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球磨焼酎(後編):令和2年2月2日のこと

(画像の蔵元は、抜群酒造)
(前回の続き)
焼酎のアルコール度数は、
ほとんどの場合、20~30度ほどになるけど。
蔵元では、40度ほどのものも扱っている。
これは単式蒸留器で、さらに蒸留(2回目)が行うものもあれば、
蒸留の初期段階で得られるアルコール度数の高いところを、
とるものとがある。
※ウイスキーの再留で行われるミドルカットのような手法となる。
これらの手法は、蔵元によって異なる。


(画像は、抜群酒造のもの)
今回、見学させていただいた蔵元では、
その都度、メモを取っていたのだけど。
帰宅後、色々な資料と共に、ゴチャゴチャとなってしまった。
情けない話ではあるが、
それぞれの蔵で用いられていた“つくり”の特色などを、
分類できないこととなった。
いずれ球磨焼酎の蔵元へ確認できればと思っています。
<3件目:抜群酒造のHP(外部リンク)>


追記:
球磨焼酎は、WTO(世界貿易機関)にも
地理的表示が認められており、
フランスのシャンパーニュやスペインのシェリー(ヘレス)などと同じく。
この人吉・球磨の産地外のものは、球磨焼酎と呼べないものになっている。
日本国内においては、文化庁が認めている日本遺産であり、
同時に特許庁による商標として認められている。
これは生産者にとっては誇りでもあり。
なにより地域に愛されている。
(続く⇒)
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