先日、『NEON NEON』という本を購入した。
出版は、「ニホンノネオン研究会」という団体(?)によるもので、
日本のネオンを取り巻く環境の研究を目的として2019年に結成された、、らしい。
総ページ数が600頁を超える、かなり分厚い本で、全体の8~9割が東京エリアのネオンの写真であり、
文字の説明がないのでどこにあるのかはサッパリ分からないが、
東京のどこかにあるであろう、ネオン管による電飾写真をこれでもかとばかり大量に掲載している。
残りはネオン管の職人さんや、ネオンの製造メーカーへのインタビューという、
一つの方向に強烈に特化した内容だ。
夜の薄暗い街角に、薄ぼんやりと灯る、色とりどりのネオンライトの写真が延々と続く構成は、
ネオン好きには気が済むまでネオン管を見続けることが出来る、それはそれはたまらない本で、
世の中にネオンが好きな人がどれくらいいるかは分からないが、
研究会が立ち上がるぐらいなので、それなりにいらっしゃるのだろうと推察される。
俺様はというと、ネオン管の灯りが大好きだ。
好きになったのは中高生の頃で、
よく雑誌や写真の片隅に載っていたネオン管のちょっと怪しいキラメキが、
子ども心にはなにやら大人の世界に繋がる魔法のようであり、
感覚的に「カッコイイ!」と思わせるものがあった。
何しろ当時の俺様の実家は、3方を田んぼに囲まれ、
唯一面している道路は、夜になると街灯もほとんどないような田舎であり、
夜に光るものと言えば月か星ぐらいのもので、
これでは駄目だ、都会に出てネオンライトを手に入れないと、という、
向上心だが願望だがよく分からない情熱を抱いて、
大学に進学する時期を待っていた。
残念なことには、折角ネオンが身近な都会に出てきたものの、
その後のLEDの発達によって、ネオン管の需要は急激に減少してしまい、
気が付けば、昔憧れていたネオン管の輝きは、近頃はあまり見かけなくなってしまった。
本で取り上げられている、ネオン管職人の横山氏は、この道33年のベテランで、
新入社員としてアオイネオン社に入社してからの人生は、まさに職人の世界であり、
作り出されるネオン管は、単なる照明器具というより美しい工芸品の観がある。
ネオン管に封入するガスの製造メーカーの確保も、今は大きな課題となっているそうだが、
LEDには出せない、あのネオン独特の輝き方が、いつまでも残ってほしいと思う。
出版は、「ニホンノネオン研究会」という団体(?)によるもので、
日本のネオンを取り巻く環境の研究を目的として2019年に結成された、、らしい。
総ページ数が600頁を超える、かなり分厚い本で、全体の8~9割が東京エリアのネオンの写真であり、
文字の説明がないのでどこにあるのかはサッパリ分からないが、
東京のどこかにあるであろう、ネオン管による電飾写真をこれでもかとばかり大量に掲載している。
残りはネオン管の職人さんや、ネオンの製造メーカーへのインタビューという、
一つの方向に強烈に特化した内容だ。
夜の薄暗い街角に、薄ぼんやりと灯る、色とりどりのネオンライトの写真が延々と続く構成は、
ネオン好きには気が済むまでネオン管を見続けることが出来る、それはそれはたまらない本で、
世の中にネオンが好きな人がどれくらいいるかは分からないが、
研究会が立ち上がるぐらいなので、それなりにいらっしゃるのだろうと推察される。
俺様はというと、ネオン管の灯りが大好きだ。
好きになったのは中高生の頃で、
よく雑誌や写真の片隅に載っていたネオン管のちょっと怪しいキラメキが、
子ども心にはなにやら大人の世界に繋がる魔法のようであり、
感覚的に「カッコイイ!」と思わせるものがあった。
何しろ当時の俺様の実家は、3方を田んぼに囲まれ、
唯一面している道路は、夜になると街灯もほとんどないような田舎であり、
夜に光るものと言えば月か星ぐらいのもので、
これでは駄目だ、都会に出てネオンライトを手に入れないと、という、
向上心だが願望だがよく分からない情熱を抱いて、
大学に進学する時期を待っていた。
残念なことには、折角ネオンが身近な都会に出てきたものの、
その後のLEDの発達によって、ネオン管の需要は急激に減少してしまい、
気が付けば、昔憧れていたネオン管の輝きは、近頃はあまり見かけなくなってしまった。
本で取り上げられている、ネオン管職人の横山氏は、この道33年のベテランで、
新入社員としてアオイネオン社に入社してからの人生は、まさに職人の世界であり、
作り出されるネオン管は、単なる照明器具というより美しい工芸品の観がある。
ネオン管に封入するガスの製造メーカーの確保も、今は大きな課題となっているそうだが、
LEDには出せない、あのネオン独特の輝き方が、いつまでも残ってほしいと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます