これまで私たちは何かを「与えてもらう」側だったと思います。しかし高校を卒業した今、今度は私たちが何かを「与える」側にならなければなりません。まだまだ未熟な私たちではありますが井戸プロで得た経験を生かし更に成長し、お世話になった方々に恩返しが出来るよう努力して参ります。
私たちにとってはこれで一旦「上田高校生」としての井戸プロは終わりになります。しかし私たちは自分たちが立ち上げたこの井戸プロを「ライフワーク」であると考えています。実は既に新たな私たち117期井戸プロの発信活動や渡航計画が少しずつではありますが進行中です。まずは今月の1,2年生の渡航が成功することを応援して、そしてこれからも井戸プロがずっと上田高校の文化として残っていくように私たちの最善を尽くしたいと思います。
最後になりましたが改めてこれまでのご支援・ご指導、本当にありがとうございました。そしてどんな時も私たちを信じてくれた一番の理解者である顧問のT先生、本当にありがとうございました。
そして今月23日からは1.2年生がカンボジアに渡航します。これからも井戸プロジェクトへの応援をよろしくお願いします。(UNQUOTE)

 

若い頃の<人との出会い>は、自分の人生を振り返っても、<良き師と良き友人>との出会いは、半世紀を経た今日でも、年に一度は、必ず、続けられており、仕事の上でも、公私ともに、その生活の上でも、大変意義深いものがあります。<50年前の若者>にとっては、これから、次代を担うべき有為の若者達が、自主的な活動と共に、或いは、T先生のような人たちの指導や外部の水知らずな関係者とも交流を重ねながら、<カンボジア井戸掘りプロジェクト>や、<シリア難民写真展>のような学内外・国内外活動を、<企画・組織化・実行・フィードバック>してゆくことは、PDCAサイクルではありませんが、将来の彼らにとっては、大変、自信にもつながり、将来の人生観や生き方にとって、意義深いモノであろうことは、疑いのない事実であろうと文章を読んでいて、感慨深いものがありました。札幌農業学校のクラーク博士ではありませんが、<Boys Be Ambitious (like my old gentleman) ! > ほんのわずかな時間でも、この年寄りのように、、、、のごとく、そんな出会いが、その若い人たちの人生を左右するものなのかもしれません。私の小学校の恩師(女教師で、国語専攻、書道・日舞・フォークダンス・卓球趣味)は93歳になり、私たち70歳になりたての生徒達よりも、誰よりも、知力・体力、健康で、はつらつとしています。<継続は、力なり>ではありませんが、是非共、継続できる限り、このプロジェクトを、継続指導していただきたいと思います、微力ながら、多少の散財のお手伝いは、年寄りの社会貢献、社会への恩返しと思って、協力したいと思います。又、東京でのフォローやケアーなども、<フーテンの寅さん>ではありませんが、人生の良き、<反面教師として>、人脈の紹介や相談に乗ったり、悩みを聞いたりしてお付き合いして貰いたいと考えております。多少、若い人には迷惑かもしれませんが、全く、利害を有することのない、爺さんの方が、両親や兄弟達とは異なる観点からの客観的な助言が、出来るかもしれません。何せ、先生と違って、私の友人達は、自分も含めて、<反面教師>ですから、、、、、、、。

又、お目にかかれる日を愉しみにしております。ご活躍をお祈りしております。

 


「小諸市太陽光発電事業の適正な実施に関するガイドライン(案)」等 パブリックコメント(意見公募手続)

2019年03月14日 | 社会戯評

http://www.city.komoro.lg.jp/doc/2018032000118/

 

若い頃ならいざ知らず、もう歩行障害者になってしまうと、若い人に負けじとばかり、ペンを、剣の如く、振るう以外に、手はないのだろうか?パブリック・コメントは、昔なら、そんな、<官製談合出来レース>と叫びながら、無視するのが関の山であろうが、締め切り期日が3月18日(月)正午までと迫り、又、ガイドラインの策定も3月末日という限られた時間の中で、一体、どんな意見が提出されるのであろうか?

何はともあれ、ガイドライン策定と、実施要項の方向性は、宜しいことであろうが、肝心な<監督性の欠落>と<工事業者の善意を前提>とする消極性、或いは、<住民の自主的な参加の観点>が、盛られていないことは残念なことである。

一体、無投票で当選した市会議員や県会議員は、今後、どう動くのであろうか?そして、肝心要の<次世代の若者達・現役世代>は、どんな意見表明をするのであろうか?

1.<50KW未満、1 ha 未満>も対象に含めるべきである

2.<住民参加型の環境アセスメント評価委員会>の創設すべきである

3.<空中眺望権を含む景観規制>を盛り込むべきである

4.<建設抑制区域の設定>を追記すべきである

5.<情報公開・説明責任・住民参加型・市当局経費負担削減>を具体的に制度化すべきである

6.<廃棄物処理供託金制度>の設置を提案します

7.<苦情処理・監視体制>の創出が不可欠である。

その他

「小諸市太陽光発電事業の適正な実施に関するガイドライン(案)」等

パブリックコメント(意見公募手続)記入用紙

(ガイドラインの前提条件):

  1. 憲法25条で保証された権利を守るために、下記観点から、<住民参加型>・<行政負担軽減型>・<情報公開と透明性開示>・<検証可能を保障する仕組み>・<説明責任>・<空中景観権を含む環境景観保全>・<生態系・危険危惧種の動物昆虫植物保護>・<30年後の廃棄物処理>・<生活環境>・<地質地形>・<水象検証>・<電磁波による健康・通信障害>等を基調した内容のガイドラインでなければならない。
  2. 発電施設の規模:50KW未満、乃至は、1 ha 未満の面積を対象に含むべきである。
  3. 平成27年制定の長野県環境評価条例に準じた小諸市独自の<環境アセスメント評価委員会>を、<地域住民有志・その指名する第3者土木などの専門家・農業委員・市当局、他>で構成し、検討する。事業者記入欄・市確認欄に加えて、<環境アセスメント評価委員会>の記入欄を追加する
  4. ガイドラインは、<事前申請・手続き中>・<工事中>・<供用時>・<供用後>それぞれ各段階で、評価実施れなければならない。
  5. 札幌市や茅野市や山形市、富士見市、山梨県等の条例規制の如く、<地域別:山岳地域・里山地域・里地地域・居住系市街地・農地系市街地> 別の<緑化率・植栽率の算定>など、細かな対応が必要である。
  6. 小諸市は、観光都市を目指す以上、<観光地周辺、歴史旧跡巡りやフットパス・トレールコースや別荘地、療養施設、ワイン栽培指定特区地域などに隣接する地域>では、環境・景観保全が必要不可欠であり、禁止すべきである。<抑制区域>として、原則、許可しない地域とする。

地域を象徴する優れた景観として、良好な状態が保たれている

豊かな自然環境が保たれ、学術上必要な自然環境を有している

歴史的又は郷土的な特色を有している

  1. 強い電磁波による健康被害や通信障害に関する基準値>を、チェックリストに挿入すべきである。
  2. 30年後の廃棄物処理への責任を明確>にすべく、<一定額の供託金>或いは<事実に反する虚偽申告のペナルティ罰金>を、小諸市特別会計に納入する制度の導入が必要である。
  3. 全ての工事申請書は、住民に対して、<小諸市HP上で、情報公開・透明性開示>を原則とし、<情報へのアクセス件を確保>これを徹底する。
  4. 電力会社への送電事前契約や、経産省への事業申請認可は、小諸市の事前、及び正式承認を経てからの後に、行われるべきモノであり、必ずしも、許可の前提にはならず、むしろ<小諸市当該ガイドラインの法的拘束力が優先される
  5. 事業者と地域住民との合意形成:従前の行政区の区長単独による工事の承認ではなく、<環境アセスメント評価委員会>を、<地域住民・農業委員・第三者有識者他で構成>た上で、説明会を経た上で、地権者も含めて、実施されなければならない。又、この組織を<住民・業者間のクレーム仲裁組織>と位置づける。
  6. 不在地権者や地主による土地賃貸借契約活用や、相続放棄や耕作放棄地での工事申請を防止するために、<土地登記簿での全部証明添付>で、<5年に遡って、不在地権者は、これを認めない旨を、追加>すべきである。
  7. 以下、個別各論に関して、意見を下記します。

 

各 論:

地域住民との協調性に最大限配慮した計画書

1, 出力50KW未満、乃至 1ha 未満の面積を対象とすべき

2, 地域住民参加型の<環境評価アセスメント委員会>の承認を追加すべき

3, <議事録の提出の義務>を加えること

4, <締結した協定書内容の情報公開>が不可欠である。小諸市HP上などで

<環境と調和困難な時に設備の設置を避けるべき地域>

5, 土砂災害危険区域 6,砂防指定区域 7,急斜崩落危険地域 8,保安林区域 9,農業振興農用地域10,第1種農地・放牧地 11,自然公園法特別地域 各項目: 略す。

環境評価アセスメント委員会への農業委員・森林組合・水利組合等の参加>を付加すべき。又、<トレイル・フットパス他、観光ルート隣接、別荘地隣接、ワイン栽培特区>、<空中眺望・景観権利の保護>、<ため池水面利用の禁止>、<危険危惧種の動植物・昆虫類の保護地区周辺での設置の禁止>半径何キロとか、<抑制地域>として、規定する。

法令に関わる協議・届け出

12;小諸市景観計画に基づく、浅間山への眺望(視点場)だけでなく、広く、<小諸百景を含む、観光地史跡、或いは、別荘地・保養所、ワイン栽培指定特区、トレイル・フットパス他の隣接区域>を、<抑制地域>として、追加・含めるべきである。

13,森林法:<伐採の制限と緑化保全・植栽義務の具体的な数量規定>の追記

14, 農地法 農地転用15 農業振興地域 : 農振除外など、環境評価アセスメント委員会への農業委員、森林組合、漁業組合、小諸市農林課、或いは、ため池水利権利者をも含めるべき、

16,自然公園法:略す

17,騒音規制法18 .振動規制法:騒音・振動のみならず、<強い電磁波による健康被害・通信障害の基準値を設定>すべき

19,文化保護法:略す

20:河川法:これに加えて、<ため池の水面利用の禁止>を追加すべき

22, 23, 略す

24,市景観条例:<空中眺望権を含めた景観の再定義が、必要!で、とりわけ、観光地や里山原風景の保全、保護が、不可欠である。

 <住民からの苦情申請窓口の設置>:申請書の内容に、違反する行為が行われたときに、地域住民から、クレーム申請窓口に、訴えて解決する権利を行使できる、<仲裁組織の必要性>

 <その他記載事項>:主として、工事計画段階を想定しているが、<工事中・設置後も含めるべき>又、実施されなかった場合の<苦情申請・仲裁組織設定がない>ので、創出すべきである。

25,フェンス・安全設備、26,道路の見通し悪化、: 略す

27,切土・盛土の適切な設計:<地震災害に伴う液状化などの強度問題証明書追加

28,擁壁の安定計算など:具体的な計算式の提示

29.管理事業者の看板設置:<業者側での苦情処理窓口部署の連絡先の明記>

30,敷地内の良好な樹木:具体的に、<地区別の植樹率・緑化率・栽植立を算定表示義務付け

31.小諸市景観条例:12項に準じた規定を追記すべき <景観形成チェックシートにおいて、<①位置、②規模、③外観、④色彩、⑤眺望景観の保全、⑥その他、>について具体的な配慮又は工夫の内容の提示を求める。

 ・⑤眺望景観の保全においては、眺望の主対象としての山岳(下図)、視点としての道路を 具体的に指定しており、視点から主対象の上端を結ぶ面(眺望面)を超えないこと、視点から直接的に見えないことなどを、地域に応じて求める。

32,目立たないフェンスの色、緑化と景観保全:小諸市独自の地域特性に応じた数値設定

緑化率=緑化面積÷敷地 面積又は開発面積等× 100(%)

緑地率=緑地面積÷敷地 面積又は開発面積等× 100(%)

樹林地率=樹林地面積÷ 敷地面積又は開発面積 等×100(%)

保全樹林地率=保全樹林地面積÷敷地面積又は 開発面積等×100(%)

33.モジュールの周囲と調和した色彩・反射光:略す

34.諸設備の色合い:略す

35.雨水排水処理:<どういう気象条件を想定すべきか>、大型台風などを想定したものか、など、具体的な条件の明示が必要、<時間降雨量何ミリ>とか、具体的に

36.モジュール反射光対策:危険危惧種の動植物昆虫への影響はないか?

37.各種公害(粉塵・振動・騒音・水質汚濁):<具体的な数値の設定が不可欠、工事計画段階だけでなくて、設置後の強い<電磁波などによる健康被害・電波通信障害も含めること。

38,土砂・廃棄物の流出防止策:計画だけでなく、<工事中・設置後の点検検証対策>こそが、より重要である。

39.一般車両・歩行者への安全配慮:略す

40.工事中の事業者への連絡先看板表示:29項目に準ずる

41.除草清掃などの環境保全計画:実施されなかった場合の<苦情申請・仲裁組織がない>ので、創出すべきで、環境アセスメント評価委員会を仲裁組織とする。

42.定期的な維持管理を実施する安全計画:

43.事業終了後の取り扱いがわかる環境計画:抽象的な表現で、30年後の廃棄処理などを想定しているのであれば、<一定金額の処理保証金としての供託金の拠出>を、小諸市特別会計へ、差し入れるべきである。

<届け出書類>

44.環境条例に基づく普通開発規制築内行為届:略す

45.設備認定の写し:略す

46.位置図:略す

47.平面図:略す

48.縦断面・横断面:略す

49:公図写し:略す

50:地域住民との説明経緯書:エビデンスとして、関係者押印の議事録の提出

51:協定書・地域住民との明文化した書類:署名捺印の協定書と小諸市HPへの公開

52:現況写真:略す

53:設備説明書:略す

54:雨水排水計算書・試験結果、処理施設津面:35の具合的な数値に基づく実験結果と環境アクセス評価委員会での審査承認条件とする

55:環境保全計画:設置後の実施措置も含む条件で

 

以上


四と4の違いに考える:

2019年03月14日 | 社会戯評

満70歳を過ぎると昔の美濃部亮吉東京都知事のお陰だろうか、地域のバスが、1000円支払うと乗り放題の無料特典を享受できることがわかっているので、早速、その特典を使用しないのも、勿体ないので、ということで、早速、介護保険証明書と運転免許証を持参して、所定の手続きをとったところ、早速その場で、無料パスが、発行された。早速使用しないのは、勿体ないので、雨の日などは、大変便利に使用し始めたところである。そんな折りに、近所の停留所の時刻表を、ネットで調べておこうと思い、バス会社のHPから、停留所別の時刻表をチェックし始めた。まずは、地図上で、停留所名を検索すると、行き先別に3つ程あることがわかる。駅に向かうそのうちの一つを確定し、駅に向かうバスの時刻表をへっくしようと、その出発場所である停留所名を入れ、次に、到着地点の駅名を入れても、どういうわけか、<エラー>表示が、何度も表示される。

そこで、お客様サポートに電話入れて、この障害を相談すると、一緒に、画面上で、同じ検索を同時にやって貰った。すると、私が何度やっても、<エラー>が表示されるのに対して。オペレーターは、一発で、検索される。数分間、問答を繰り返していると、相手から、入力でなくて、停留所の候補をスクロールして、選択入力する方法を提案され、実施してみると、見事に、問題なく、一発検索された!何でも、<停留所名を正確に>インプットしなければ、コンピューターAIは、対応しないそうで、私のPCは、ATOKを入れているので、4丁目と、英数字で、学習しており、四丁目という漢数字では、自動的に、弾くらしいことが、オペレーターとの会話の中で、明らかになりました。要するに、停留所名は、漢数字での表記で有り、洋数字の表記ではなかった事に起因する事がわかりました。

 この事実を、会社側に、メールで報告すると、大いに、喜ばれ、つまり、検索が初めになされなければ、その後に、決して進むことなく、その場で、その段階で、ギブアップしてしまうわけで、素晴らしいソフトでも、全く、活用されることがないので、HP上に、注意書きをHPに記載するように、要請しました。システムの会社でも、この障害を確認されたようです。

 成る程、AIというものは、実にやっかいなもので、洋数字と漢数字が違っても、認識せず、これを認識させるようにシステムを再構築更新しないと機能しないわけで有り、単に、数字が違うと言うだけのことではなさそうである。プログラミングの言語とは、そういうことなのであろうか?自動運転などに活用されている、<画像処理認識>にしても、これが、<危険かどうか>を、瞬時に、判断しなければならないとなると、事は、もはや、もっと、クリティカルである。そうなると、<機械PCの認識>とは、どういうことなのであろうか?四と4の違いくらいなら。まだ可愛いが、それで、自動運転では、停車しなかったり、通り過ぎたりされたら、どうしたものだろうか?<人間の認識>と<機械PC/AIの認識>とを、どのように、近づけられるのか?これから、益々、大きな問題になりそうだが、走りながら、考えていかないといけないのかもしれないほど、既に、AIは、我々の生活の中に根付いていて、外す訳にはゆかないものである事は間違いない。


50年前の元若者に何が出来るか?:太陽光発電工事の構造的問題を考えるに当たって、

2019年03月02日 | 社会戯評

=50年前の元若者に何が出来るか?:太陽光発電工事の構造的問題を考えるに当たって、

 

基本的には。現在進行中のこの問題は、単なる景観自然破壊とか、生活環境権侵害への抗議という側面だけではなく、もっと、本来は、巨視的には、国家的な構造的な政策、再生自然エネルギー政策と原子力発電政策の矛盾解明であり、或いは、微視的には、地方都市に於ける、森林税の導入によっても、食い止められない松食い虫による里山荒廃や林業の崩壊という問題や、土地未相続と登記放置や、空き家の増加などや、耕作放棄地の増加と、海外工場への移転に伴う地方税収の減収や、若年労働人口の減少による限界集落の課題や様々な地方創生の矛盾が、太陽光発電工事という形で、すべての矛盾が、そこにリンク集約されて、それらが、如実に現れてきている。謂わば、構造的複合的な問題が結実しているものであろう。

更に言えば、最近のあらゆる事象に共通するところである、昨今の風潮である、<不作為>、<忖度>、<未必の故意>、<組織的な隠蔽>、<個人の責任感の欠如>、<モラルの劣化>、<法制度的な欠陥>、<実務運用上のさじ加減>等など、その意味で、<大胆な様々な仮説と、それらの個別的な精査・検証>を、嘗ての<角栄金脈>ではないが、<構造的なアプローチを前提>とした考察が、必要不可欠であろうと思われる。今となっては、第一線の最前線で活躍した友人達も、既に、退役し、マッカーサーではないが、ただ消え去るのみ。であるが、若い人たちに、期待しつつ、そういう<アプローチ視点の必要性>を、理解してもらいたいものである。10代後半で経験した様々な社会運動の中で、何故、あんな年寄り達が、国家権力に抗して、子や孫の世代のために、老いぼれた身体を張ってでも、抵抗したのかと、思い起こすときに、自分が、同じような世代になって初めて、改めて、<老いぼれが何故>を、恥ずかしながら、実感する次第である。その意味でも、恥ずかしい人生の終焉を迎えたくないものである。(苦笑)

これから、一歩一歩、その長い道のりを通して、解明してゆくことで、様々な<光と影をあぶり出し>ながら、条件闘争とは異なる、<根源的なファンダメンタルな問題点へのアプローチ>を、反対運動といううねりを形成しつつ、剔抉してゆきたいモノである。

老いぼれに何が出来るのだろうか?<余りにも重い言葉という鋭い武器>、果たして、<ペンは剣よりも強し>なのか、それとも、単なるたわごと、戯れ言、で終わってしまうのか?ひとえに、それは、主体としての自分と、このメッセージを受け取る側との戦いでもあるし、それが、拡がるのか、萎んでしまうのか、いずれにせよ、恐らく、こちら側の主体は、ひたすら、老いぼれの誇りを忘れることなく、毅然として、命ある限り、ペンを剣の如く振るうまでのことであろうか?

<次世代に向けてのメッセージ>というと、何か、遺言のようにも思われるかもしれないが、寧ろ、先人が、それこそ、私が20歳前に、この目で接した<老人達の思い>を、改めて、別の形ではあるものの、受け継ぐ形で、言霊を発してゆきたいモノである。自分には、何が出来、何が、出来ないのか、と自らに問うとき、それは、<まず、できることから始める>ことが肝要で、身近なことで出来ることから始めるので、結構ではないでしょうか。

既に逝きし先人達の思いを改めて、自分自身に照らし合わせて、共有するとき、初めて、どこから、行動を起こせるのか、何をなすべきかを問い直し、意識のある限り、生きる限り、自分で出来る範囲のことを、その場その場、その役割に応じて、行なっていかない限り、<知らぬ間に茹で蛙状態>になり、気がつけば、周りを強い電磁波が発生するパネルだらけに、取り囲まれるという、酷い鎖国状態と同じになりかねません。この発想は、別荘地内の管理優先という、愚かな<時代錯誤的な管理運営会社方針>による、触らぬ神に祟りなしとする姿勢にも、通じるものです。

今日、犬の散歩をしていても、地下鉄に乗っていても、<Wi-Fi無線ルーターを携帯>していれば、どこでも、世界中あらゆる情報に接することが可能ですし、このメッセージも、ひょっとすると、コーヒーを愉しむカフェテラスで、スマホを観ながら、読まれているかもしれません。ことほど左様に、一方的ではなくして、あらゆる意見の異なる人も含めて、互いに、<インターアクティブに>、談論風発、意見をぶつけあって初めて、物事が、初めて、動き初め、<山が揺れて、次第に、動き始める>ものであると、<50年前の元若者>は信じてやみません。

ゲームに夢中になったり、パチンコ・スロットに、御先祖様が苦労して開墾したという歴史的な価値ある田畑を、濡れ手の粟の如く手にした札束を、惜しげもなく、時間を浪費しながら、<アパシーと無気力>の中、<茹で蛙>同然の施行停止状態で、これまで培ってきた人生のノウハウが、果たして、次世代に、きちんと、受け継がれるのであろうか?<50年前の元若者>は、社会への恩返しとは言わないものの、少なくとも、無償で、請われれば、ノウハウを提供・教示し、次世代の若者に、還元したいと思います。仮に、そういう活動が、<一種の社会貢献活動>と呼べるのであれば、この小さな動きも、決して、無駄なことではないであろうし、<一寸の虫にも、五分の魂が宿っている>という証拠にもなるやもしれませんね。そんな軽い気持ちで、個々人の持ち場持ち場に応じて、或いは、身の丈に応じて、足し算ではなしに、掛け算に、なるように、更には、二乗三乗になるように、双方向で、インターアクティブに、出来るところから、動いてみて、情報発信御願い致します。