母の好物と言えば秋の味覚のひとつ「柿」です。それも「完熟」したさわると潰れそうな吸い付きたくなる柿。冬にはみかんより、やわらかい「干し柿」を食べるのが長生きの秘訣と満面の笑みで語ります。そうしたうれしい「完熟」もありますが、「かんじゅく」を「慣熟」と読み違うと大変な事態になります。
市役所から昨日と今日、FAXが届きました。今日のFAXは「米海軍艦船REUBEN JAMESの苫小牧寄港中止」の連絡文書。私の予想通り、市長の受入容認姿勢を最後まで示さず、米軍側の理由不明の寄港中止で決着をつけました。寄港反対の私としては「結果は良」としても、米海軍の寄港要請にある「親善・友好」は生きていて、次回は「雪まつり」を目当てに苫小牧港寄港を狙っているのではないか?と推測しています。さらに、昨日のFAXは「在日米軍再編に係る千歳基地への訓練移転(日米共同訓練)」の通知でした。「海」の次は「空」と大統領が「チェンジ」しても、アメリカの一国覇権主義は変わりません。しかし、こうした政策と行動は、世 界で孤立し、力を弱めているのが現実です。国防論で自由勝手に港を「軍港化」させ、空港を「基地化」させることは、「世界の宝」と言うべき「憲法9条」を持つ国民として絶対に許すことは出来ません。度重なる苫小牧港への寄港要請、千歳基地での訓練移転の実施などは、市民の反対世論を薄め慣らす=「慣熟作戦」のひとつです。今回の「在日米軍再編に係る千歳基地への訓練移転(日米共同訓練)」は、12月上旬(私の予想では12/8~12)で12月議会と重なっています。航路直下の住民からは「騒音」問題で不安と反対の声が出ています。私のメールにも「反対だけで、どうして日本を守れるのか?」という意見も届いています。異常なアメリカいいなりの政治から抜け出し、独立・平和の日本、そして平和憲法9条「戦争をしない」を守る国づくりこそ、世界への貢献と考えます。添付写真は過日の議会運営委員会視察で横須賀港の軍港です。
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