3月21日(木)13:30より、納骨堂の春彼岸合同法要を厳修しました。
有縁の方々にお参りいただきました。
「阿弥陀経」をお勤めいたしました。
お参りになられた方々が、お焼香をされました。
住職の御法話
そして、若院の挨拶で締めくくりました。
内閣府が発表している「国民の休日について」には
春分の日ー自然をたたえ、生物をいつくしむ
秋分の日ー祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ
と記されており、日本固有の「自然信仰」「先祖信仰」が今現在も、お彼岸にお墓参りをする文化として脈々と受け継がれているようです。
連休だから旅行に行くのではなく、春分の日、秋分の日は、お彼岸の意味を知り、お墓参りをして過ごしたいものです。
太陽が真西に沈む夕日の先にご先祖のおられる浄土があると信じられてきたのです。仏心を持っていきること、先祖先人をうやまって生きていくことは人間として大切なことですね。
これはどちらも同じもの。春は牡丹の花、秋は萩の季節であることから呼び名が違います。
夏は夜船、冬は北窓と呼び、お供えされていました。(夜船・北窓はつき知らず、お餅のようにつかないからだそうです。)風流ですね!
私たちのご先祖は、貴重な小豆を使って四季折々、牡丹餅やおはぎをお供えされていたのです。
団子を供える地域もありますが、全国的にはぼたもちとおはぎが主流のようです。