いつもの朝食後のウォーキング(1時間)の時、曇り空で雨になるのか心配していました。今日は、母(90歳)が通所(デイサービス)している介護センターコスモスの 第1回目の祭りの日です。私は、同センターの家族会としてお手伝いをすることになっていたので、何よりも天候が一番気になっていただけに、曇り空とは言え雨が降らずに「祭り」を終えることが出来て本当に良かったです。開会式のとき、家族会を代表して挨拶しました。(添付写真:左)私は金曜日に閉会した議会の一部を紹介し、「『後期高齢者医療制度の廃止を求める要望意見書』が17人(せいしん6人、民主5人、共産4人、民の声1人、新風1人)の賛同を得て可決したこと。『介護労働者の改善を求める要望意見書』が全議員30人の賛同で可決。そして、市の公共施設の障がい者用(多目的)トイレの改善などを約束してくれたこと」を報告しました。祭りの参加者はみんな喜んでいました。いま、自民党の総裁選が行われ、急きよ「後期高齢者医療制度を廃止し、新しい保険制度に見直す」など自ら悪法であることを認めました。そしていつもの選挙目当ての手法に「もう、騙さ れないぞ!」の声が会場からも聞こえました。手探り状態で取り組んだ第1回目の「介護センターコスモス祭り」にたくさんの方々が参加してくれ大盛況でした。開設して4年目を迎え、石川孝雄社長が言う「無差別・平等」の介護が、地域からも信頼されている証になっていると思います。主催した職員・ボランティア・家族会からも「こんなに集まってくれるとは思わなかった」(添付写真:右)と驚きの声が出ていました。国の診療報酬で低賃金の介護労働の実態があるだけに、「もっと介護労働者の身分保障を」は当然の声です。祭りの成功は、介護労働で働く職員に大きな確信を与えたと思います。私たち家族会も一緒になって「無差別・平等」の介護を実現するために頑張る決意です。私は、その1歩として、総選挙で自・公政治の中身を変えていくために、日本共産党が大きく躍進することがカギであると思います。
昨日で9月市議会定例会が閉会しました。初日から「波乱」(9/10付ブログ掲載)と書きましたが、最終日は通常淡々と議事運営され、午後5時前には終わる予定でしたが、「何が起きるか判らない」(9/11付ブログ記載)と予測したとおり、終わったのは午後6時15分頃でした。最終日の午後、本会議場で残余議案(残っている議案のこと)の審議のなかで、ウトナイ湖畔に来秋オープン予定の「道の駅」(国の指定を受けていないのでカッコ書き)「ウトナイ交流センター条例」(案)と主体工事の建設契約が提案されました。この件について、最初に熊谷克己議員(民主・市民連合)が質問(登壇)し、次に私が登壇して質問しました。この施設建設に対する地域要望は10年前から出されていたものです。その当時と現在のような原油高騰などを考えると「採算制」が見込まれる『公の施設』としては「時期を逸した」と思っています。しかも国や道の補助金はあるとは言え、財政難を理由に「財政健全化計画」をつくり、市民の多様な要望には「厳しい財政事情を理解してほしい」と言いながら、多額な市費(税金)をつぎ込むのです。問題は、私たち議会には単年度331千円の『黒字』となる「収支計画」(案)が2年前に出されただけで、その後一切「収支見込」が提出されていません。私は、「昨年11月、『地域協議会』に提出した資料を提示し、「議会に示した収益額がまったく異なっている」ことを指摘し、「議会軽視も甚だしい」と質問を保留すると、紛糾(本会議中断)してしまいました。すぐに中野裕隆副市長と佐々木昭彦企画調整部長が共産党の控え室に来て、説明するのですが、その場で出された資料が何と別な「収支計画」(案)で「本来、条例提案に参考資料として最初から提出していなければならない」ものでした。こうした一連の理事者側の不手際もあり、条例(案)は民主・共産・民の声・新風の4会派(11人)が反対しましたが、賛成会派からは質問もなく「賛成多数」(18人)で可決しました。私が指摘しなければ提出しなければならない「資料もなしに」条例が通過したことになります。こんなことで議会チェック機能と説明責任が果たされるのでしょうか?11人の反対の意思表示は後に生かされると思います。
今日の厚生常任委員会で国に対する「後期高齢者医療制度の中止を求める」陳情の審議がありました。日本共産党市議団からは小野寺幸恵議員が委員です。後期高齢者医療制度は「75歳への差別医療」の導入、2年後と料金見直し(保険料の引き上げ)など、高齢者いじめの典型であり、多くの国民の怒りとなっています。参議院では「後期高齢者医療制度」中止の法案は「可決」しています。こうした世論にも押され自・公政権は「見直し」でごまかそうと必至です。こうしたなかで、市民団体「苫小牧社会保障推進協議会」(宮崎有広会長)が「後期高齢者医療制度の中止を求める」陳情書を議会に提出し、今日の審議で結論を出しました。厚生委員会の委員長は「せいしん」の鳥越浩一委員長で8人の委員構成です。この陳情に対し、「せいしん」、「民主」、「共産」の3人が賛成。「緑風」と「公明」の4人が反対し、「否決」されましたが、本会議でさらに陳情の可否が問われます。委員会で「否決」されても、本会議で逆転「可決」という市政始まって(その逆は「F15千歳基地訓練移転の反対」陳情は委員会「可決」、本会議「否決」の例)の結果が起こりうる可能性があります。結果は、最終日(19日)の午後開会予定の本会議で出ます。「年金天引き」で苦しむ多くの高齢者の声など市民の願いに応える議会の姿勢が問われる問題として私は考えます。衆議院でも与野党逆転が実現出来れば、中止が実現できます。日本共産党は「いまこそ政治の中身を変える」と言う立場で奮闘します。
今日は、有珠の沢町内会主催の「敬老祝賀会」に参加してきました。町内には75歳以上の対象者は430人を超えていますが、参加された方は112人で会場一杯の盛況ぶり。(添付写真)偶然、会場では柳谷昭次郎副議長が会長されている柏木町内会の「敬老会」も行っていました。市を代表して樋口副市長が来賓で挨拶されましたが、今日から3日間各町内会で「敬老会」が予定され、「これから、柏木町内会など今日だけで3会場。市長だけでは廻りきれないので、中野裕隆副市長と斉藤範夫監査委員にも手伝ってもらって、(市の『高齢者対策の姿勢』を)対応しています」と足早に次の会場に向かっていました。考えると、今日、明日と「樽前サンフェステ」など行事が盛りだくさん。連休明けは議会再開と「特別職」方々にとっては忙しい3連休。会場をひとまわりすると、「渡辺議員、決まり切った総裁選の放送にはもうウンザリ。今度こそ、頑張ってよ!絶対応援するから。もう年寄りの見方はお宅(日本共産党)しかないから・・・」と政治談義は止まりません。どれだけ我慢させられ、痛めつけられ、騙され続けてきたのか-その怒りを考えると「いまこそ、政治の中味を変えるとき」と思いました。
午前9時に市役所に着くと、田村雄二議員(新風)から声をかけられ控え室(10階)で会話していると突然の地震に遭遇。部屋に掛けている絵が大きく左右に揺れる状況に2人で大慌て。テレビをつけると十勝沖地震で震度4、しかも「津波」警報が出され、私は1人で家にいる母のことが気になって電話すると「そんなにひどくないから・・・」との声にひと安心しました。ところが、10時近くなっても議員さんが集まらないので「どうしたの?」と聞くと、激しい息遣いをして、次々に議員が来庁。「エレベーターが止まって、1階から歩いてきたけど、久々に歩いたので・・・」と議会前にみんな疲れきっていました。今日の地震は、さらに議場のシャンデリアにも影響し、「急きょ安全確認のために、議会開会時間が遅れます」との連絡。再開したのは、午前10時半頃でした。結局、今日も時間延長して、矢農誠議員(せいしん)の質問が終わったのは午後6時でした。1期生である矢農議員の質問を聞いて、「しっかり勉強している!」姿に感銘しました。それとは裏腹に理事者答弁にはがっかりしました 。この先の議事運営が今日の質疑を聞いて、また心配です。明日も何が起きるか判らない?そんな状況です。昨日、パネルを使って質問した写真を添付します。過去 11年間の小・中学校の新設・改修工事の入札結果に「ひとつの方程式?」のような結果が出ているのを独自調査でパネルにして質問しました。私は、「建設等の公共事業に関わる『業界団体』に市のOBの再就職は検討すべき」と提案しましたが、地場企業の育成と「競争性・透明性・公平性」のある入札を改善するのであれば、思い切った「改革」が必要と考えます。