里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

餅を搗きました

2022-12-26 11:12:13 | 年末

 昨日の朝は冷え込んで 雪が降ったみたいに真っ白に霜が降りてました。正月は アパートの方で過ごすだもんで、霜柱をバリバリ踏んで野菜を採ってきました。白菜、小松菜や水菜、春菊等菜っ葉と大根に蕪、人参等。持って帰る野菜は 長芋なんかの芋類も有り、重い荷物になりました。

 一昨日、Yさん家で餅を搗くと言われて、家の分も と仲間に入れてもらいました。

 昼前にお邪魔するともう何臼か搗いて 竈にかかった蒸篭からは良い香りで糯米が蒸し上がっていました。

 旧家のYさん家でも もう臼での餅搗きでは無くて、こんな餅搗き機でやります。

 搗き上がると丸く美味そうな餅になります。これを伸し餅用のポリ袋に取って 伸し餅が出来ます。見た目はそんなでもないんですが この餅は熱い上に重くて、袋を持っている人、餅を持ち上げて袋に入れる人と 2人掛りでないと取り上げられません。

 家は食べる口も量も少なくなって 一臼だけにしてもらいました。それでも 持て余しそうです。

 前の土手や畑の土手でも 日当たりの方は 水仙が咲いてます。すっきりした姿のこの水仙は お正月のお花に良いんで 沢山切ってきました。

 

 一杯実の着いた千両も 何本も切ってきました。

 このところの強い風で 葉っぱを払われて見栄えが良く成った蝋梅も 枝振りを見ながら切ってきました。

 切って来た花や枝は お正月のお花用に何軒かへ分けて上げても 家の部屋毎に飾れました。こんな具合で 余った枝も 小さい花瓶に挿すと 形になりました。

 

 裏の竹藪の紅葉が 霜が降りたんで 中々の景色です。

 こんな霜の日が続くと ヒヨなんかの鳥共と、獣どもが畑や 庭の果物に出て来ます。真っ先に襲われる家の蜜柑は もうこんな具合です。皮ごと食えばいいのに、皮を残して食い散らかします。明日には食い尽くされそうです。

 

 畑の白菜、キャベツや大根が次の標的です。甘くなってくる法連草も奴等のお好みです。食われて困る物にはネットを掛けておきましょうか。

 畑は冬野菜や春の豆なんかの所を避けて、残滓を片付けた所をYさんの息子さんが トラクターで耕してくれることになってます。暫くは野菜の収穫のみの付き合いになります。と 言っても 春は直ぐ来てしまうんですが、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

霜が来て 朱い実が目立ちます

2022-12-11 13:17:36 | 寒くなって

 霜の夜は 月が眩しい位です。裏藪は白いライトで照らしてるみたいで 冷たさが一層際立ちます。

 廻りには 朱い実が目立つようになりました。霜は未だ何回もは来てないんで、小鳥共は飢えてないみたいで、南天や千両、万両やヤブコウジなんかの朱い実は啄まれてません。 

 家の千両は 今迄一番の実の着きようです。

 

 柿の木の下で 夏は強い日射しを避け 秋から春までは 日当たりになる 良い場所を占めて 大きな藪になってたんです。こんなに実が着いたのは初めてなんで 混み過ぎた株に 何か悪い影響でも出たかと心配になる位。一杯切って 正月の花用に 皆に分けようと思います。

 あっちこっちに増えて蔓延ってる南天にも 沢山実が着いてます。

 竹藪を切り倒してますが 足元に一杯居るヤブコウジや 万両にも 朱い実が沢山着いてます。

 これ等の朱い実は 冬が厳しくなると あっという間に啄み尽くされるんで、千両だけはネットを掛けて 護ろうと思います。 

 

 朱くて食い出の有りそうな烏瓜は カラスもヒヨも好みで無いようです。樹を覆って伸び蔓延った葉や蔓が枯れて 朱い実が目立ってますが 鳥も獣も食わないんで 何時迄も光ってぶら下がってます。

 前庭の野良ウコンも葉っぱが焼けてきました。野良になって根っこがだんだん上がって来てます。酷い霜が來る前に枯草を被せて土を盛ってやります。

 部屋に入れてやった デンファレが咲きました。沢山集め育てていた蘭の仲間は 皆枯らして いくつも残ってません。生き残った 幾鉢かは何とか 咲き続けられるよう 手を掛けてやります。

 

 畑は 冬野菜を採ったり 残った豆やなんかの残骸を集めて燃したりです。この辺りは 霜が酷くなっても 草が 時期に合わせて蔓延ります。

 今はハコベ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ぺんぺん草にハルジオン他イネ科の有象無象、やたら芽を出し 伸びてきます。こいつ等は しっかり根を張るんで 下手に引っこ抜くと野菜共々抜いてしまう事に。霜で表面は軟らかくなってるんで 草だけ抜くのは中々手間と気遣いが要ります。

 暮になりました。来週あたりから 餅搗きの話が出て来ます。  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沢庵を漬けました

2022-12-04 14:29:34 | 冬中

 沢庵を漬けました。先週干した大根 14本、7㎏。糠は毎日精米するのを取って置いて集めたのを2㎏ばかりと 塩は400g、昆布と唐辛子は適当に、酢と醤油は半カップと言うのが 家のやり方。 

 大根は1週間では殆ど乾きません。寄る年波で 昔の様な 皺の寄った噛み応えある沢庵は無理、と言う事で 干し上げない大根を漬けました。この大根では 漬かってきて水が上がるのは早いんで 暮には食べられます。

 2回目として、今度は少し 昔風に干し上げた奴を漬けてみようと、抜いて洗って 竿に掛けました。1回目から1週間、畑に置いた大根は思いの他育ってました。こっちは暮に漬け込みます。  

 2人しか食べないのに そんなに大根を漬けて、誰が食うの!と笑われました。

 クロガネモチ、家の入口の土手の角に居ます、の実が真っ赤になりました。鉄(くろがね)黐(もち)と金を呼び込むと縁起を担いで 庭木に植えられたようです。

 

 前の住人だった 婆ちゃんの頃は 形良く刈り込まれてたんですが 家が手を掛けなかったんで 枝が伸び放題で大木になりました。

 樹を飾ってくれる朱い実は 暮に向かい霜が來るようになると ヒヨが集まって来て一日で無くなってしまいます。

 ヒイラギ(柊)が咲いてます。冬の木の通り、暮れになるといつの間にか咲いてます。ほんの少し香ります。家には何本も有るんで 見てる筈ですが、いつの間にか咲いてる 葉っぱのトゲトゲの割には お淑やかです。

 

 蝋梅は咲き始めました。未だ緑の葉っぱがいっぱいで、枝にくっ付く様に咲いてる花は 葉っぱに隠れてしまってます。家のは 日当たりで風も遮られてるんで 早く咲き過ぎるんです。

 

 それでもつぼみは 未だ硬いのが一杯着いてますんで 霜が来て葉っぱが散って 花が目立つようになる迄 咲き続けてくれそうです。

 昨日 Yさんが豆トラで畝の間を耕してくれたんで 蚕豆の土寄せを終わらせられました。霜が来そうなんで一寸心配だったんですが、一安心です。 

 

 Yさんの見立てでは 中々の出来だそうです。Yさんの居る下の部落では 蚕豆は神様が許さないんで作れません。それで 家で種を蒔いて Yさんの分も育ててます。でも 畑をトラクターで耕したり 機械の仕事は Yさんがやってくれますんで助かります。

 畑の仕事は 冬野菜の収穫がほとんどで 手が抜けます。暮迄は 屋敷内の藪退治に専念出来そうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする