昨日 夜どうし吹き降り荒らし回った 台風の端っこが行ってしまい、今朝は静かです。ベランダから持って来た 地ばい胡瓜の苗を雨でたっぷり湿った 畑に下しました。
台風前の暑さと乾き続きで 胡瓜やナスなんかの夏野菜が 硬くなって年寄りの歯に堪え、一雨欲しい山の畑には 有難い雨でした。
今朝 胡瓜を下しに出て来た畑は すっかり秋みたいな感じです。あんまり暑くて ほったらかしてきた畑は 草が占拠して凄い事に。
胡瓜の手だった所は 南瓜に乗っ取られ、その南瓜も野分に曝されて 盛りを過ぎた姿を曝し 秋の風情。
この白い南瓜は 冬至の頃まで 保存の出来る 旨い奴なんですが、放ってあるもんで 遣りたい放題、成ってる奴を拾って歩くのに苦労します。いずれにしても 秋野菜が始まるんで この草叢はすっかり刈り払って 始末しなけりゃなりません, ため息です。
山の方を見るとこんな風です。大草が盛りを越えた感じ、すっかり秋が始まったみたい、物凄い暑さなのに!
畑の隅に残した 吾亦紅が花穂を紫に染めてきてます。
そう言えば、日が落ちると 居間の前の草叢から ガチャガチャの煩い声や他の秋の虫の音がしてました。暑い暑いと怠けている内に 季節はどんどん進んでいるようです。
去年は草に埋まって ろくに収穫出来なかった薩摩芋です。今年はマルチのフイルムを敷いて 万全の構えで 作ったんですが、この状態。草叢みたいですが ちゃんと芋の葉っぱも見えてます。こうなると もう芋の力に頼るしかありません。
家の芋畑は 電気柵の中なんで 猪には遣られない筈でしたが、草には負けそうです。
欲張って広げた落花生の畑。こっちは 草の侵略がもっと深刻です。此処迄蔓延られると 今や手遅れです。畝に蔓延った蛇草を 引っこ抜くと、育ち始めた 豆の莢も一緒に抜けてしまいます。
蛇草や藜なんかがこう蔓延る前に、小さい内に取って置けば良かったんです。が、小さい内は未だ良いか、と 草なんて 大した事は ないない を決め込んでる内に こうなってしまったんです。
こっちも豆に 頑張れ頑張れ!と声をかけるだけになりました。
下の放棄畑、もう完全に山に還ってしまった藪も 烏瓜や葛なんかの 蔓草が覆ってしまいました。篠竹の藪の中には 猪が作った道まであります。
篠竹は豆や胡瓜なんかの手にするに十分すぎる太さです。村に畑仕事の爺ちゃん婆ちゃんが元気だった頃なら こんなに藪にして置かなっかったんでしょうが もう誰も手を掛ける者は居ません。
家の畑がこうならないように 草を退治して 冬野菜に備えます。
前に今の畑を作ってた U婆ちゃんに、草の種を落とさせないようにしなけりゃ駄目だ!と ずっと言われてたんですが、中々そうはいかない。婆ちゃん、ごめんなさい。