里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

卯の花に忍冬も咲いて梅雨が近いか

2022-05-21 15:08:03 | 初夏

 蒸し暑い陽気になって 少し動いても汗ばみます。里山の周りの卯の花が咲き出しました。この辺りでこの頃 多く見かけるようになりました。 

 居間の前の躑躅を掻き分けるように枝を伸ばして 高さも3メータ越えに、いつの間にか大きな顔をして、居付いた卯木です。道の向こうの土手に大きな茂みが有るのは見てたんですが、どんどん増えてます。小鳥が種を蒔いてるようです。ホトトギスは未だ来てません。

 

 棚田の道脇の山に 白いのと黄色くなった花がかたまって咲いてます。東側が棚田なんで 昼間は良く日が当たります。スイカズラ、忍冬、です。

 

 咲いた時は真っ白いんですが 翌日には黄色に色変わりします。金銀花とも呼ばれるそうです。

 

蒸し暑い日が多くなるこの時季、卯の花や忍冬等 真っ白い花はすっきりして 涼し気で良いもんです。

 日陰にも白い花が咲いてます。ユキノシタです。日陰が良いと言っても 藪が酷いのはダメみたいで、上を払ってやったら 猫の耳と言われてる 毛の生えた葉っぱが大きく成ってます。 

 

 梅雨間近で梅が育ってきました。梅雨宣言が早いか 梅の実が熟して落ちるのが早いか、もうそんな時期になったんですね、

 

 庭の藪には 相変わらず筍が出てきてます。出来るだけ折って回ってますが 高くなってしまった奴が何本も伸びてます。畑の方が手が空いたら 倒してしまわないと困った事になります。

 昨日やっと落花生を蒔き終わりました。カラスに悪戯されないように 畝の上にテグスを張りました。今年は猪が入ってるんで 花が咲いてきたら電気柵で防備します。

 スナップとグリーンピースの豌豆が最盛期で採るのが負けそうです。どっちも 豆で採る積りに成れば そんなにキリキリしなくても良いんですが、若い軟らかい莢や豆を採りたいもんで 手が抜けないんです。蚕豆は 土嚢袋に3杯ばかり採って来て 雪国の姉、兄や知り合いへ送りました。未だ暫くは 採って配ってです。軟らかい若いのが良いとか、硬めでほくほくの方が良いとか 注文は無視です。

 早生の玉葱が上がったんで 抜いて1日畝に置いて乾かし、吊るしました。あんまり長持ちしないんですが 吊るしの玉葱が採れるまでの間 間に合います。

 菜っ葉類が切れてきました。ホウレン草や小蕪を蒔きます。虫が酷いんで防虫ネットを掛けてやります。

 来週末から 村の道の草刈りです。あんまり暑く成らないと良いんですが、

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メダカ池の睡蓮

2022-05-14 13:20:33 | 初夏

 昨日の夕方から嵐の様相で、夜中には酷い吹き降りでした。台風で痛めつけられ半壊になった小屋、放置して崩壊を待っている、の周りで破壊的な音がしてました。今朝も未だ吹いてましたが だいぶ大人しくなってます。酷い音は剥ぎ取られたトタンだったようで 何枚か裏庭に飛んでました。

 下の棚田の早苗は随分しっかりして来ました。昨晩の嵐にも耐えられたようで 高めに張られた水から葉先を出し風に靡かせてます。もうじき風の通ったのが見える 緑の原になるでしょう。

 周りの山はすっかり初夏の様相、緑が盛り上がってます。道脇のアザミの太い茎と棘棘の紫の花が初夏を告げてます。

 家の玄関横のメダカ池、睡蓮が咲きました。昼過ぎには閉じてしまいますが、朝は早くから 雨の中でも開いてます。入れ替えしてる訳でもないのに メダカも代を継いで もう10年以上になります。限られた環境でも健気に 生き継いでくれてます。

 雨水だけですが 甕を置いた場所が当たったのか、 甕の大きさが良かったんか、睡蓮が有ったために小さなコスモスになっているようです、

 晴れ間を見て トマトやナス、キュウリなんかの 夏野菜を植えてます。瓜の仲間は ウリハムシに食い尽くされるんで 防虫ネットで覆ってやります。最初の花が咲いて、株が育って、虫の食害に堪えられるように成る迄の保護です。

 蚕豆の大きな莢が下を向く様になってきました。来週には収穫出来ます。鉄漿が出てほくほくした豆を好む人、軟らかく皮迄食べられるのを好む者と 食べてくれる者の好みが分かれます。最初は若好みの何人かの為の収穫になります。

 玉葱は 早生が倒れ終わりました。来週 晴れが続いたら抜いて干します。晩生や紫玉葱は草取りをして ボカシを追肥です。

 春蒔きの菜っ葉類は薹が立って来て 全部抜きました。茎も葉も軟らかく ポキポキ折れる程ですが 薹が立って来てはお終いです。

 スナップ豌豆は盛りです。家で食う分だけでは5株も有れば 足りるんですが、どうしても畑では多くなって、こんなに採ってどうすんの!と叱られる事になります。

 グリーンピースも今度来たら採ります。こっちは 冷凍で取って置けるんで あんまり問題にはなりません。

 里芋は植え終わったし じゃが芋は花が咲き出したし、長芋やヤムいもは蔓を伸ばしてきて 見てるだけでも楽しめます。

 落花生以下 豆類を蒔く時期になって来ました。次々と何か遣る事が有るもんです。- 

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棚田に早苗、緑が綺麗です

2022-05-04 14:49:20 | 春後半

 連休前に上がって来ましたが、棚田には田植えが進んでました。Kさんも 連休前に4枚の田圃は皆植え終わってました。

   

 蛙がコロコロと良い声で合唱してます。

 田圃の両側と向こうの山は 新しい緑で光って盛り上がってます。

 家の南高梅が 沢山実を着け その実が大きく成ってきました。これからは 木が養えられるだけの実を残して 他のを振り落とす時期になります。

 

 今年は買わなくても済む位は 残って育って欲しいんですが---

 梅の枝に登り付けるようにしてやった クレマチスが大きな花を咲かせました。いつもは した草刈りの時 つい刈ってしまうんです。が、今年は気を付けて残した成果です。

 

 家の周りの大草を 娘が刈払い機を振り廻して 大奮闘で刈ってくれました。さっぱりしました。若竹になりかかっていた筍も何本も倒してくれて、筋肉痛だと言い募ってます。

 何本かの筍を折って 焚き火に放り込み 焼き筍にしてくれました。さすがに 折ったばかりの奴を焼いただけあって 良い香りで焼き上がってます。

 家の周りを 娘が遣ってくれたんで、畑仕事がはかどりました。ベランダから持って来た トマト、ナスに唐辛子、おくらや青瓜に南瓜等等、まだ小さすぎる苗ですが植え終わりました。畑は草が蔓延って 畝を作るのが憚られる状態だったんですが、頑張りました。

 頑張ったと言えば、病み上がりのYさんはさすがに農家、私の何倍ものじゃが芋の畑を こんなに綺麗に土寄せを遣っ付けてしまいました。草だってかなり蔓延ってきてたんですよ、

 

 それに比べ 家のは2畝、これでも頑張りました。

 蚕豆が育ち過ぎで 倒れて、畝の間にも入れない状態になってます。Kさんにぼやいてると、育ち過ぎたばかりじゃなく 畝の作り方が悪いんだとの指摘。此処は山の上だから風が強く、特にこの季節は南北が強い。東西に畝を作ったら もろに風を食らう、だから俺みたいに南北に畝を作らにゃ駄目よ、だそうです。

 

 来年はそうしようと思います。

 玉葱の早生が倒れ始めて、サラダやなんかで生で食べたり 炒めても甘くて重宝してます。

 小蕪やホウレン草、小松菜なんかの春の菜っ葉類が軟らかく育って こっちも重宝してますが、大根やレタス、キャベツはもう少し先になります。

 作られなくなった畑が 山に還ってしまい 周りの者に迷惑になってきてます。此処は私が作らせてもらってる畑の 道を隔てて下の畑だった所です。もうすっかり篠竹藪です。

 

 こうなると竹が 道の下を潜って 家の方へ侵攻して来て 生えてきてます。こっちは見つけ次第 掘り返して退かすんですが、根が深く侵略は阻止出来ません。いつか 皆高齢化で後継者も無く 作らなくなり山に戻るんでしょうが、先人の皆さんが一鍬一鍬開墾した汗の成果が無くなって忘れ去られ 知られなくなるのは悲しい事です。

 

 

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