どうらくオルガン・カーニバルとマルシェを覗く:
「茶房、読書の森」でのマルシェと、音楽会である。それにしても、随分と多数のユニークな出展者の皆様達である。アート作家、「100階建ての家」のいわいとしお&田中清代ら絵本作家による読み聞かせとウクレレ演奏と歌、お絵かき、お面づくり、版画家、イラストレーター、アート作家、海外料理シェフ、カフェ出店、有機栽培野菜、果物、工芸品、陶器、等々、あれもこれもと、一寸、欲しくなるような代物ばかりである。おまけに、山羊とロバとドングリ拾いに、雄大な浅間山を眺めつつと、、、、、、、。午後の3時過ぎからは、「ロバの音楽座、梅津和時、おおたか静流によるカーニバルと田島征三、コラボ朗読」である。それにしても、野外だから、雨が降らなくて良かった。曇りであるなら、万々歳であろう。別に小さな子供がいるから、特に、精通しているわけではない。むしろ、後付けである。松本雅隆によるカテリーナ古楽合奏団なるものの現代風な音色というものは、実に、何処かで、昔聞いたことのあるような錯覚に陥るような音色である。せいぜいが、バグパイプくらいしか、楽器の名前が分からぬが、古楽ではなく、むしろ、一番新しい音楽であるそうである。松本雅隆:クルムホルン、上野哲生:リュート、サントゥール、サズ、冨田りぐま:ポルタティーヴ、足踏みオルガン、大宮まふみ:リコーダー、フルート、長井和明:セルパン、ブンパカパッパ、名前の分からぬ楽器ばかりであるが、、、、、。子供も、大人も、一緒に楽しめるような中世欧州の音色を彷彿とさせるような楽曲である。詞もなかなか、宜しいではないか、もっとも、全て、日本語によるオリジなる楽曲なのであろうか、、、、、興味深いものである。前半の第二部は、おおたか静流とサックス奏者の梅津和時によるでんでらりゅうばや花、over the rainbowなどの曲目や子供達との踊りも含めて、これも又、乙姫様のような衣装で、一段と曇り空の下、冷え切ってきた夕方に掛けて、熱唱、熱演奏であった。後半は、田島征三、絵本作家によるスクリーンに、映し出された「どうらくじん様」の絵本に、ロバの音楽座による音響効果とおおたか静流、梅津和時による、贅沢なナレーションの競演であった。子供というものは、「音楽と踊りと絵本と想像力と」を、野外の空間でも、本の中でも、十分に、自分のものとして、昇華してしまうものであることが、改めて、納得できる。大人達も、そんな小さな子供達を見ていて、自分たちも嘗ては、きっと、あんな風であったことを想い起こすのであろうか?そして、心の片隅で、あんな風に、年齢を重ねても、自由奔放に、子供の心が分かるアーティスト達のように、成れれば、最高なのだがなぁと思うのであろうか?そして、あんな風に、自由な精神を、アートの心を持って、毎日を過ごすことが出来たら、自分も、やりたいなぁとも、思うのであろうか?非日常の空間を、短い時間でも体験して、ふっと、そんなことを感じる。自分たちの子供の頃には、或いは、親たちの時代にも、勿論、こんな体験をすることは、まず、なかったことに、改めて、残念だったと言う気持を禁じ得ない。これからの子供達は、どんな大人に、育ってゆくのであろうか?そして、今回参加のアーティスト達は、将来に向かって、どんな新たな音楽を、絵本を、アートを創り出して行くのであろうか?そして、何よりも、自分は、この体験をどのように、生活の中に、いかせてゆけるのかを問われているようにも思える、そんな空間と時間である。
おおたか静流HP:
http://sizzle-ohtaka.com/category/liveinfo
ロバの音楽座HP:松本雅隆、森のオト
http://www.roba-house.com/morinooto.html
「茶房、読書の森」でのマルシェと、音楽会である。それにしても、随分と多数のユニークな出展者の皆様達である。アート作家、「100階建ての家」のいわいとしお&田中清代ら絵本作家による読み聞かせとウクレレ演奏と歌、お絵かき、お面づくり、版画家、イラストレーター、アート作家、海外料理シェフ、カフェ出店、有機栽培野菜、果物、工芸品、陶器、等々、あれもこれもと、一寸、欲しくなるような代物ばかりである。おまけに、山羊とロバとドングリ拾いに、雄大な浅間山を眺めつつと、、、、、、、。午後の3時過ぎからは、「ロバの音楽座、梅津和時、おおたか静流によるカーニバルと田島征三、コラボ朗読」である。それにしても、野外だから、雨が降らなくて良かった。曇りであるなら、万々歳であろう。別に小さな子供がいるから、特に、精通しているわけではない。むしろ、後付けである。松本雅隆によるカテリーナ古楽合奏団なるものの現代風な音色というものは、実に、何処かで、昔聞いたことのあるような錯覚に陥るような音色である。せいぜいが、バグパイプくらいしか、楽器の名前が分からぬが、古楽ではなく、むしろ、一番新しい音楽であるそうである。松本雅隆:クルムホルン、上野哲生:リュート、サントゥール、サズ、冨田りぐま:ポルタティーヴ、足踏みオルガン、大宮まふみ:リコーダー、フルート、長井和明:セルパン、ブンパカパッパ、名前の分からぬ楽器ばかりであるが、、、、、。子供も、大人も、一緒に楽しめるような中世欧州の音色を彷彿とさせるような楽曲である。詞もなかなか、宜しいではないか、もっとも、全て、日本語によるオリジなる楽曲なのであろうか、、、、、興味深いものである。前半の第二部は、おおたか静流とサックス奏者の梅津和時によるでんでらりゅうばや花、over the rainbowなどの曲目や子供達との踊りも含めて、これも又、乙姫様のような衣装で、一段と曇り空の下、冷え切ってきた夕方に掛けて、熱唱、熱演奏であった。後半は、田島征三、絵本作家によるスクリーンに、映し出された「どうらくじん様」の絵本に、ロバの音楽座による音響効果とおおたか静流、梅津和時による、贅沢なナレーションの競演であった。子供というものは、「音楽と踊りと絵本と想像力と」を、野外の空間でも、本の中でも、十分に、自分のものとして、昇華してしまうものであることが、改めて、納得できる。大人達も、そんな小さな子供達を見ていて、自分たちも嘗ては、きっと、あんな風であったことを想い起こすのであろうか?そして、心の片隅で、あんな風に、年齢を重ねても、自由奔放に、子供の心が分かるアーティスト達のように、成れれば、最高なのだがなぁと思うのであろうか?そして、あんな風に、自由な精神を、アートの心を持って、毎日を過ごすことが出来たら、自分も、やりたいなぁとも、思うのであろうか?非日常の空間を、短い時間でも体験して、ふっと、そんなことを感じる。自分たちの子供の頃には、或いは、親たちの時代にも、勿論、こんな体験をすることは、まず、なかったことに、改めて、残念だったと言う気持を禁じ得ない。これからの子供達は、どんな大人に、育ってゆくのであろうか?そして、今回参加のアーティスト達は、将来に向かって、どんな新たな音楽を、絵本を、アートを創り出して行くのであろうか?そして、何よりも、自分は、この体験をどのように、生活の中に、いかせてゆけるのかを問われているようにも思える、そんな空間と時間である。
おおたか静流HP:
http://sizzle-ohtaka.com/category/liveinfo
ロバの音楽座HP:松本雅隆、森のオト
http://www.roba-house.com/morinooto.html