今夕、視察から帰って来ました。視察先(横浜、東京、静岡)はとても暖かく“寒暖差”にびっくり。防寒対策としてコートを用意していきましたが(日中は)必要がありませんでした。視察スケジュールは超ハード(移動も含め)でした。
初日は、横浜・磯子区のガス化技術の開発を進めている企業を訪問。実は、磯子区には“ご縁”があって、私が19歳(今から40年前)の時に再就職した会社(本社勤務)の新入職員研修で1ヶ月間(磯子工場)生活したところだけに懐かしさを感じました。
さて、エネルギー開発に関わって、“ガス化技術”の開発研究を進めている実証プラントを見てきました。その燃料は、“褐炭”(かったん)というもの。日本では余り聞いたことはありません。石炭のなかでも石炭化度が低く、水分や不純物の多い、もつとも低品位なものだそうです。褐炭を燃焼してガス化することで新たな燃料をつくり出す実証プラント“二塔式ガス化炉”を見学してきました。今後、不要とされている褐炭の生産地(海外)で新たな代替えエネルギーとして活用されるようです。
翌日は、東京都中央区月島にある公益財団法人原子力環境整備・資金管理センター(略称:原環センター)を訪問。苫小牧高専を卒業された朝野英一工学博士(苫小牧での講演で一度お会いしたことがありました)から“放射性廃棄物”に関わる調査・研究について説明を受けました。先生は近々、スェーデンで研究されている“地下研究施設”を視察するようです。
午後からは新幹線で静岡市に移動し、そのまま“静岡県地震防災センター”を視察 しました。同じ時間帯に三重県御浜町の町議会議員の方々と合流。施設内の講堂室で“東海地震”対策を合同で学び、その後、私たちだけで“富士山火山対策”を学びました。休憩なしの講義と質疑で2時間半たっぷり勉強してきました。樽前山との関係もあって震災・火山対策の両面から効果的な視察でした。1階コーナーには、24年前開設してから来館者が100万人を超えた垂れ幕が掲載していました。 機会があれば再訪したい施設ですネ。
ここ数日間天候が悪く、私たちが訪問した時は“富士山”は綺麗でしたネ。ホテルの窓越しから雪化粧した富士山が見えたので撮影しました。(添付写真)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます