好天に恵まれた(人によっては長い?)ゴルーデンウィークが終わりましたが、今日は「苫小牧らしい」というか、そんな天候でした。私の連休期間は、小樽への電車での日帰りの旅、「レッドクリフPartⅡ」と「スラムドック$ミリオネア」を映画館で2本見て、自宅では「西の魔女が死んだ」(レンタルDVD)など映画鑑賞で、出来る限り「安・近・短」で過ごしました。TV報道ではETC効果を盛んに宣伝し、「高速道路の渋滞」の様子が流れていましたが、結局「ETC搭載者」は得をする、と言うことです。そもそも、高速道路は多額な国民の税金を投入して建設し、しかも利用料金を取っている。投資以上に利益を得ながら、いまでも「有料」であること事態がおかしなこと。「ETC搭載の有無」に関係なく「無料か、同額にすべき」内容と私は考えます。
昨日の夜、NHKで「日本のこれから」と題する番組が放映されました。最後まで見ることが出来ませんでしたが、「10.000人の『35歳』を対象」にしたアンケート結果をもとに「20年後の日本はどうなるのか?」と現状から将来の日本の経済・暮らしのあり方を問う内容でした。私も「35歳」のとき、最初に学んだことは「年金」でした。65歳で年金受給権を得るには、最低掛け金300ヶ月(25年間)が必要であり、それが「35歳」でした。昨夜の番組では、現在の「35歳」は「団塊の世代」の子供たちで、年齢別に見た全人口の中では、「2番目」(1位は『団塊世代』)に位置しています。番組のなかである青年が、「婚約者がいたが相手の親から『(今の給料で)食べさせられるのか』と言われ結婚が出来なかった」と胸の内を明かしていました。「生まれたときはバブルがはじけた時。そして就職時は「超氷河期」。正社員になって、毎年給料は上がるものと思って、マイホームを建てたが、給料は下がり、いまその身分すら保障されない」と雇用不安を訴えていました。
前出で紹介した「スラムドック$ミリオネア」の映画を思い出しました。主人公はインド・ムンバイのスラム街出身の無学の青年ジャマール。過酷な育ちのなかで体験したことが、TV番組「クイズ$ミリオネア」に出場し、最終問題までたどり着き、一夜で億万長者となる人間ドラマ。中国の次は「インド」が発展する?と日本の大企業は進出しています。いつの時代でも、「低賃金・使い捨て労働」でもうけるのが大資本・大企業。将来不安の解消こそ、いま政治に強く求められています。
「にくきもの 減らぬぜい肉 増える税」の川柳は、まさに「バラマキ経済対策」の麻生内閣=自・公政治を良く見ています。「政治とカネ」に無縁の共産党の躍進で将来不安を解消できる政治へ変えましょう。
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